本記事は、noteで有料販売していた記事をブログに移植したものです。
2019年3月19日 11:00
フリーランスの場合は自分で名刺を作ることになりますが、いざ作ろうとするといろいろな疑問が出てくるものです。
フリーランスの場合は自分で名刺を作ることになりますが、いざ作ろうとするといろいろな疑問が出てくるものです。
「いくらかかるの?」「ていうか住所は載せないとダメ?」「デザインどうする?」などなど。
そこで今回は、名刺作りについて紹介しますね。
■名刺はどこで注文する?プリンタで印刷する?
名刺を作ろう!と思った次の瞬間ぐらいに思い浮かぶのがこの疑問だと思います。
名刺専用の紙を買えば自宅のプリンタでも印刷できますが、個人的にはネット印刷を利用するのがオススメではあります。
仕上がりのきれいさを考えれば自宅プリントでもそれなりにお金がかかってしまいますし、もちろん時間もかかりますし。
ネット印刷は「名刺プリント」とかで検索すればいろんな業者が見つかりますよ。
キャバ嬢っぽい名刺に特化したサービスとか、そういうのもありますし。
わたしも今までいろいろ使いましたが、最近はずっとラクスルを使っています。
安いし、注文もしやすいし。
そうそう名刺プリントって、デザインを決めて、そのデザインで入稿して、それを業者側が確認して、「これで大丈夫ですか?」みたいな確認がきて・・・と行程がいろいろあるんですよね。
このフローが分かりにくいサービスは使う気しない(笑)
入稿方法ですが、自分でデザインを作ってWordやPDFで入稿する方法と、「名刺プリントサービスのサイト内でデザインを選ぶだけ」の方法があります。
デザインとかよくわからん!という人なら、サービス内でデザインを選ぶだけのほうが簡単ですね。
はじめは最低限のシンプルなものを選ぶのが無難ですし、無難なデザインなら既存デザインの中で選ぶだけで十分です。
■名刺に掲載する情報
名刺には何を掲載すべきか、いざ作るとなると迷うものです。
わたしもはじめは迷いました。
名刺に掲載する内容として一般的なのはこういうのでしょうか。
- 氏名
- 肩書き(会社名や役職なども)
- 電話番号
- メールアドレス
- 住所
- ウェブサイトURL
などなど。
で、わたしが自分の名刺に現在掲載しているのは、以下の情報です。
・氏名(ライター名と本名)
・職業(「ライター・編集・セミナー講師」と記載)
・メールアドレス
・公式サイトURL
・著書の書影
住所も電話番号も記載していません。
住所は一度も掲載したことないんじゃないかな。
Webライターだと、住所や電話番号が必要になることなんて基本的にありませんし、ばらまく情報ではないと考えているので、必要なときに教えるだけにしています。
官公庁等、お堅いところと名刺交換する際にはあったほうがいいのかも、という意見もあるかもしれませんが、わたしは困ったことないです。
■名刺のデザインは意外と迷う
名刺のデザインをどうするか、わたしが一番悩むところです。
どんな模様?何をどこに配置する?
ベースとなるデザインを決めてから、レイアウトの調整をしていくと、レイアウトに合わせてデザインも調整したくなって・・・となかなか決まらないんですよね。
でもここ3年ぐらいはあまり変えてないです。
2019年3月現在使っている名刺はこんなのです。
以前は裏面にSNSやオンラインサロン、noteなどの情報も掲載していたのですが、今は片面のみです。
シンプルなほうがいいや、と思って。
あと、わたしは人からもらった名刺をeightという名刺管理サービスにスキャンしてるんですが、両面名刺は2回スキャンしないといけないからちょっと面倒なんですよね・・・。
だから、自分の名刺も片面でいいや、ってなりました。
ちなみにこの名刺は、Canvaで作って、PDFでダウンロードしています。
■名刺にかかる費用と必要な枚数
名刺プリントサービスで注文しても、100部で1,000円もかかりません。
もちろん紙の素材にこだわったり、デザインにこだわったりすればもっと高額になることもありますが。
わたしはラクスルを使っていますが、マット紙片面印刷100部で705円でした。(うち190円は送料!)
めっちゃ安いですよね?
紙の種類によってはもっと高いのもありますし、両面印刷でもさらに2倍近くかかります。
わたしが使っている紙(マット紙)は220kgで、かなりしっかりとしています。
※紙の厚さはkgで表します。数字が大きいほど分厚い。
厚い紙のほうが存在感あるし、あと財布に入れておいても折れにくいのもいいですね。
※わたしは名刺ケースを持ち歩かないので、普段の生活で急に名刺が必要になったときのために財布にも数枚名刺を入れています。
1回に注文する枚数ですが、多いほど料金的にはお得です。
しかし、配りきる前に肩書きが変わったり連絡先が変わったりしてしまっては結局ムダになってしまいますよね。
わたしはセミナーやイベントの登壇が毎週のように入っていたような時期には200部単位で注文していましたが、今はそこまで働いていないので(笑)、100部で注文しています。
ラクスルは最低100部からみたい。
***
そもそも名刺って要るの?という疑問もあるかもしれません。
この業界なら、その場でTwitterやFacebookでつながればいいんですから、名刺は実はそんなに要らないんですよね。
でもやっぱり、交流会など多くの人が集まる場所だと、名刺は便利です。
じっくり話せなくても名刺が自己紹介してくれるし、手元にモノとして残るおかげで、たとえば帰りの電車の中で、名刺を見ながら「あの人はこんな人だったな」と思い出して記憶を定着させることもできます。
SNSでつながろうにも、名刺をもらっていない相手だと名前を忘れてしまうともうどうしようもありません。
それに、取材相手によっては、名刺を持っていることで「ちゃんと仕事してる感じ」を演出でき、それが信頼につながることもあるんですよね。
だから、名刺はまだしばらくは、必須アイテムであり続けるんじゃないかな、と考えています。