ワタ(綿花)の栽培に挑戦。種まきから収穫、種取りまで。

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ガーデニング

2021年、初めて「ワタ(綿花)」を育てました。

これまで、ワタを育てたいと思ったことなど一度もなく、種や苗も見かけることはなかったように思うのですが……。

たまたま、立ち寄った「福知山市丹波生活衣館」でワタの種が「ご自由にお持ちください」だったので、試しに育ててみることにしたのでした。

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基本的には、福知山市丹波生活衣館でいただいた「わたの育て方」に沿って育てました。

種を水に浸しておく

種を、水に浸します。5月7日。

種の周りにはワタの繊維が付いています。

4日目の様子。

このあと、水からあげ、湿らせたキッチンペーパーの上に置きました。

その2日後に、根が出ました。

これで種まきができます。

プランターに種をまく

5月13日、7号の鉢にまきました。

3粒を点まきしました。

水耕栽培でも育てられるかな?と、余った種をバーミキュライトにもまいておきました。

種まきから1週間後の様子。

10日後の5月23日には、バーミキュライトで育てたものを水耕栽培装置に移植しました。

室内での栽培は難しいかも?

水耕栽培で屋内で育てていたワタは、ぐんぐん伸びました。

出窓のてっぺんに届くほど伸びたのですが、花がなかなか咲きません。

つぼみはつくのに、つぼみのまま落ちてしまうんです。

環境が合わなかったようですね。

結局、いつまで経っても花が咲きそうになく葉ばかりが生い茂るので、あきらめて撤収しました。

屋外のプランターも過酷な環境

屋外のプランターで育てていたワタは、まだ小さいうちに、かなり害虫(ハダニ)にやられてしまいました。

ところが、梅雨明けから徐々に復活。

8月24日にはこの状態です。

かなり復活しました。

花が咲く

8月27日の様子です。

ワタはアオイ科の植物で、オクラと同じ。
オクラとそっくりな花が咲きました。

この後、いくつか花を咲かせてくれました。

ハダニ被害に遭ったときに片づけなくてよかった・・・

コットンボールができる

9月9日。実がなっています!

キンカンぐらいの大きさで、形状はレモンのようです。

これが、しばらく放っておくと、実がはじけます。
10月2日の様子。

リースやドライフラワーで見たことのあるコットンボールですね。

植物から綿が出てくるの、すごい違和感があっておもしろかったです。

コットンボールは手でつまむと簡単に収穫できます。

収獲できたコットンボールはお花3つ分。
ちょっとだけですが、収穫したものは室内で2週間ぐらい干しておきました。

種取りと綿の保存

10月23日、種取りをおこないました。

このコットンボールの中に、種が入っています。

1玉の中に6つぐらい種が入っていました。

種は53粒もありました。

綿は繊維なので、引っ張ってもなかなか種は取れません。

繊維の向きに合わせてうまくほぐせば良いらしいのですが、全然うまくできないのでハサミでチョキチョキして取り出しました。

種は、封筒に入れて冷蔵庫に保存しました。

綿は、とりあえずジッパー付き保存袋に入れて保管しています。

綿から糸をつむいでみたいのですが、量が少なすぎるかな、と思って保留中。

ワタを育てるという発想はこれまでありませんでしたが、育ててみると楽しいものでした。

種はたくさんあるので、多分来年も育てるかな。

来年は虫に気を付けて、もっとたくさん収穫したいです。