39歳での歯列矯正、上顎を広げるために「急速拡大装置」を使うことになり、
今回はいよいよ、ネジを打ちます!
前回はこちら。
はじめから読むならこちら
上顎骨にネジを4本打ちます
前回も紹介したとおり、急速拡大装置には「ハイラックス」と「MSE」があります。
見た目はほとんど同じなのですが、MSEのほうは、上顎にネジで固定します。
わたしが挑戦するのはMSEのほうなので、いよいよネジを打っていきます。
わたしの場合は、まず装置を取り付けてから、CT撮影で位置が合っているか確認し、それからネジを打つという流れだったので、何度も通う必要がありました。
ほかの人の体験ブログ等を読んでいると、装置の取り付けからネジ打ちまで一気に済ませるケースもあるようでした。
麻酔をするので痛くないけど普通に怖い
ネジは、上顎骨に打ちます。ので、局所麻酔を使用しての施術になります。
麻酔を使用するので痛くありませんが、普通に怖いです。
わたしはあらかじめ精神科で相談し、抗不安薬を服用してから臨みました……。
局所麻酔は、虫歯治療などでも使用することがありますが、上顎全体に効かせるために、何本も打っていたと思います。
痛いのははじめだけなんだけど、「え、何回打つの!?」と思うぐらい、長いあいだ何度も注射されていたような気がします。
親知らずを抜くときの麻酔より長かった。
麻酔が効いてからネジを打っていくわけですが、麻酔が効いてしまえば全く痛くないです。
ただ、口を開きっぱなしにするのがしんどいのと、痛くなくても「骨に何かがめり込んでいく感覚」はうっすらあるので「おお~・・・」って感じでした。
ちなみに、血は全然出ていませんでした。
口の中が血だらけになるのかなぁと思っていたんだけど、まったく出ていなかった。不思議。
麻酔が切れる前に鎮痛剤を飲むのがおすすめ
施術が終わったら、あとは帰るだけ。帰りに「帰宅後すぐに鎮痛剤を飲んだほうがいい」と言われました。
鎮痛剤は4錠だしてもらえました。あと、抗生剤が3日分。
会計のときにはすでに痛みが出てきており、帰りのバスの中で鎮痛剤を飲んだのですが、遅かった……。
感じたことがないレベルの頭痛、というか頭カチ割られたみたいな痛みが襲ってきて、だいぶつらかったです。鎮痛剤は早めに飲んだほうがいいです。
鎮痛剤が効いてきてからはなんともありませんでした。
ネジを打ったのが夕方で、18時ごろに鎮痛剤を飲んで、寝る前(23時ごろ)にも服用しました。
「朝方に薬が切れて頭痛で目が覚めるかな……」と思ったけどそんなこともなく。
朝起きてしばらく経ってから軽い頭痛がしてきたので、鎮痛剤を服用。夜にもう一度服用。
麻酔が切れた直後はこの世の終わりのような頭痛がしたけど、それ以降は大きな問題はなく過ごせました。
翌々日にはもう鎮痛剤を使うことはありませんでした。
数日様子を見てからいよいよネジ回し開始
金曜日にネジを打って、翌週水曜日に再受診。
いよいよ、ネジを回して骨を広げていきます。
続きはまた次回!