赤紫蘇を使わない梅干し(減塩タイプ)の作り方

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料理

数年ぶりに梅干しを作りました。

レシピは15年以上前に自分でノートにまとめたもの。
でも紙ベースだけで保存するのは不安なので、ブログにも書いておくことにしました。

赤紫蘇を入れない「白干し」と言われるタイプの梅干しです。
また塩分はお好みで調整可能ですが、わたしは10%で作っています。

用意するもの

  • 梅 2kg
  • 塩 200g
  • 焼酎 70ml
  • 酢 70ml
  • フリーザーバッグ L1枚(Mなら2枚)
  • フタ付きの漬物容器やバケツなど 1個
  • つまようじ 適量
  • 重石 4kg分
  • 保存用びん 1Lぐらいのもの
  • ざる 直径40cmぐらいのもの1つ
  • 菜箸 1組

減塩白梅干しの作り方

※今年は、使用した梅は500g程度です。

※菜箸や瓶などは使用前に必ず消毒してください。わたしは熱湯消毒しています。

【1】梅を洗い、キッチンペーパーで拭く

【2】ざるに並べて完全に乾かす

【3】つまようじを使ってヘソをとり除く

【4】フリーザーバッグに材料をすべて入れて混ぜる

【5】たるなどの容器に入れ、重石を乗せる

▼大きなタッパーにフリーザーバッグを入れました。

▼上にひとまわり小さいタッパーのフタを置いて、

▼その上から重石を置くと安定します。

※梅シロップの瓶を重石として使ってみましたが、少し重さが足りなかったかなと反省しています。。

【6】冷暗所に置き、1日1回、ひっくり返したりゆすったり空気を抜いたりする
※ここから1か月程度毎日。カビが発生してないかチェックし、もし発生した場合はその部分を取り除いて様子を見る。

【7】2~3日経って梅酢があがってきたら重石を半分にする
※梅酢が多い場合は取り除いて瓶に入れ、冷蔵保存しておく
※シソを入れる場合はこのタイミングで入れる

【8】約1か月後、カンカン照りが3日間続きそうな日を選び、キッチンペーパーを敷いたざるに梅を並べ、3日3晩干す(土用干しという)
※雨が降ったら屋内に避難させる
※梅酢は瓶に入れ、5時間ほど日光に当てる

▼ざるに梅を並べたところ

▼虫が多いので、洗濯ネットに入れて干しました。

▼梅酢も日光に当てます

【9】3日3晩経ったら梅酢が入った瓶に入れ、冷蔵庫に入れておく
※梅酢が多い場合は別で保存し、紅ショウガを漬けたり酢として利用する

▼3日3晩経った梅

▼瓶に入れて保存

【10】約1か月後ぐらいからが食べごろ。冷蔵庫で保存し、1年をメドに食べきる。

まとめ

今年は新型コロナウイルスの影響で祇園祭の山鉾巡行もなく、夏らしさを感じる機会がほとんどありませんでしたが、梅仕事で季節を感じられたのは良かったです。

梅雨明けが遅すぎて土用干しがだいぶずれ込みましたけど・・・。

梅干しは一時期は毎年作っていたのですが、これまでこの作り方で失敗したことはありません。

もともとは18%で作っていたんですけど、18%だとだいぶしょっぱいんですよね・・・

わたしはそもそもしょっぱすぎる梅干しは苦手なので、減塩で作っています。

塩分が濃いほうが長期保存できますが、わたしは梅干を食べたいというより「作りたい」だけなので。

食べやすい減塩タイプを少しだけ作って食べきっていくスタイルのほうがいいかなと思っています。

今年は、1kgの梅を買ってきて青い梅と黄色い梅に分け、青い梅は梅シロップに、黄色い梅を梅干しにしました。
来年もこんな感じでやろうかな。

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