ラベンダー「グロッソ」を挿し木から栽培する記録2021年10月~

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ガーデニング

ラベンダーは涼しい場所で育つイメージがあり、灼熱の京都で育てるのは難しそうだな、と思っていました。

でもやっぱり育ててみたくて、いろいろ調べた結果、ラベンダーの中では暑さに強いと言われる、「グロッソ」というラベンダーを育てることにしました。

グロッソはラバンディン系のラベンダーで、比較的暑さに強く、うちの近所でもちらほら見かけます。フレンチラベンダー(うさぎみたいな形の花が咲く種類)も見かけるけど、あの花の形があんまり好みではないので、グロッソがいいな、と。

で、思い立ったのが9月。ガーデニングには向かない時期ですが、フリマアプリを見たら枝を出品している方がいらしたので、ダメ元で購入してみました。

2021年10月 挿し木してみる

届いた枝は、まず下葉をとったり、長さを整えたりして、水に挿しておきました。2日ぐらい浸けました。長さは10~15cmぐらい。

で、バーミキュライトに挿し木しました。挿し木は室内で管理。バーミキュライトが乾かないように水を与えます。

これはけっこう葉を残していますが、この半分ぐらいにまで葉を減らしたほうが、成功しやすいように思います。

2022年4月、鉢上げ

時期も悪かったので、枯れてしまうものが多く。合計6本挿し木して、2本だけ生き残りました。

これは2022年4月の様子。残った2本も、色が悪いでしょう。

で、10月半ばに挿し木して4月に入るまで、根も全然見えませんでした。

根の様子を確認するために、挿し木はたいていプラスチックのコップを使っています。

「もうだめかなー」と思っていたけど、暖かくなってくると、新しい芽が出てきました。

これは植え替えた直後の写真。

3号(直径9m)サイズの鉢に植えました。

土は、赤玉土5、腐葉土3、川砂2です。

ラベンダーの土の配合では川砂と書かれていることが多いです。でも、なくても育つと思います。

植え替え後は1週間ほど養生させたのち、暖かくなってきたので、外に出しました。

植え替えから約1か月経った5月。

少し大きくなりました。

ていうか、鉢が小さかった。

2022年6月植え替え

鉢が小さいと水切れもしやすくなるし、気温の影響も受けやすくなります。

夏に向けて、大きな鉢にお引越ししてもらうことにしました。

植え替え前。

植え替え後。

3ガロン(約11リットル)の不織布プランター(ルーツポーチ)です。

最近よく使っていますが、本当に使い勝手が良い。

あとは、真夏をどう乗り切るか。

がんばります。

2023年4月大きくなりました!

前回の写真が2022年6月なので、10か月も経過しましたね。かなり大きくなりました!

引っ越しをしまして環境が変わっています。

グロッソならではのシルバー系のグリーンが美しいです。

2023年6月、開花!

6月5日の様子

ついに、開花です!

ここから一気に咲き乱れてくれました。

来年は忘れないよう、咲き乱れている様子の写真も撮りたい。

ラベンダーの香り、とても良いです。

せっせと収穫して、束ねて干しました。

室内の風通しの良い場所に干し、カラカラに乾いたらほぐして、ポプリにしました。

ポプリを作るときには精油を使うことが多いようですが、採れたてのラベンダーなので(?)、ラベンダーと保留剤のみで作りました。

「保留剤」とは、香りを留めるために使うもので、オリスルートというものを使うのが定番なようです。

友達に配って、ひとつは枕元に置いています。

さて、その後は猛暑続きでベランダに出るのも億劫になり、花後の剪定をすっかり忘れておりました。

調べてみると、グロッソは春前(2月頃)に強剪定をすると良いそうなのでそうします。

そろそろ植え替えもしたほうがいいかな。

狭いベランダだから鉢を大きくするのが厳しい。根っこをむしって今と同じプランターに植えるのでもいけるかな。保険として剪定枝は挿し木にしておこうと思います。

また、成長の様子を追記していきます。