大人の女性として身につけておきたい礼儀作法・マナーを再確認して気を付けようと思ったこと10個

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ひとりごと

マナー・礼儀作法って、なんか堅苦しいじゃないですか!!

ね?そう思うでしょ?

って思ってたんですけど、でも、人一倍、人に気を遣いすぎる気質のわたしは、とにかく人を不快にさせてはいけないという呪いのせいで、堅苦しくマナーを気にして生きてきました。

が、もう35歳。
そして前厄に入った昨年の夏、いろいろと考えた結果、人の顔色を過剰に気にする必要はない、と吹っ切ることができました。

人のことを気にする前に、まずは自分が満たされていなければならない。
自分を犠牲にしてまで人のために動くなんて間違っている、と。

で、ゼロベースでマナーについて考えたとき、「ていうか自分のために、マナーって大事やろ!!」と思ったのでした

これは、「他人の目を気にして他人軸で振舞う堅苦しいマナー」ではありません。

あくまで自分が気持ちよくなるため。

いくつか本を読んだりして、「今後はこういう点を気を付けたいな」と思うところがいろいろあったので、まとめておきます。

あ、べつに「マナー」に限らず、「こういう所作を身につけたいな」と思うことも含まれます、ご承知おきください。

指先を揃える・キツネの手を意識する

美しさって、毛先だったりつま先だったりに表れると言われますが、この年になると、「本当にその通りだな~」と思うようになりました。

だから、わたしはこまめに美容院に通うし、靴のお手入れもがんばる。

手先も、なるべくハンドケアをこまめにして、ネイルも欠かさないようにしています。
あと、食洗機を使って、食器洗いは極力しない!!(乾燥肌だからというのもある)

けど、「指を揃える」っていうのはあんまり意識できていませんでした。

たしかに、だらしなく指先が広がっているより、きちんと揃えられているほうが美しいですよね。

加えて、「キツネの手」を意識するとより一層美しい。

「キツネの手」とは、親指・中指・薬指をつけてキツネの形にして、そこから指を少し離した形・・・と言っても分かりにくいですかね??

バレリーナの指先のよう、と言うほうが分かりやすいかな?

場面に応じて、指先をきちんと揃えたり、バレリーナのようにエレガントな形を意識してみたりすると、指先まで美しい人になれるかな、と思います。

1年に数回は着物を着る

がさつな振る舞いは、和装には似合いません

大股で歩いたり、腕をブンブン振って豪快に歩いては、着物が乱れてしまいます。

着物を着こなそうと思うと、立ち振る舞いも自然とおしとやかになりますよね。

加えて、日本の伝統文化に触れる機会を持つという意味でも、着物を着るのはいいことだなぁと。

わたしが読んだ本では、まずはお正月に着物を着てみませんかと書かれていたので、来年のお正月は着物を着たい!

でも、今どきは初詣で着物を着てる人もほとんど見かけなくなりましたね・・・わたしは着るぞ、来年は。

なお、わたしがマナーについて考えるために読んだ本については、記事最後に紹介します。

「おそれいります」と言う

「すみません」ではなく「おそれいります」と言いたい。

大人っぽいですよね。

Webライターをしていますと、「読書習慣がなく、当然活字中毒でもなく、ほしい情報を手っ取り早く求めている人のために文章を書く、ゆえにとにかく平易な表現でわかりやすく書く」のが正義になりがち。

でもね、そうなると、自分の語彙力がガンガン減っていくんですよ・・・。

これはマズイと思って、昨年からは実用書以外の本もたくさん読むようにしているんですけど。
わたし自身は読書好きの活字中毒なので・・・。

「おそれいります」に限らず、かしこまった場面できれいな言葉遣いができることは、わたしが思う「素敵な大人像」に必須の条件なので、わたしも語彙力を増やしてそれを活用できる人間になりたいです。

語尾を端折らず話す

緊張する場面だったり、自分の意見に自信がないときだったりすると、誰もがごにょごにょしてしまいます。

緊張や自信のなさから語尾をはっきり言わないと、余計に自信のなさが際立ちますし、相手に良い印象は与えません。

また、「こんなもんで伝わるでしょ」という傲慢な気持ちがあるときも、語尾を端折ってしまう人がいます

これはこれで、「雑な人」という印象になってしまうんですよね。

語尾まできちんとはっきりと、端折らずに話すのが、大人としての振る舞いだなぁと思います。

ただし、お悔やみは別です。
お悔やみの場面ではハキハキ話すのではなく、言葉少なめに、語尾にかけてトーンを落としていくような話し方が良いのだとか。

相手が言い終わるまで聞く

相手の話を最後まで聞かずに、途中で自分が話し始めてしまっていませんか?

わたしは、正直めっちゃ心当たりがあります。

せっかちな性格で、正直頭の回転は速いほうだし、「あ、それってこういうことでしょ?」ってやってしまいがち・・・。

話の途中で自分が話し始めちゃうの、本当に幼稚なのでやめたほうがいいですよ・・・。

親しい間柄になるほどやってしまうので気を付けたいです。

関連する話として、「沈黙を恐れない」というのもあると思います。
沈黙を恐れて「あの」「え~っと」と連発する人がいますが、落ち着きのない印象になってしまいますよね。

沈黙はできていいので、落ち着いて、思考を整理した上で、丁寧にゆっくり話せばいい。

わたしも、「すぐ打ち返さなきゃ!」と、相手がさんまさんなわけでもないのに急いでしまうことがあるので、気を付けたいです。

懐紙を使う

お懐紙って、実際持ち歩いている人ってどれぐらいいるんだろう?

わたしの周りにもほぼいないんですが、以前、ママ友がお懐紙を出しておられたのを見たことがあって、「こ、これが大人の女性……!」と心を揺さぶられたんですよね。

実際使う機会はそんなに多くないですが、会食の際にはバッグに入れておくと、活躍することがありそうです。

和雑貨系はそもそも可愛くて乙女心くすぐられるものが多いので、そんなに使うことはなくても、持っているだけで気分がいいかもしれない。

コートを脱ぐタイミングを考える

寒い季節に人を訪ねる際に、上着を脱ぐタイミングはいつなのか知っていますか?

わたしはずっと、外で脱ぐものだと思っていました。

でも、欧米では違うんだそうです。
欧米では、中に入ってから、玄関で「どうぞお入りください」と言われてから脱ぐのがマナーなのだそうです。

つまり、室内に通されず、玄関で用が済むような場合は上着は着たまま、ってことですよね。

まぁ、欧米式のマナーが必要になる場面自体がべつにないんですけど、場面に応じて使い分けられたほうがかっこいいなと思うので、覚えておきたいです。

レディファーストを守る

男女平等は大事だと思っていますが、マナーとしてのレディファーストは守りたいなと思っている派です。

というか、わたしが思うのは「人の好意を無下にしない」ということかな。
だからあまり男女関係ない話かも。

たとえばエレベーターとかで、誰かに「どうぞ」とされたら、素直に「ありがとうございます」と言って先に乗るとか。

わたしは自己肯定感の低さから、どうしても「いえ、大丈夫です!」「先どうぞ!」とゴリ押ししていまうクセがあったのですが、それって相手の好意を無下にしているんじゃないかと思ったんですよね。

相手がどうぞと言ってくださったのなら、素直にその好意を受け取って、笑顔でお礼を言うのが大人なんじゃないかと。

そんなふうに思うようになりました。

車に乗るときはお尻から入る

わたしは運転免許を持っていないし、元夫も車を持っていなかったので、そもそも車に乗る機会自体がかなり少なかったんですけど、本に書かれているのを読んで、ハッとしました。

車の乗り降りの所作、気にしたことありますか??わたしは無かった!!

わたし、これまで、多分、車内に体を向けて、足から乗っていた・・・。

つまり、誰かが見送ってくれている場合、その人にお尻を向けていた・・・。

車から降りるときも、ガサツに左足をガバッと出して、お尻だして、最後に残った右足を出していたと思う。

全然、お上品じゃない。

正しくはこう。

車に乗るときは、お尻から入る。
そして、両足を揃えて、同時に車内へ。

車を降りるときは、先に体を外に向け、両足を先に出し、立ち上がる。

実践してみると、こっちのほうが100万倍スマートだし、「なんで今まで平気でお尻を突き出していたのか?」と恥ずかしくなります・・・。

表情筋を鍛える・表情の練習をする

わたしはライターになるまではほとんどずっと接客系の仕事だったのですが、ライターになって引き込もり生活になると、表情が固くなってびっくりしました。

そういえば息子を出産したあとも、専業主婦で基本引きこもりだったので、たまに友達に会っても、うまく笑えなくなったんですよね。

今は、定期的に人に会うようにもしていますが、それだけでなく、顔の筋肉を動かすように意識しています
おもにお風呂でやっています。

あと、鏡を見て表情の練習をするのも必要だなと最近思いました。

テレビで、ゆきぽよちゃんが「egg(雑誌)のカバー撮影に呼ばれたから表情の練習もいっぱいしたのに、表紙に掲載されなくてショックだった」というエピソードを話していたのを見て。

ゆきぽよちゃんのような整った顔の子でも、そうやって努力してるんだなぁと感銘を受けまして。

ゆきぽよちゃん、可愛いよね。

参考になった本

以上、わたしが気を付けたい・身につけたいと思っているマナー・所作について紹介しました。

日頃から考えていることやテレビなどで気づきを得たこともありますが、マナーについて考えるために最近読んだ本が、以下の3冊です。

マナーなんかは人によって言っていることが全然違ったり、いわゆる「トンデモマナー」もあるので、複数の人の意見を聞いた上で、自分が納得できるものを取り入れることが大事だと思います。

他人の意見を鵜呑みにしない・振り回されないというのも大人として必要なことですからね。

まとめ

わたしは、自分自身と向き合い、自分がどう生きたいかを考えたとき、強く思ったのは「教養を身につけたい」ということでした。

楽しく面白く生きたいんだけど、そのためには教養は不可欠だな、と。

その一環として、マナーや美しい所作を身につけたいと考えています。

どこに行っても恥ずかしくない礼儀作法があれば、いろんな面白い経験ができるんじゃないかな、とか思って。

10個のうちには含めなかったけど、姿勢を良くするとかも意識しています(実は、姿勢を褒められることがけっこう多い。うれしい!)。

マナーって、他人のためと思うと堅苦しく窮屈なものだと感じるけど、自分が心地よく生きるためのものだと考えると途端に、能動的に学ぼうという意識になります。

まだまだ修行が必要ですが、自分が理想とする「大人の女性のイメージ」を壊さないよう、精進したいです。