記事のネタ出しで困らないための考え方

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本記事は、noteで有料販売していた記事をブログに移植したものです。

2018年10月8日 11:30

わたしは、自分でネタを考えて、クライアントに提案して、GOが出たら書く、というタイプの仕事が多いです。

これまでも、そのタイプの仕事がほとんどでした。

でもずっと同じジャンル、同じメディアで書くとなると、ネタ切れが怖いとか思っちゃうらしいんですよね。

わたしからしたら「なんで?」ってなります。

だって、ネタなんていくらでもあるやん……。

というわけで今回は、ネタ出しのやり方について。

詳しく話し出すと膨大な文字数になってしますので、ここではざっくりといろんなやり方・考え方について紹介し、必要であれば次回以降掘り下げてみますね。

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■細分化する

ネタに困ったらまず、大きいテーマを分解することから始めるといいと思います。

めっちゃ偏見かもしれないんですが、ネタに困ってる人って、大雑把というか、とらえ方がざっくりしすぎてるというか、だから仕事も雑っていうか…(ごめん、人のこと言えないのに)

たとえば「引越しの荷造りをする方法」というネタを思いついたとして、そこからさらに細分化すれば、荷造りのことだけで10本でも20本でも書くことはできます。

ダンボールを無料で手に入れる方法だとか、ガムテープの上手な貼り方とか、いろいろありますよね。

このページでは記事のネタ出しについてざっくり解説していきますが、それを次回以降に掘り下げていくというのも、「細分化」を使っています。

記事によっては1記事で網羅してしまうほうがいいけど、長くて読みにくいとか分かりにくいとかになるなら、分けたほうがいいです。

あとSEO的に、狙うキーワードを変えるために記事を分けるという考え方もあると思います。

■横展開する

パターン化して、似たような記事を量産することもできます。

たとえば「生命保険料控除とは?」っていう記事を書いたなら、ほかにも「社会保険料控除とは?」「地震保険料控除とは?」「配偶者控除とは?」って控除系をひと通り書ける。

基本、「細分化」と「横展開」で、かなりのネタ数になると思います。

■Q&Aをヒントにする

Yahoo!知恵袋とか、そういうのを見るとヒントはたくさんあります。

そのテーマについて、一般の人がどういう疑問を持つのかが分かるし、疑問に答える形で記事を書けばニーズのある記事が書きやすいと思います。

そういうQ&Aサイトのほかにも、公式サイトの「よくある質問」を見ながらネタ出しすることも多いかな。

とくに自分の専門分野になると、自分は知っていることが多いので「普通の人が、なにが分からなくてなにに困っているのか」が分からなくなってしまったりするので、Q&Aは役に立ちます。

■自分がわからないことはネタをする

自分がわからなかったことは、もれなくネタになると思います。

苦労して調べたことはとくに、ネットに情報が少なかったり内容の薄い記事しかなかったりするってことなので、自分がよい記事を書けばいいやんってなります。

が、そもそもほとんどニーズがないテーマになってしまったりもするので、そこはクライアントとしっかり相談してください。

わたしは、自分が「今から調べたいと思っていること」をネタにしてしまうこともあります。

仕事なら真剣に調べるし、真剣に調べたことが私生活の役に立って収入にもなるんだから、最高ですね!

■まとめ

ネタ出しで一番大切なのは、「かっこつけないこと」だと思っています。

はじめから「アクセスがとれるネタ」とか「クライアントにほめられるネタ」とか考えてたらだめ。

しょうもなくても使えなくてもいいから、どんどん書き出すこと。

ていうか、「これめっちゃいいやん!」っていうネタほど、書き出すとしょうもなかったりもするので、アイデアは頭の中でこねくり回す前に、さっさと紙なりスマホ・PCの画面などに出してあげること。

もちろん質は大事だけど、わたしは質の高い仕事をするためにはまず大量の練習というか習作が必要だと思っていて、それはそんなに間違っていないと思うんです。

だから、ネタ出しにしても、まずはたくさん出して、そこから選ぶのがいいような気がしています。