水耕栽培専門サイトを作りました!
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水耕栽培で野菜を育てていますが、本当に楽しいし、採れたての野菜がめっちゃおいしい!
ので、本日も水耕栽培の布教活動に勤しみたいと思います。
以前、「種まきから定植するまでの流れ」を書いたのですが、今回はその続き。
「定植してから収穫・撤収までの流れ」です。
種まきから定植するまでの流れはこちら。
定植後は培養液の補充・害虫や病気のチェックなど
まずこちらが、定植後の様子。
これはコマツナです。
このように装置に定植したら、その後のお手入れは以下のとおりです。
- 培養液の減り具合をチェック、減っていたら補充
- 害虫や病気が無いかチェック、あれば対策
- 摘心や下葉とりなど必要に応じて
成長してくると培養液の減りが早くなるのでこまめに補充してあげてください(と言っても1~2日に1回ぐらい)。
また、1か月に1回程度は培養液を全部捨てて、新しい培養液に入れ替えるほうが良いと思います。
ほかにも、病気っぽい株が出てきたら、そのときも培養液を入れ替えるほうがいいです(根っこも水洗いする)。
屋内で育てている場合は、基本的には害虫は付きにくいですが、それでも外から入ってきてしまうことはあります。
うちも、アブラムシが少しついています・・・。
屋外ほどでないにしても、害虫や病気の被害は発生するので、その際は土壌栽培と同様に対応します。
3つめの摘心や下葉とりに関してもそうです。
このように、葉が倒れてきて邪魔な場合には、刈り取って整理したりします。
さっぱり。
刈り取った葉ももちろん食べられるので、ベビーリーフとしてサラダにして食べたり、みそ汁に入れたりするといいです。
間引き・かきとり収穫
しばらくすると、葉が込み合ってくるので間引きが必要になることもあります。
↑こんなふうに、成長過程で根元が曲がってしまい、自立できなくなる子もいます。
そんな場合はもう収穫しちゃう。
それから、チマサンチュなどのレタス系だとかきとり収穫がしやすいです。
※かきとり収穫とは、下葉を少しずつ収穫していく方法。株ごと一気に収穫するより長く楽しめる。
チマサンチュやらチンゲンサイやら、いろいろとかきとり収穫で楽しんでいます。
ちなみに、コマツナはかきとり収穫もできますが、かきとり収穫より株ごと一気に収穫するほうがいい気がします。
レタス系のように次々に葉が出てきてくれるわけじゃないので、本当に少しずつしか収穫できない。
コマツナは成長は早くて40日ぐらいでも収穫できるから、2週おきぐらいに種まきして、「成長したら収穫」をどんどん繰り返すほうがラクな気がする。
収穫した野菜の保存方法について
また、収穫については「食べたいときに食べたい分だけ収穫する」のがベストですが、お手入れの関係でそうはいかない場合もあります。
それに、1回の収穫量が少ないから数回分を貯めてから料理したいって場合も。
そんな場合は、わたしは濡らしたキッチンペーパーに包んで保存しています。
こうすると、1週間ぐらいは余裕で「パリッ」としています。
葉物野菜だけでなく、ピーマンやオクラなどもこのタッパーに放り込んで保存しています。
(100均で売っている「とにかく洗いやすい保存容器」の一番大きいやつを使っています。とても洗いやすくて良い)
株ごと収穫・撤収
栽培終了となったら、最後の収穫をして片づけます。
コマツナ、だいぶ育ったので株ごと収穫です。
このコマツナは、7月14日に種まき、8月6日からかきとり収穫を少しやりつつ、9月8日に撤収という流れでした。
栽培期間は約50日。
かきとり収穫を続けてきたチマサンチュは、最後はこんな感じです。
葉がどんどん上に出てくるので、茎がなが~くなります。
まだまだ収穫できそうだったけど、茎が曲がりすぎて転倒が怖かったし、次の作物を育てるスペースを作りたかったため、撤収しました。
ちなみに、このチマサンチュは6月14日に種まき、7月21日に収穫開始、9月13日に撤収、という流れでした。
栽培期間は3か月。収穫期間は約2か月でした。
さて、収穫を終えた栽培装置はこんな感じ。
コマツナは根元で切ったので、こんなふうになります。
↓このように、まだ根は真っ白できれいなので、だらだらかきとり収穫を続けてもよかったかもしれません。
容器に残っている培養液を捨てたら、容器にかぶせている袋を閉じて、あとは捨てるだけ。
袋をかぶせていると、容器を洗う必要もないので片付けがめっちゃラクです。
ただ、袋をつけていると培養液を補充するときに袋がずれてしまうことも。
それがちょっと面倒かな。
けど、片付けはめちゃくちゃラク。
衛生的だし。
まとめ
水耕栽培で野菜を育てる際の、定植してから収穫、撤収するまでの流れはこんな感じです。
屋内水耕栽培だと天候に左右される部分がかなり少なくなるし、水やりのタイミングで悩むこともありません。
まあ、室内だと日照不足とか、風通しが悪くカビが生えやすいといったデメリットはありますが。
水耕栽培で野菜を育てる際にはぜひ参考にしてみてください。
種まきから定植までの流れはこちら。