水耕栽培専門サイトを作りました!
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最近一番気になっているのは水耕栽培です!
いきなり何を言い出すんだという感じですが、とにかく今は、水耕栽培に興味津々なのです。
もともと気になっていた中、たまたま今年、挑戦してみたことでますます興味がわきました。
水耕栽培に初挑戦したときのブログ↓
それで、もっと上手に栽培する方法はないものかと調べ、調べた情報をもとに自分で水耕栽培装置を作ってみました。
2020年9月追記:改良バージョンを作りました。こっちのほうがオススメです
水耕栽培を成功させる装置作りのポイント
水耕栽培とは、土を使わない栽培方法で、子供のころにヒヤシンスを栽培した経験がある人も多いのではないでしょうか?
水耕栽培装置で重要なポイントは以下の通り。
- 作物を固定できるようになっている
- 作物が成長しても倒れない安定感がある
- 養液に藻が発生しないよう遮光性がある
- 清潔さを保てる
水耕栽培装置の自作はいろんな人が実践されていていろんな方法がありますが、上記の条件を満たしていれば、どんな装置でもだいたい成功するようです。
本格的(?)な水耕栽培になると、酸素を送り込むためにエアーポンプを入れたり水を循環させる仕組みになっていたりも。
とはいえそこまでするとかなり大掛かりな装置になってしまうので、とりあえずは簡単なもので挑戦してみます。
わたしが参考にしたのはこちらのブログです。
わかりやすいし、長年の実績をお持ちだし、もさもさと元気に育った野菜の写真が満載で、読んでいるだけでも楽しいブログ。
水耕栽培装置のカテゴリを一通り読めば、理想の装置の作り方がわかると思います。
ミニ水耕栽培装置の作り方
ここからは、前述のブログ記事を参考に自作した水耕栽培装置の作り方を紹介します。
準備するもの
- 直径2cm前後ぐらいの穴が開いた板or加工しやすい素材の板(プラダンやスチレンボード等)
- 上記の板にちょうど良い大きさの容器(深さ10cm以上)
- すきまテープ
- 容器に合うポリ袋
- ゴムバンド
- キッチンスポンジ(メラミンスポンジはダメ)
100円ショップをうろうろしながら、板と容器の組み合わせを考えるのはすごく楽しかったので、またやりたいです。
わたしがSeriaを1時間30分徘徊して購入したきたのがこちら。
大きいのが「プラダン」。
プラスチック製のダンボールです。
遮光性を考えて黒を購入。
容器は、「バックルBOX」というものを購入してみました。
こちらも遮光性を考えてネイビーに。
容量は1.1L。
外寸は約108×166×87mm
内寸は約93×153×82mm
※もう少し深さがあるほうが本当はいいと思う・・・
すきまテープは何色でもいいんですが、すきまから少し見えることを考えるとライトグレーやブラウンでは合わないと思い、黒を選びました。
右下に写っているのはスポンジやすり。
プラダンを加工するので購入してみました(が、あんまりきれいにならないどころか、表面に傷がついてせっかくの黒い色が白っぽくなってしまったので使わないことにしました)。
ポリ袋・ゴムバンド・キッチンスポンジは自宅にあるものを使いました。
手順
では、作り方の手順です。
プラダンを容器のサイズに合わせて切る
プラダンを、容器内寸より1~2mm小さいぐらいにカットします。
このままだと角がつっかかるので、斜めにカット。
角をカットしてあるほうが取り外し時にも指をひっかけられて便利。
固定用の穴をあける
作物を固定するための穴をあけます。
丸型のクラフトパンチなんかがあれば簡単に加工できますね。
うちにはありませんでしたので、カッターでがんばって切りました。
ちなみに、息子のコンパスを借りるのも面倒だったのでスパイスの瓶を使って型をとりました・・・。
直径2センチぐらいかな?
ペットボトルのフタもいいと思います。
欲張ってたくさん植えるとうまく育たないと思うので、ゆとりをもって穴をあけましょう。
すきまテープを貼る
容器と板がうまく対応して固定できるならいいのですが、そうでない場合はすきまテープで調整します。
容器の形状的に、すきまテープがなくても板は下まで落ちませんが、やはり不安定。
すきまテープがあると安定しました。
スポンジを詰める
キッチンスポンジを適当な大きさにカットして、板の穴に詰めます。
ぎゅうぎゅうでもスカスカでもだめなので、穴の大きさに応じて調整してみてください。
(黒とか白とかシンプル系の色のスポンジにすればよかったな・・・)
これで、ミニ水耕栽培装置が完成しました!
※追記※
フタ部分はシックな黒にしましたが、ここにアルミホイルを巻いたり、アルミテープを貼ったりするほうが良さそうです。
室内で水耕栽培をする場合、場所によっては照度が足りず植物が育ちにくいものですが、アルミを貼っておくと反射板の役割をしてくれて照度がアップするのです。
南向きの窓でも真夏は太陽の位置が高く室内に日光が入らないので、照度を増やす工夫をしましょう。
使い方
ミニ水耕栽培装置の使い方も紹介しておきます。
ポリ袋をセットする
袋にゴムバンドを通して、容器にセットします。
セットのやり方については前述の参考ブログに詳しく紹介されていたのでそちらを参照してください。
参考にしたブログでは、黒のポリ袋を使っておられます。
そのほうが遮光性が高いからでしょう。
わたしも黒のポリ袋を見つけたら購入する予定です。
養液を作って容器に入れる
水耕栽培では、ただの水ではなく肥料を混ぜた養液を使います。
土の栄養が無い分、水耕栽培に適した肥料を使う必要があるんですね。
といってもわたしも詳しくないのですが、今回は「微粉ハイポネックス」を使うことにしました。
写真のとおり粉末の肥料です。
調べたところ、定番は「ハイポニカ」のようでしたが、今回は価格が安く少量で販売している「微粉ハイポネックス」を選びました。
微粉ハイポネックスの場合、水耕栽培では1000倍に希釈します。
養液を作ったら、容器に入れます。
1.1Lの容器ですが、実際に入れたのは600ml程度。
なみなみと入れてしまうとこぼれやすいですし、根っこが全部浸かってしまうのもあまり良くないようなので、少しゆとりをもたせて入れます。
※ゆとりをもたせると言っても、根っこがちゃんと浸からないことには意味がないので、根っこが浸かっているかは確認してください。
苗をセットする
別の場所で発芽させ、根が5cm以上ぐらいになった苗を、装置に定植します。
※種まきや定植の手順も詳しくは参考ブログに書かれています。
スポンジを取り出し、茎の部分をスポンジで挟んで、穴に戻します。
種まきについてですが、わたしも参考ブログと同様、バーミキュライトで発芽させるのがやりやすいと感じています。
スポンジで発芽させると根っこがスポンジに絡まって抜けないし・・・
水耕栽培キットは高い!手作りなら費用は数百円!
水耕栽培装置は自作なんてしなくても、キットが販売されています。
しかし、調べてみると、高い・・・
趣味としてがっつり取り組むとか、節約のために家庭菜園にコミットするといった場合は初期投資をする意味もあるかもしれませんが・・・。
わたしは、まだ軽~い興味だけですし、がっつり投資する気はありません。
それに、「水耕栽培装置を自作する」ということ自体に魅力を感じているので、キットを購入しようとは思いませんでした。
手作りならかかる費用は数百円~。
今回わたしが作成した装置も、容器・プラダン・すきまテープで330円。
ポリ袋などその他のものを購入しても1,000円かかりません。
もともと、ものづくり系が好きなのでこのままドハマりする可能性も感じますが、ひとまずはこのミニ水耕栽培装置で、こぢんまり楽しみたいと思います。
その他の装置はこちら↓