明るく元気な楽天家。本当は神経質で根暗なエセポジティブかもしれないと考えてみること

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ひとりごと

久々に、考えていることについて書きます。
水耕栽培の話ばかり続いているし。

さて、今回は「エセポジティブ」についてです。

とっても明るく元気な人が、実はまったくポジティブではない、ということがけっこうあるのではないか、と思うんです。

というのも、わたし自身がまさに、エセポジティブだから。

もし、「本当はネガティブタイプなのにポジティブなふりをしている」ことに気づいていない人がいたら、早めに気づいてほしい。

ネガティブな感情を「制御」するか「抑圧」するか

ポジティブとエセポジティブの違いは、これに尽きると思います。

ネガティブな感情を「制御」するか「抑圧」するか。

「制御」とは、コントロール。
最近の流行りの言い方をすれば「自分の機嫌を自分でとれるか」ってところでしょうか。

「抑圧」とは、押し込めること。
なかったことにすること、自分の感情、ひいては自分自身をおろそかにすること。

ポジティブな人というと、明るく元気・くよくよしない、みたいなイメージになりますが、どれだけポジティブな人だって、落ち込むこと、悲しい気持ちになったり悩んだりすることはあります。

にも関わらず、何があっても「全然平気!」「泣かない!」と瞬時に明るく振る舞えるのは、それは「切り替えが早い」とかではなく、ただ単に「ネガティブな感情を押し殺してポジティブのふりをしている」ことにならないでしょうか。

心のダメージは体のケガと同じ

心のダメージは目に見えないので分かりづらいですよね。

では、体のケガで考えてみましょう。

転んでケガをして血が出ていたら、水で洗い流したり、消毒したり絆創膏を貼ったりと、手当をしますよね。
もし大ケガであれば病院に行き医師に診てもらいます。
場合によっては入院したり、リハビリが必要になったりするかもしれません。

まあとにかく適切な治療をして、ケガを治しますよね。
ケガが治ったら、また元通りに動けるようになります。

わたしが言う「エセポジティブ」「感情を抑圧している状態」というのは、こうした適切な治療をしていないことを指します。

転んでケガをして、血を流していても「大丈夫!」「全然平気!」と言って動き続ける。

まあ、体のケガであれば周囲の人間が「いやいや大丈夫ちゃうやろ!」と病院に連れて行ってくれるかもしれないけど、心のケガは見えないので放置されがちです。

周囲の人間も「大丈夫って言ってるから大丈夫なんだろうな」と思ってしまいます。

でも、適切な治療をしなければ、患部にばい菌が入って化膿してしまうかもしれません。
全身に菌がまわって重大な病気になるかもしれません。
後遺症が残って、二度と運動できなくなってしまうかもしれません。

ネガティブな感情を抑圧してポジティブのふりをしてしまう人は、ケガを放置しているのと同じことですから、いつかごまかしが利かなくなって、動けなくなるときがくるはずです。

早めに気づけたら良いのですが・・・
わたしがようやく気付いたのは、35歳の夏でした。

ちゃんと落ち込むのが正しい在り方

嫌なことがあったときというのは、転んでひざを擦りむいたのと同じような状態です。

必要なのは、すぐに立ち上がって「大丈夫!」と宣言することではありません。

「ああ~~~痛い~~~!」とリアクションする
泣きたければ泣く
必要な処置(洗い流して消毒等)をする

心のダメージでも同じ。

ちゃんと自分の感情を受け止めてリアクションをして、泣きたければ泣く。
「相手に抗議する」等、必要な対処法を考えて実行する。

これ、できている人からしたら当たり前すぎることなんでしょうが、できない人間からすると、一歩目からつまずきます。

だってわたし、「悲しいよ~!わ~ん!(泣)」みたいな感情が完全に欠落していたのですから。

もう少し掘り下げて言うと、そういうネガティブな感情が現れる場合は全部「怒り」に置き換わってしまっていました。

つまり、自分の感情を正しく捉えられずに勝手に押し込めて「大丈夫☆」って言ってるか、もしくは「なんやねんあいつボケ!」と怒りの感情に支配されるか。

ちなみに、怒りの感情に支配されたところでいいこと無しです。

怒りの感情に支配されていると、適切な対処法がとれないから。

怒りの奥にはたいてい「悲しい」とか「寂しい」といった感情があって、それを自覚しないとうまく対処できないんだな~と、この1年はすごく思うようになりました。

自分のことなんて実はよくわかってない

子どものころから明るく元気でリーダータイプの優等生。
ちょっとおおざっぱで雑なところもあるけれど。
友達が多くてにぎやかなところが好きで、みんなから信頼される人間。

というのが、これまでのセルフイメージでした。

ところが、実はそんなことありませんでした。

そういう側面はもちろんあるけれど、本当は、

内向的で1人で黙々と作業するのが好き。
考えることと書くことが好き。
一方的に話す「セミナー講師」の仕事は好きだけど、大勢と交流するパーティは苦手。
細かいところにこだわる神経質なタイプ。
友達はよく考えたらそんなに多くない。

と、ここ1年ぐらいでいろいろ発見はありましたが、まだまだ分からないことだらけ。

心の問題は特に、自分自身の認知がゆがんでしまっていると自覚が難しいものです。

はっきりと自覚できなくても、「嫌なことが多いな」と思っているなら、「もしかしたら自分の心の状態が良くないのかも」と考えてみてほしいです。

心のダメージが大きくなりすぎたら専門家につながろう

体のケガも、放置していると大変なことになってしまいます。

心のダメージも同じで、わたしもほとんど限界まで放置してしまったために、しんどい思いをしました。

大ケガや病気で病院にかかるのと同じで、心のダメージも、病院にかかるべきです。

さらに言えば、心のダメージが大きくなると客観的な視点が失われ認知の歪みも大きくなりがちなので、「まだまだ大丈夫」と思っている人でも、専門家につながったほうが賢明です。

自分自身がしんどくなくても、家庭環境や職場環境などでしんどいことがあるなら、早めに専門家につながっておくべき。

専門家につながってさえいれば、自分で限界だとわからなくても、プロが「あなたもう限界よ」と教えてくれますから。

わたしもそうだったように、周りから「明るく元気な楽天家」と思われている人ほど、実は感情を抑圧してしまっているかもしれません。

ま、心に大きなダメージがないにしても、心のかかりつけ医をもつのはとても良いことだと思います。

精神科でも心療内科でもいいんですけど、それ以外でも行政がやっているお悩み相談会的なやつとか、臨床心理士さんが運営しているカウンセリングルームとか、そういうのも選択肢に入れつつ、探してみてください。
(民間のカウンセリングルームを利用する場合、臨床心理士・公認心理師以外の謎の肩書きのところは避けてください)

もっとみんなが、生きやすくなればいいな。

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