『超集中ハック!』という、いかにも意識高そうな本を読みました。
著者はランサーズ株式会社CEOの秋好陽介さん。
この本は、秋好さんのTwitterでつぶやいてきたさまざまなライフハックを厳選してまとめ、さらに解説を書き下ろしたもの。
秋好さんのTwitterはフォローしていますが、改めて整理されたものを読むと、いろんな刺激をもらいました。
最近は意識低めだったけど、おかげで意識高くなりました!
ので、感想というか、特に参考になったことなどをまとめておきます。
時間割をつくる
この本には100個のハックが載っているのですが、1個目から「それや!」ってなりました。
「○曜日の午前中は考える時間」のように、(とくに後回ししがちなことを)固定化するんです。
わたしが最近ちょこちょこブログが書けているのも、「ブログを書く時間」を時間割に入れたからなんですよね。
さらに、毎週あるイベントじゃなくても、ルーティン化されているようなものはカレンダーに落とし込んでみました。
たとえば美容院は8週間ごとなので、予定を8週間ごとの繰り返し設定にしておき、1週間前に通知が来るようにするとか。
すると、日付は確定させなくても「この週に美容院に行く」ってのと、「前週に通知が来た時点でまだ予約してない場合はこの時点で予約をとる」ってのが、覚えておかなくても大丈夫になりますよね。
まあ、美容院は帰りに次の予約をするのが一番ですけどね!
振り返りに書くことやタイミング
「振り返り」に関するハックもいくつもあって、参考になりました。
わたしはこれまで「毎月1日」に毎月の振り返りをして、「6月と12月」に半期ごとの振り返りをしていました。
ただここ1年ぐらいは毎月の振り返りがおろそかになっていて、その影響で半年ごとの振り返りもろくにできていなかったので……反省……。
秋好さんがオススメされている振り返りのタイミングは、1日・1週間・3か月・1年の4パターンでした。
そういえば会社員のときは、日報を書くから毎日振り返りができてたっけ……。
今のところは、「一応毎晩寝る前に今日のことを振り返ってみる」「月曜日に、カレンダーを見て先週を振り返る」ぐらいのゆるい感じでやってます。
あと、3か月ごとの振り返りというのは今までやったことが無かったので、今から楽しみ。
「脳がドレスアップ」
Hack39「プレゼン前の人格インストールハック」で出てきたフレーズ「脳がドレスアップ」。
いい表現だなと思って書き留めました。
わたし自身は、あまり特定の人物をインストールすることは無いんだけど、自分の理想は何においても常にあります。
だから「理想の自分ならどうするかな」って指標で行動したりするんですけど。
とくに、頑張りたいとき・踏ん張りたいときには、「脳がドレスアップ」するような感覚を意識してみようと思います。
潜在的注力領域(ストレス有る・やるべき)の話
秋好さんの実際のツイートがこれです。
自分がやるべき仕事とやるべきでない仕事で前者に注力するのは当たり前だが、やるべき仕事に「ストレス有無」という補助線を引くとやれていない潜在的な注力領域が見つかる。「ストレス無いやるべき」という気持ち良い仕事だけして「ストレス有るやるべき」は無意識に避けてしまっていないか反芻したい pic.twitter.com/obBm77KIa3
— 秋好陽介@ランサーズ (@AkiyoshiYosuke) 2019年1月12日
ストレス有無の補助線を引くことで、たしかに「やるべきなのに後回しにしてしまっていること」が見えやすくなりました。
「やりたくないことノート」
わたしはいわゆる「夢ノート」は、もう10年以上?続けています。
でも「やりたくないこと」について書いたことはなかったので、この機会に書いてみました。
でも、8個しか出てこなくて、困りました……。
やりたくないことについて、考えた経験がほとんどないから思い浮かばないんだと思います。
振り返りのタイミングとかで改めて考えてみて、やりたくないことを具体的に思い浮かべられるようになれたらいいな。
辛いこと×イケてるアイテム
辛いことを楽しむためのハックです。
前項のとおりわたしはそもそも「やりたないこと」に鈍感なので「辛いこと」もあまりわかってないんですが、
とりあえず、ダイエット関連というか運動関連は、ちゃんと専用のグッズを買うとかしています。
ウェアとか。
可愛いスニーカーとかあると気分も上がるし。
話がすれ違うときは発言背景セッティング
ここは、「そうそう!!」とうなずきながら読みました。
本当は同じ方向を向いて同じ志を持っているはずのに敵対しちゃう場合とかも、実は発言背景(前提条件)がずれてるだけだったりしますよね。
まあ、そんなときにキレたり暴言吐いたり相手の中傷をしたりするような人は話になりませんが、お互いが誠実な態度で話し合っているのであれば、一度立ち止まって発言背景を整理すべきだなぁと思いました。
「荷物を多くするのが嫌なので、極力荷物が多くなる寒い国へは出かけません」
これ、笑った。
わたしもミニマリスト気味というか、ファンデーションを重量で選ぶような人間なのですが、さすがに「寒い国へは出かけません」とかは考えたことなかったです。
見習いたい。
1か所に寄せる。ショップスタッフを個人スタイリスト化
これは真似してみたいなぁと思いつつ、なかなかできないなぁとも思ったことです。
一時期はエアクロ(air closet)を使っていましたが、ここ1年ぐらいはお休みしてます。
月1万円使うなら、GUとかの安いお店でトレンドの服をバンバン買いまくるほうが楽しいんじゃないか、とか思って。
でも実際にはそんなにうまくいかない。
いつも何を買えばわからないので、わたしも誰かに服を選んでほしい。
幸せだから筋トレするのではなく、筋トレをするから幸せを感じるのだ
有名な名言がこんなふうにアレンジされるとは……って、笑った。
元ネタであるアランの幸福論がわたしはもともと好きなので、また読みたくなっちゃった。
まあでも冗談抜きに、筋トレしてたら幸せになりやすいと思う。
なかなか続かないけど。
生活濃度を一気に高くして脳をだます
前項の筋トレにしてもそうだけど、何か新しいことを始めるときには、とにかくその事柄を生活の中で最優先ぐらいにもってこないといけないですよね。
わかるわかる、って思いながら読んだ。
仕事にしてもダイエットにしても、やり始めはもう「そればっかり!!」みたいな状態にするのがよいと、わたしも思います。
一気にそういう状態にもっていくことで、脳もだまされてくれるのかな。
ランサーズアシスタント
これは普通に、「興味あるから調べてみよ」と思ってメモったやつ。
参考:ランサーズアシスタント
オンライン秘書サービスってめっちゃいろいろあるけど、使ってみたいと思いつつ使った経験なし・・・。
「自分でやったほうが早い」の壁を超えられない・・・。
とりあえずわたしの場合は、コンスタントに依頼するより、単発でちょこちょこっと依頼できるほうが合ってるかな~とかは考えてます。
まとめ
ざーっくりですが、『超集中ハック!』を読んで、面白かった点や気になった点をまとめました。
「へー」とか「ほー」とか言ってるだけでは進歩が無いので、あれこれ実践しつつ、もっとよい仕事ができるように進化したいと思います!