運動を習慣化する最初のスモールステップを乗り越えるための4つの条件を考えた

スポンサーリンク
体づくり

10月から筋トレをしています。筋トレは良いです。有酸素運動より短時間で済むし、そのわりに脂肪がよく燃えるみたいでたくさん食べてもそうそう太らない。

はじめから筋トレしておけばよかった!!

と、思わなくもないのですが、実際はそう簡単な話じゃないんですよね。

ってことで、ダイエットでも健康増進でもなんでも、とにかく運動を習慣化したいときのスモールステップについて、考えてみました。

はじめからガチの筋トレはできない

筋トレって体力づくりにもボディメイクにも本当に素晴らしい効果があるんですけど、はじめから筋トレって、無理があるんですよね。

筋トレのデメリット、わたし的にはこうです。

  • 動きが地味でやってる感が得られにくい
  • やるべき種目や回数がわからん
  • 正しいフォームもわからん
  • 重量や回数の上げ方もわからん
  • 増量期とか減量期とかもわからん

つまり、動きが地味でやってる感がないのにやたら頭を使うのです。

だから、やる前からもう諦めちゃう。めんどくせ。ってなる。

頭を使わなくて良い、やってる感ある運動が良い!

逆に、最初に取り組みやすいのは、頭を使わなくてもできる、しかも「やってる感」のある運動です。

わたしの場合、それがフィットボクシングでした。

フィットボクシングはリズムに合わせてパンチを繰り出すゲーム。言い換えれば、超~簡単なダンスをしているような感じ。盆踊りに近い。(近くない)

ずっと動いてるけど単純な動きで、全部ゲーム側が指示してくれるから頭を使いません。

頭を使うとしても「何分やろうかな?」とかそんな感じなので、筋トレと比べたら1000分の1ぐらいの労力です。

楽しくてラクな運動。でも変化がわかる強度も大事

楽しいけどそこまでしんどくない、みたいな運動がはじめはいいけれど、かと言って変化が見えないのでは続きません。

「筋肉痛にならなくなった」「息が上がりにくくなった」など、継続するうちに変化が感じられることで、「もう少し続けてみよう」と思えるようになります。

フィットボクシングも、一生懸命取り組むとはじめは全身筋肉痛になったり、息がゼイゼイいったりしますが、1週間も続けると息もハアハアぐらいに変わり、筋肉痛にもならなくなります。

成果が実感できると、やる気につながりますね。

若干の強制力も必要

フィットボクシングをしていて思ったのが、若干の強制力も必要だな、ということ。

フィットボクシングは運動を継続するための仕組みが素晴らしいです。

毎日の記録がカレンダーで表示されるし、「○日継続中!」というのも出る。

あとはインストラクターが「明日もよろしくね!」みたいなのを言ってくれる。

すると、記録が途絶えるのは嫌だな、とか思って少しだけでもやろうってなる。少しだけやってるうちにもうちょっとやろうってなることも多々。

家で筋トレするだけだと強制力は特に無いんですよね。簡単にサボれてしまう。

よく、ダイエットでも禁煙でも、周りに宣言すると良いと言われますが、これがちょうど、「若干の強制力」にあたると思います。

強制力がきつすぎると逃げ場がなくストレスになりますが、若干の強制力は運動習慣をつける上でも大いに役立ちます。

運動を習慣化するための条件まとめ

まとめます。運動を習慣化したいときの最初の最初にする運動の条件。

  • やってる感、楽しい
  • 頭を使わなくていい、ラクな運動
  • でも変化が実感できる強度
  • 若干の強制力

最短距離でダイエット・ボディメイクするなら、理屈では筋トレが最強の運動です。

ただ筋トレは、本格的に取り組むとなるといろいろと考えなければならないことがあり、面倒くさいししんどい。

もし筋トレから取り組むとしても、最初は難しいことは考えずに自分が知ってる種目に絞っておこなうのが良いのかな。

頭を使わない運動といえばウォーキングやジョギング、エアロバイクなんかもありますが、わたしは単純すぎる動作は逆に、いろいろと考え事をして疲れてしまうんですよね。景色にも飽きるし。

と、人によって好みもあるんでしょうけど、運動を習慣化したいときは、運動強度などをもとにした正論に従うのではなく、自分がポジティブな気持ちでゆるっと続けられそうなものから手を付けてみるのが正解なのではないかと思っております。