今年は植物に癒しを求めているのか、観葉植物を続々とお迎えしています。
8月には、ガジュマルが仲間入りしました。
このページでは、ガジュマルの栽培記録をしていきます。
また、植え替えについて、たまには詳しめに紹介したいと思います。
今回購入したのは、300円商品のガジュマルです。
ぷっくりとした幹がかわいらしく、お気に入りです。
購入後はすぐに植え替える
ダイソーの観葉植物は小さなポットに入って売られているので、購入後はすぐに植替えしたほうがいいです。
今回は、穴があいていない鉢(鉢カバー)に直接植えてみました。
鉢カバーもダイソーで売っているものです。
直径10cm程度。
必要なものは以下のとおりです。
- 直径10cm程度の鉢カバー
- 珪酸塩白土(ソフトシリカ、ミリオンA)
- 観葉植物の土
- スコップ(使い捨てのプラスチックスプーンでも)
珪酸塩白土は根腐れ防止剤のことで、穴があいていない鉢を使う際には、鉢底石の代わりに使っています。
観葉植物の土はなんでもいいと思います。
植物の種類や環境に合わせてブレンドするのがベストなんでしょうが、大変なので。
画像に写っているとおり、わたしはこういう小型の鉢植えであれば、プラスチックスプーンをスコップ代わりに使っています。
土のすきまを埋めるため、よく割りばしが使われますが、プラスチックスプーンなら柄の部分を割りばしみたいに使うことができます。
観葉植物の植え替え手順
【1】鉢に根腐れ防止剤を敷き詰める
【2】観葉植物の土を少し入れる
このときに土を入れ過ぎると植物が入らなくなるので、高さをみながら調整してください。
【3】ポットから植物を取り出す
根にも勢いがありますね。
【4】植物を鉢の中央に配置して周りに土を入れる
鉢をまわしながら少しずつ土を入れます。
【5】棒状のものをざくざく刺して、土のすきまを埋める
すきまを埋めることで土の位置が下がっていくので、土を足しつつ調整します。
【6】完成。水をやる。
通常は「鉢底穴から流れ出るまでたっぷりと」水をやるのですが、今回は穴の無い鉢を使っているので、控えめに(穴あり鉢のときの半分ぐらいの感覚)やります。
植木鉢での栽培に慣れていない方は、穴があいている普通の鉢を使うほうが簡単かもしれません。
でも、たいていの観葉植物は乾燥気味に育てても全然問題なくて、葉がしんなりしてきてから水やりしても大丈夫なぐらいなので、やりすぎだけ注意すれば、穴なし鉢でも育てられると思います。
ぐんぐん成長しそうなガジュマル
鉢に植え替えた姿がこちら。
1週間ぐらいは薄暗い場所で休ませましたが、その後は南向きの出窓に置いています。
それぞれの枝の先、新しい葉がどんどん出てきています。
今後も成長を見守りつつ、こちらのページで記録していきたいと思います。
2022年2月、購入から半年後
半年でけっこう伸びましたね。ただ寒いので勢いはありません。
春になったら植替えと剪定を予定しています。
2022年3月 植え替え、剪定、挿し木
こちらの記事でも書きましたが、植え替えました。
で、枝がすごく伸びてて、これからまた成長期に入ると思うと末恐ろしいので、剪定することにしました。
ガジュマルはすごく丈夫だそうで、けっこうがっつり剪定してしまっても良いみたいです。
コンパクトになりました。これで、ほかの観葉植物の邪魔にもならないでしょう。
剪定した枝
これらを、挿し木にすることにしました。
10cmぐらいの長さにして、下葉を取ります。
先端は、このように斜めに切って、水に触れる面積を少しでも広くするのが挿し木の基本です。
また、葉は半分ぐらいに切って蒸散を抑えるというのも基本。
なお、ガジュマルはゴムの木の仲間なんですけど、樹液でかぶれる場合があるので、アレルギーの方は特に気をつけてください(素手で触らないように)。
こうして作った挿し穂を、赤玉土やバーミキュライトといった無機質な土に挿しておけばそのうち根が生えてきますが、今回はとりあえず水挿しにしました。
1~2日に1回ぐらい、水換えします。
そのうち、根が生えてきます。これは水挿しにして約1か月後。
太い枝のほうが根が生えてくるのが早く、細い枝は遅いです。
根がしっかり生えてきたのを確認してから、土に挿しました(鉢上げといいます)。
土は、赤玉土5・腐葉土3・バーミキュライト1・パーライト1をブレンドしたものです。もちろん、「観葉植物の土」みたいなのを使ってもいいです。
鉢上げして1週間ぐらいは日陰で休ませて、その後は日当たりの良い出窓(レースカーテン越しの光が当たる場所)に置いています。
ガジュマルはフィカス属で、室内で楽しめる観葉植物の中ではわりと光を好む植物なので、なるべく明るい場所に置いてあげるのが良いと思います。
また、水をすごく吸うので、けっこうこまめに(2~3日に1回ぐらい)たっぷりと水やりし、ほぼ毎日、葉水(霧吹きでスプレー)をしています。
今後は、本体の成長の様子に加え、挿し木の様子も記録していきます。
ちなみに、4本挿し木してすべて発根しましたが、3本はフリマアプリで売りましたので手元にあるのは1本だけです。
2022年10月、挿し木の植え替え
挿し木、枝がみょーんと伸びております。アンバランス……
気根と呼ばれる根に加え、通常の根も鉢底から伸びております。
鉢から出したところ。
植え替えました。4号サイズの鉢です。
なお、親株のほうも生育旺盛で、剪定しては水挿しして発根させて、フリマアプリで売るというのを繰り返しました。
が、売るといっても安く譲るだけなので、仕事にはなるわけではありません。労力を考えたら小遣い稼ぎにもならないぐらい・・・。
楽しいからそれでいいんですけどね。
知り合いの方であれば普通に差し上げますので、いつでもお声掛けください。
2023年3月 植え替え
2023年3月に親株のほうを植え替えました。
幹の部分はそんなに変わらないのですが、前の鉢は少し窮屈そうだったので。
あと鉢が小さいと、すぐに土が乾いて水やりが大変なんですよね。
この鉢はもみ殻から作られた、自然に還るタイプの鉢です。
挿し木の方も相変わらず元気です。
見た目は少し葉が増えたぐらいですごく大きくなったとかではないですが、少しずつ成長しているように思います。