生ごみコンポスト2023冬。ぶんぶんチョッパーの導入が良い感じかも

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ガーデニング

2022年末に引越したのでしばらくコンポスト生活はお休みしていたのですが、2023年1月半ばから再開しました。

2022年バージョンでは、生ごみを細かく刻んだりはせず大胆に捨てていたのですが、やり方を変えました。

2022年のやり方のおさらいと問題点

2022年バージョンでは、こんなふうに実践していました。

  • 生ごみは大きめの容器に溜めて数日おきに容器に投入
  • 細かく刻んだりはしない
  • 全体に土をまぶすように混ぜてから容器に入れる
  • 上から古土をかぶせてミルフィーユ状に重ねていく

大きめの容器はこれ。

で、容器に生ごみが溜まってきたら古土を少し入れて全体にまぶすように混ぜ、コンポスト容器へ。その上から古土をかぶせる。

この方法だと生ごみを刻む手間が無くてラクなんだけど、生ごみの分解には時間がかかります。

わたしはダイソー300円商品の容器(そんなに大きくない)を使っていたので、同じ容器を4つ用意してローテーションしていました。

あともう一つの問題点は、ウジ虫(アブ)がわきやすいかも、という点。

もう、ほんとにキモいです。ただ、この子たちが涌くとごみを爆速で分解してくれるというメリットも。

とはいえ市街地に住んでいる以上は近所迷惑になる恐れもあるので、ポツンと一軒家じゃないと、厳しいものがありそうです。

たっぷりと土をかけることと、防虫ネットなどで容器を塞ぐようにするとだいぶ防げそうではあります。

2023年冬、生ごみコンポストのやり方変更点3つ

これまでの問題点も踏まえて、再開後のコンポストは、少しやり方を変更しました。

生ごみを細かく刻むことに

問題点というか、引越したことでまずガーデニングに使えるスペースが激減したんですよね。あえて激減する物件を選んだわけですが。広いと管理も大変だった……主に草抜き……

で、コンポスト容器もそんなにたくさん並べられないので、1つあたりの容器の使用期間を長くする必要があるわけです。というわけで、生ごみを細かく刻んで分解速度を早めることにしました。

実は前から試そうと思って購入してあった、ぶんぶんチョッパー(正確には、ダイソーの『ハンドル野菜カッター』)。

現在はリニューアルされ、もう少しおしゃれでサイズも2種類になっています。大きいほうは500円だったと思う

生ごみをわざわざぶんぶんチョッパーするの、超絶面倒なんじゃないかと思ってたけど、やってみるとそうでもないです。

お茶っ葉やコーヒーかすは乾燥させてから入れる

これまでは、お茶っ葉やコーヒーかすはほとんど捨てていました。

コーヒーフィルターやお茶パックに張り付いているから、きれいに取れないですよね。

お茶パックは袋をやぶる手間もあるし、面倒くさい。

けど、乾燥させてからならきれいに取り出せる。どれぐらいで乾くかもわからないからとりあえずやってみたら、思ったよりスムーズに乾いてくれることがわかりました。

キッチンの吊り棚にフック式のピンチを引っ掛けて、そこに吊るして乾燥させています。

お茶パックは軽くしぼってから。コーヒーは、飲み終わってカップを片付けるころには冷めているので、特にしぼったりはせずそのまま。

ピンチがありすぎても儀式っぽくて怖いので3つにして、干す場所がなくなったら半乾きのものは吊り棚の上に移動させています。

翌日に、前日の分をコンポストに入れる感じです。

卵の殻はこなごなに砕いてから入れる

卵の殻は分解までにかなり時間がかかるので、もう入れるのをやめようかな、とも考えましたが、細かく砕いて入れることにしました。

ぶんぶんチョッパーでも砕けるかもしれないけど刃が傷みそうなので、入れていません。

卵の殻は袋に入れて冷凍しています。凍った状態で圧をかけるほうがこなごなになりやすい気がするからです。普通に砕くよりも「パリン!」と割れます。

何個分か溜まってかさばってきたら、袋の上から揉んだり押したりして砕きます。すると容量が減るのでまた何個分か殻を入れられます。

細かく砕いたからといってどの程度分解されるのかまだわかりません。様子を見ながら、あまりに殻が残るようなら入れるのを控えたり、調整するつもりです。

すでに1袋分の殻(20個分ぐらいかなー)を投入済み。投入前には上の画像よりもう少し念入りに細かく砕きました。

生ごみを刻んでコンポストに入れる流れ

実際にどんなふうに実践しているのか、紹介します。けっこう気に入っている流れです。

まず、生ごみはぶんぶんチョッパーの容器に入る大きさに切って、入れます。

容器自体が小さい(400ml)んだけど、バナナの皮だけ、とかのときはいったんそのまま冷蔵庫で保管して、その後別の野菜くずを追加してごみが溜まったら、ぶんぶんしています。

野菜をまとめて下ごしらえする日はたくさん野菜くずが出るので、ぶんぶんしたら保存容器などにうつして、次の野菜を入れて、と何度か繰り返すこともあります。

900mlの大きいものがあったほうが便利ですね。こんなに使うとわかっていたらはじめから大きいのを買ったな。今のが壊れたら大きいのを買います。

ところで、容器に生ごみを溜めてコンポスト容器に移すにしても、このように、容器にけっこう残っちゃいますよね。

コンポスト内が水分不足であれば水ですすぎながら入れるとかできるけど、毎回それだとべちゃべちゃになってしまうし。

今使っている容器はいわゆるバケツコンポストと同じスタイルなので底から水が抜けることもなく、際限なく水を入れることはできません。

そこで現在は、シンクの排水口のゴミ受けを有効活用しています。

容器に残ったかすも、シンクで水洗いしてゴミ受けに溜めて、ゴミ受けをコンポスト容器の上でひっくり返してガンガン!!と打ちつければきれいにすべてのかすが落ちてくれます。

ぶんぶんチョッパー1回分ぐらいなら、すべてゴミ受けに入れてからコンポストに持っていくと手間が少なくてラク。

ゴミ受けからは水がぽたぽた滴るので、ぶんぶんチョッパーの容器を受け皿にするとちょうど良い。

で、これをコンポスト容器にどさっと投入。

コーヒーかすやお茶っ葉も。

なお、コーヒーフィルターやお茶パックそのものは、コンポストには入れられません。すごく長い年月をかければ分解されるかもしれませんが。

ミミズコンポストなら入れられるらしいんですけど、ミミズコンポストはわたしにはちょっとむずかしいな。

さて、今は冬なので虫の心配はありません。土をたっぷりかけてやる必要もないので、スコップ(関東ではシャベル)1杯分だけ古土を入れます。

関西人なので、シャベルと言われると雪かきするような大きなものを想像してしまいます。苦し紛れに「移植ごて」とか言うのもなんだかなー

そして混ぜる。

混ぜる作業が、けっこう無心になれて、まあまあしつこく混ぜてしまうこともあります。

冬でもそれなりに分解される

冬だし、大寒波なんかもあったし、さすがに大寒波のときは、全然分解されないし、なんならちょっと凍っていました。

が、少し気温が高めの日があると、表面に白いふわふわ(糸状菌、いわゆる白カビ)がやってきてくれたりして、いつのまにか分解が進んでカサが減っています。

はじめは古土を少し多めに入れて混ぜて、米ぬかも500gぐらい入れたと思う。

コンポスト再開してから1か月ちょっとで、容器使用率は現在7割ぐらいかな。容器が満杯になるまでに冬でも1か月以上かかるのは、なかなかパフォーマンスが高いんじゃないかと思います。

そうそう米ぬかですが、引越してきてから見つけたお米屋さんが、精米時に出た米ぬかを無料でくださるので、すごく助かっています。今、ぬか漬けも再開してるから米ぬかは欠かせない。

米ぬか欲しさに玄米を買って家で精米したりもしていたけど、精米頼めるときは頼んだほうがラクですね。

自分で精米するのも楽しいし、そのときの気分でいろいろやっていきます。

米ぬかじゃなくても、油かすならダイソーでも安く買えてコンポストの分解力を高めてくれますよー。