少し前から、ダイソーでペーパークラフトバンドキットを見かけるようになりました。
わたしは、クラフトバンドというか、かご編み自体が未経験でしたが、以前から興味はあったので先日ついに購入しました。
最近体調が芳しくなくてあまり外に出られないし、何か没頭して作業していると少し楽なので、こういう手仕事系の作業ばかりしています。
というわけで、今回はペーパークラフトバンドキットでカゴを作成した感想などを書いておきます。
ダイソーのペーパークラフトバンドキットの使い方
ダイソーのペーパークラフトバンドキットは、こんなパッケージで売られています。
作成できる小物はいろんな種類があって、クラフトバンドの色もさまざまです。
選ぶのも楽しかったですよ。
12本取りのクラフトバンドが6mと、あとは作り方の説明書が入っています。
ちょっと分かりにくいところもありましたが、なんとか大丈夫でした。
では、ここからは完成までの流れを見ていきます。
必要なものを用意する
キットのほかに、以下のものが必要です。
- はさみ
- えんぴつ
- メジャー
- 要らないカード(もしくはクリアホルダー)
- 木工用ボンド
- 洗濯ばさみ
わたしは木工用ボンドが見当たらず、「裁ほう上手(という布用ボンド)」を使いました。
洗濯ばさみは、上の写真のように、ボンドで貼り合わせた箇所を固定するときに使います。
クラフトバンドを指定の長さ・細さに分ける
クラフトバンドを使ったハンドメイドでは、下準備が必要です。
クラフトバンドはもとは12本がくっついた状態になっているので、これを作品に応じた幅に「裂く」作業が必要です。
長さ・幅さまざまなパーツに分けていきます。
このときに「要らないカード」もしくは「クリアホルダー」を使います。
詳しいやり方は説明書に記載されていますので、説明書を見ながら作業しましょう。
裂く作業、けっこう快感ですよ。
骨組み部分を作る
クラフトバンドを裂いたり切ったりする作業が終わっても、まだ編みません。
次は「骨組み」となる部分を作ります。
この骨組みをもとに編んでいくことになります。
骨組み部分は作品によって異なるので、説明書どおりに組み立てましょう。
そして、ボンドで固定します。
ちなみにこの作品の場合、所要時間は1時間程度とありましたが、ボンドを乾かす時間も必要なので、実際には数時間かかります。
手を動かしている時間が1時間程度って感じ。
骨組み部分をしっかりボンドで固定したら、いよいよ編む作業に入ります。
編む
さあ編み始めるぞ!
と言っても、また「ボンドで固定して乾燥するまで待つ」という作業があります。
今度は編み紐を骨組みに貼り付ける必要があるからです。
作品によっては貼らずにすぐ編み始められるものもあるかもしれませんが。
編み始めを固定できたら、いよいよ編んでいきます。
編み方も説明書に詳細に解説されています。
この緑のカゴは、形がシンプルなのですぐ編めました。
でも、作品によって程度の差はあれど、編んでる途中でもボンドを使った貼り合わせ作業が入ってくるので、ボンドを乾燥させるための空き時間がちょこちょこ発生します。
ダイソーのペーパークラフトバンドキットを使った感想
ダイソーのペーパークラフトバンドキットは税抜100円で購入できるわりに、お値段以上に楽しめる商品だと思いました。
大きな作品を作りたい人には物足りないでしょうが、小物作りであれば大量のクラフトバンドを買う必要もなく、手軽にチャレンジできるのがいいですよね。
わたしはかご編み自体が初めてだったので、編み方の基礎がわかってよかったです。
ただ、所要時間については、前述のとおりボンドで乾かす時間は入っていません。
乾かしているあいだ、作りかけの作品やこれから使うパーツなどを置いておける場所が必要です。
短時間で仕上げたいなら速乾タイプのボンドを使ってくださいね。
ボンドが半乾きで作業再開すると、固定したかった場所がずれてしまいます。
わたしは、ミニかごバッグを作るときにそれで失敗しました……。
あと、印をつけるのが面倒で目分量で測ったり、雑な仕事になってしまい……。
言い訳をすると、体調が悪かった(のに、やりたい気持ちを抑えきれず無理してしまった)のです……。
めっちゃゆがんでますよね。
作りたかったのはこれなのに。
このキットはやること自体はわりと簡単で初心者にも安心。
でも、「ちゃんと測る」「ちゃんと乾くのを待つ」といった基本をおろそかにすると失敗します。
そこだけ気を付ければ、可愛いかご作品が簡単に作れますよ。
わたしも次回は丁寧に作業します。