歯並びは、見た目の問題だけでなく、体にも影響を与えます。
虫歯になりやすかったりもするし。
わたしは20代後半で部分矯正をしたものの、咬み合わせは悪いままでした。
(全体矯正をすると顎に負担がかかるとのことでした)
顎関節症や顎変形症とまではいかないものの、顎はカクカク鳴るし、どうにかならんの!?とモヤモヤしていました。
そして2023年2月にようやく、再び矯正について検討することになりました。
執筆現在(2023年9月)、すでに矯正をスタートしているのですが、今回は矯正を始めるまでの話を書きます。
この記事以降も、治療計画のことや矯正の様子など、歯列矯正シリーズとして連載していきます!
「食いしばり」がしんどすぎる!
歯科を受診する大きなきっかけとなったのは「食いしばり」です。
2023年2月当時はまだ体調(主にメンタル)が優れない日も多く、寝ているときや仕事中などの食いしばりが深刻でした。
めちゃくちゃ顎がだるいし、頭痛までしてくる……。
2022年末に引っ越して歯医者さんを新たに探す必要があったため、食いしばりの相談ができそうな歯科を受診しました。
食いしばりについては、藁をもすがる思いで、エラボトックスを試しました。
すると、これが効果てきめん!こちらの記事にまとめてあります。
矯正を提案される
訪れた歯科では、矯正を提案されました。
そもそもの咬み合わせが悪いから、矯正でしか解決できないみたいな話だったと思う(半年以上前の話だからよく覚えてない)。
ただ、その歯科では矯正は扱ってないので、矯正歯科を紹介してもらえることになりました。
無料相談へ
たいていの矯正歯科では、初回相談として無料もしくは格安で相談ができると思います。
ただ、初回相談では詳しい検査はしないので、先生との相性をみるとか、矯正料金の確認とか、そんな感じになります。
相談しやすい雰囲気の先生だったので、矯正のための検査を受けることにしました。
検査→治療の選択肢
検査は2万円ぐらいだったかな。
レントゲンを撮ったり歯並びの写真撮影をしたりしました。
新しい歯科なので設備も最新です。
検査の結果、わたしは上顎より下顎のほうが大きく、なおかつ若干ねじれている(でも顎変形症というほどでもない)とのことでした。
選択肢として、以下のパターンを提示されました。
- 下顎の骨切り(顎変形症の治療として保険がきく可能性あり)。このクリニックではできないので専門の病院を紹介。骨切り後に通常の歯列矯正をおこなう。
- 上顎を広げる(急速拡大装置)。年齢的に、広がる確率は50%。拡大後に通常の歯列矯正をおこなう。
- 上顎の歯を少し斜めにすることで歯列を広げて下顎とのバランスをとる。
- 犬歯などの調整だけして、咬み合わせの改善だけする
その場では決められず、持ち帰って検討することにしました
1か月半悩んで顎拡大を選択
めーっちゃ悩みました。
わたしの普段の即決ぶりを知ってる人からしたら、わたしが1か月半も悩むなんて信じられないかもしれません。
このとき、わたしは仕事で美容整形の記事を書くことが多かったこともあり、正直、骨切りに惹かれていました。
だって、骨切りしたら下顎が小さくなって美人に近づくやん!顎のねじれも解消できるし。
でも、やりすぎな気もするし。それに、下顎が大きいからと言って不美人ということにもならないじゃないですか。流行の顔ではないとは思うけど。
手術である以上リスクもあるし、そこまですることはないかも、と、徐々に落ち着きを取り戻しました。
ただ、歯並びだけを調整しても、今の根本の悩みである、不正咬合による顎の疲労感は治らないだろうとも思いました。
骨が広がる確率が50%だとしても、「やらない後悔よりやって後悔のほうがいいかな」と思い、最終的には顎の拡大を選びました。
ちなみに、今回わたしが選んだ急速拡大装置というのは、あまり成人には使われない?というかここ数年で使われるようになったのかな?
ネット上にも情報が少なく、それも決断に時間がかかった理由。
でも、あとから知ったんですが、YouTuberのヒカルさんも急速拡大装置を使用していたそう(実は今年の夏頃、突然ヒカルにハマり、過去の動画も見まくっているのです)。
大人の急速拡大装置の経験談も、探せばちらほら見つかりました。
次回、矯正準備編へ続く!
そういうわけで、2023年2月の初診。4月末にようやく、治療方針を決めました。
そこから矯正が始まるまでにも準備がいろいろあったので、次回はその様子をお届けします!