本記事は、noteで有料販売していた記事をブログに移植したものです。
2016年6月1日 14:42
Webライターとして安定した収入を得るためには、より単価の高い仕事にチャレンジしていかなければなりません。
そして、単価の高い仕事では、単なるライティングだけでなく、いろいろなスキルが要求されますよね。
そのスキルを身につけるために、用意しておきたいものを紹介しましょう。
■デジカメ
記事につける画像は、自分で撮影しなければならないこともあります。
スマホのカメラでも十分なクオリティのものが撮れますが、カメラがあった方がいいです。
○上質な写真が撮れる
デジカメの方がきれいな写真が撮れます。料理の写真はよりおいしそうに撮れます。
きれいな画像を付けた方が、記事自体の質も高く見えますよ。
○プロっぽくなる
特にインタビュー記事など、取材相手を撮影するようなケースだと、スマホのカメラは失礼になることもあります。
専用のカメラを持っていた方がいいですね。
○スマホの電池を節約できる
スマホのカメラを使うと、けっこう電力を消耗しますよね。丸1日出かけるときだと、電池が持ちません。
カメラがあった方が安心です。
ちなみに、デジカメにはいろんな種類があります。
- コンデジ
- 高級コンデジ
- デジタル一眼レフ
安い順です。
あと、重量も難しさも、下にいくほど大きくなります。
わたしが使っているのは「高級コンデジ」と呼ばれるタイプのカメラ。すごくきれいな写真が撮れますし、コンデジより大きくて、プロっぽい雰囲気があります。
カメラを極めたいという人でなければ、高級コンデジで十分ではないでしょうか。
■オンラインストレージ
オンラインストレージとは、クラウドでデータを保存できるサービスのことです。
パソコンやスマホって「○GB」みたいに保存できるデータの容量が決まっていますよね。
いっぱいになったら消していかなければなりません。
オンラインストレージを使えば膨大な量のデータも保存しておけるようになりますよ。
記事自体は保存するにしてもWordファイルやテキストファイル(メモ帳)なので問題ないです。
が、画像を扱うようになってくると、あっという間に容量が足りなくなるのです。
わたしもはじめのうちはこまめに消していたりしていたのですが、今では1TBまで使えるオンラインストレージのお世話になっています。
記事によっては新たに画像を撮影するのではなく、「そういえば一昨年あそこに行ったときに写真撮ったよな」なんて過去の写真を引っ張り出すこともあります。
だから、画像はたくさん保存しているんです。
わたしが使っているのはDropboxというオンランストレージ。Dropboxのアカウントを持っている人同士ならデータの共有もできます。
容量の大きいファイルをメールで送らなくても、共有設定にしておけば相手にも見てもらえるようになるので便利です。
さらに、オンラインストレージというのはクラウドでデータを保存するので、違うデバイスからもアクセスできるという魅力もあります。
パソコンで保存したデータも、スマホから確認したり、出先のパソコンで確認することも可能。
Dropbox以外だと、Googleドライブもおすすめです。
いずれも無料で使えますが、大容量のデータを保存したいなら有料版に移行する必要があります。
Dropboxの有料版は年額12,000円(1TB)。
Googleドライブは容量に応じてプランが選べて、1TBなら月額$9.99です。
■モバイルバッテリー
外に出て仕事をすることが増えると、モバイルバッテリーがあった方が便利です。
地元なら電源のあるカフェも把握できるようになってきますが、出張だとそうもいきません。
わたしが使っているのは12,000mAhのモバイルバッテリーで、スマホもパソコンも充電できます。
1万円未満で購入できますよ。
■各種連絡手段
Gメールなど、パソコンのアドレスがあればとりあえずWebライターにはなれますが、メール以外の連絡手段は持っておいたほうがいいです。
実際、メールを使わない人って多いんです。
持っておくといいのはこういった連絡手段です。
- チャットワーク
- Skype(スカイプ)
- Facebookのメッセージ(Messenger)
- TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)
いずれも無料で使えるサービスなので、アカウントを作っておきましょうね。
ほかにもいろいろあるのですが、とりあえずこの4つがあれば大丈夫です。あとは、必要に応じて登録していきましょう。
ちなみに、仕事でLINEを使うことはほぼありません。
Skypeは通話(ビデオ通話)ができるので、パソコンにマイクやカメラがついていなければ、別途webカメラとマイク付きイヤホンを購入しておきましょうね。
ビデオ通話なら、Googleのハングアウトというサービスもあります。
※2023年追記:現在はSkypeやGoogleハングアウトなんて使わなくなりましたね。zoom一択って感じでしょうか。あと、連絡手段としてはslackやDiscordがあるといい気がする。
■画像加工ソフト
記事につける画像は、必要に応じて加工しなければなりません。
たとえば、移りこんでしまった人の顔にぼかしを入れたり、車のナンバープレートにモザイクをかけたり。
また、暗くなってしまった写真を明るく加工するといったこともあります。
普段からスマホで画像を加工するのに慣れている人であれば特に問題ないかと思いますが、そうでない方は、少しずつ慣れていきましょう。
スマホの画像加工アプリにもいろんな種類があり、それだけでいろんな加工ができるようになります。
Instaram(インスタグラム)のアプリでもおしゃれな加工ができますしね。
わたしが普段使うことが多いのは、こんなソフト・アプリです。
- ペイント(Windowsに入っている画像加工ソフト)
- Fotor
- リサイズ超簡単!Pro
Fotorはおしゃれな加工ができる以外に、モザイクをかけたりリサイズしたりとできることが多いので気に入っています。
リサイズ超簡単!Proはリサイズに特化したソフトですが、ファイルサイズも選べますし、複数の画像を一括リサイズできるので便利です。
簡単な加工だけならペイントで事足りることも多いですよ。
■ボイスレコーダー
インタビュー取材をするようになると、あった方がいいです。
わたしはインタビューでも基本的に録音なんてせずメモ書きだけで対応するのですが。
ボイスレコーダーも、スマホのアプリで十分ではありますが、合ったほうがいいと思うのはこんな理由があるからです。
○プロっぽい
インタビュー相手によっては、ボイスレコーダーを使わないことで「ちゃんと聞いてないんじゃないの?」と思うこともあるようです。
ボイスレコーダーを持っていた方がプロっぽくなります。
○対談は録音の方がいい
事前に聞きたいことがだいたい決まっていて、聞くことに徹するインタビューなら、個人的には録音の必要性は感じていません。
ポイントだけメモする方が記事が書きやすいです。
でも、専門用語が多くなるようなインタビューだと、録音した方がいいですね。
また、自分も含め複数の人の会話を記事にする場合は、録音すべき。なぜなら、自分もたくさん話すことになるため、メモする余裕がなくなるからです。
○スマホが使える
スマホのレコーダーを使ってしまうと、電池も消耗します。録音中でも操作はできますが、うっかり消してしまうなどのリスクもあるのでちょっと怖いですね。
ボイスレコーダーは、3千円ぐらいのものでも十分です。
「オーケストラを録音したい」など、音質が大事な場合は高額なレコーダーが必要になるだけ。
会話を録音するだけなら安いもので十分ですよ。
■少しずつそろえていこう
これだけのものを一度にそろえようと思えば、それなりにお金もかかります。
だから、少しずつそろえていけばいいと思います。
少しずつ稼げるようになってくれば、万単位の支出でも抵抗はなくなってくるはずです。
わたしも、普段の生活は質素ですが、仕事に必要なものであれば経費になりますからポンっと買ってしまいます。
いくら経費でも、「高いなぁ、分割払いにしようかな」と思ううちは、まだ必要ないと思っています。
これらのものをそろえたからと言って売れっ子になれるわけではありませんので、自分のスキルに合わせて1つずつ揃えていってくださいね。