続けるために必要なのは、根性ではなく「正しいやり方」

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新しいことを覚えようとするときのやり方って、人によっていろいろあると思うんですよね。

すぐにあきらめてしまう人って、根性が足りないとか努力が足りないとかっていうんじゃなくて「やり方がわかっていない」んじゃないかな、と。

やり方さえわかれば、根気よく続けられるんじゃないかな、と……!

オンラインサロンを運営しているのもそういう気持ちがあるからで、わたしがやり方を教えるから、続けてみて!みたいな感じ。

ただ「やり方」というのは本当に人によって違うと思うし、いろんな人のやり方を参考にすることをおすすめします。

とりあえず、わたしのやり方はこんな感じだよっていうのを、今回はブログに書きますね。サロンだけで公開してもいいんですけど、別に珍しいやり方してるわけじゃないしね。

たいていの人は踊れない

そういえば昨年12月、恋ダンスを踊りました。ドラマ「逃げ恥」のエンディングで踊ってたアレ。

YouTubeにあげた動画は、うちの息子の友達にまで見られてしまいました。

恋ダンスは多くの人がチャレンジしているけれど、かと言って、誰でも踊れるわけではありませんよね。

毎週ドラマを見ているとなんとなく振付は覚えてしまうものだけど、いざ踊ってみようとするとうまく踊れないことに気づきます。

と、いきなり恋ダンスの話を始めましたが、今回は、わたしが恋ダンスをマスターするまでの流れを例に説明します。

新しいことを覚えるまでの流れ

恋ダンスは、「フォーチュンクッキー(AKB48)」に比べると、かなり難しいダンスでした。

テンポが速いし、動きもちょっと複雑。

しかも俳優さんたちは細切れで撮影しているから、続けて踊ろうとすると動きをつなげるのが難しいところもありました。

そんな恋ダンス、わたしはこうして覚えました。

音楽とざっくりのイメージを頭に入れる

録画したのを何回も見て、ざっくりとイメージだけつかんでいきました。

そうすると、分かりやすい動きだけはなんとなく頭に入ってきます。

実際に体を動かしてみるけど、はじめはほとんどが真似できないような状態です。

解説動画を見る

次に、YouTubeを検索して、恋ダンスの振付動画を見ました。1つ1つの動きを丁寧に解説してくれる動画ですね。

これを全部見ていくとすっごく時間がかかるので、わたしは前奏部分だけ動画でじっくり見て覚えました。

解説動画があると、自分で1から勉強するより楽に早く覚えられます。

分解して覚えた

恋ダンスは1分40秒ほどの長さですが、それでも一気に覚えられるようなシロモノではありません。

わたしは、こまめに曲を止めながら、4小節ずつぐらいに区切って動きを覚えるようにしました。

1つの動きを覚えるごとにもう一度はじめから通して踊る、というやり方をするとはじめの方も忘れずに済みます。

手・脚・向きに分けて覚えた

4小節ごとに区切るだけでなく、動きも手・脚・向きの3つに分けて覚えていきました。

まずは手の動きだけ。手の動きが一番複雑なので、頭を使います。でも、手の動きだけなら座りながらでもできるので、練習時間は長くとれます。

手がだいたいできたら、次は脚の動き。ていうかね、恋ダンスも難しいけど、やっぱり多くの人が「踊ってみたくなるダンス」って、ほとんど手の動きなんですよね。

難しいステップとかはないので、わりとすぐ覚えられます。

そして最後に体の向き。斜め右を向くとか、ここで上半身を倒すとか、腰の動きを付ける、とか。そういのを最後に。

何回も踊って細かいところの精度を上げていく

だいたい動きがマスターできたら、あとは何度も踊るだけ。

何回も踊っていればミスが減ってくるし、振付の精度も上がっていきます。

精度は自然と上がってくるところもあれば、何度も動画を見るうちに「あ、ここは少しひねりながらやるんだな」と細かいところに気づけるようになるところもあります。

ただ、恋ダンスは別にラインダンスではないので、あまり動きがピシッとしすぎていてもダメですね。ほどほどな感じがちょうどいいと思います。

※ラインダンスとは、横一列に並んで踊ること。まったく同じ動きをすることが多い。

ダンス以外でも、やり方はだいたい同じ

人によっては、1から系統立てて理論を学ぶのだろうけど、わたしはそういうことはしません。

何を学ぶにせよ、こんな感じです。

  • はじめに概要をつかむ
  • 入門書を軽く読む
  • できそうなところからやる
  • 分解してやる
  • 何度も実践して精度を上げる

「解説動画」というのは入門書みたいなものですね。

ちなみに、入門書というのは複数読むのがおすすめです。難解なものほど、入門書を読んでも「???」となるものですから。

いくつか読めば、1つぐらいは自分に合うものが見つかる。

それに、人によって教え方・切り口は違うから、複数読むことによってより立体的になるというか、理解しやすくなってきます。

「分かりやすい」と感じた本があれば、同じ人が書いた「初級編」とか「中級編」に進んでいくと尚良し。

あとは、概要さえ分かっていれば分解していけると思うので、細かいタスクにバラして、1つ1つ学習していくだけということになります。

勉強でも、職場に新しいシステムが導入されたときでも、なんでもわたしはこういうやり方をしています。

やり方が分かれば続けられる

何にでも言えることですが、たいていの人はあきらめが早いです。

クラウドソーシングも、ちょっとやてみて「こんなの稼げるわけない、無理!」って言ってやめていく。

でも、これって普通のことなんですよね。

大半の人がすぐやめていくということは、そっちが「普通」なんだと思う。

無理っぽいのに続けられる人の方が珍しいのかも。

そんなことを考えていたのだけど、でも、やっぱり続けることで成功するというのは間違いないから、何か1つでも、続ける経験はした方がいいと思うんです。

そして、継続するには、努力とか根性とかじゃなくて、「自分に合ったやり方」を見つけることが大事だと思うわけであります。

恋ダンスは実際に踊っている人がいるから「自分には無理だけど、踊れる人もいる」と思える。

でもクラウドソーシングの場合は、実際に稼いでいる人が周りにいないからか、「自分には無理だけど稼いでいる人はいる」とは考えられない人も多いです。

実際に稼いでいる人を知らないから「クラウドソーシングなんて稼げない」という理屈になるんじゃないかなぁと。

でもね、実際に稼いでいる人はたくさんいるし、やってみたいと思うのであればチャレンジしてほしいし、続けてほしいです。

ぜひ、新しいことをするときの「やり方」は、いろんな人のものを参考にしてみてください。

とりあえず、わたしはこんな感じです(●´ω`●)