ICカードリーダライタの設定方法、必要なソフト、商品の選び方など

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仕事道具

オンライン予約やオンライン申請、なんでもかんでもオンラインで済ませたいものですが、厄介なのが、

ICカードリーダライタ

とかいう、謎のアイテム。
名前長いし。

e-Taxに興味はあれど、以前調べた際に意味不明すぎて投げ出し、郵送どころか毎年「手渡し」しています。
(受領印がもらえる、しかも即日、というメリットは大きい)

ただ、せっかくマイナンバーカードを持っているので、これを活用していきたいと思いまして、今回ICカードリーダライタの導入に踏み切ったのでした。

案の定、いろいろ面倒なことやわからないことが満載でしたがなんとか設定を終えましたので、その様子を記録しておきます。

特に、分かりづらかった点はほかの人にとっても分かりづらいと思うので、分かりやすく解説したいです。

※スマホで代用できる場合があります※

パソコンにICカードリーダライタを取り付けたりしなくても、スマホで代用できる場合があります。

ICカードリーダライタとして使えるスマホは、以下のページの下のほう「マイナンバーカードに対応したスマートフォン一覧」というPDFファイルで確認できます。

ICカードリーダライタのご用意 | 公的個人認証サービス ポータルサイト
公的個人認証サービスとは、電子証明書などの安全性が高い技術を利用し、他人によるなりすまし申請や電子データが通信途中で改ざんされることを防ぐための機能を、安い費用で提供するものです。

PDFファイルはこちら:マイナンバーカードに対応したスマートフォン一覧

わたしは、まだiPhone SEを使っているため対応していません。

それに、e-Taxで使う場合には、iPhoneもMacも対応していない模様。

【確定申告書等作成コーナー】-マイナンバーカード対応のスマートフォンをICカードリーダライタとして利用する方法

対応Androidを使っている人なら、そもそもこの記事を読む必要がありません。
対応iPhoneを使っていて、特例給付金などiPhoneも対応しているサービスを利用する人にも不要です。

ここからは、それ以外の人に向けて書きます。

基本的には「公的個人認証サービス」のサイトを見て進めればできるのですが、分かりづらい点もあったのでわたしなりに解説するつもりです。

公的個人認証サービスとは | 公的個人認証サービス ポータルサイト
公的個人認証サービスとは、電子証明書などの安全性が高い技術を利用し、他人によるなりすまし申請や電子データが通信途中で改ざんされることを防ぐための機能を、安い費用で提供するものです。

ICカードリーダライタは「個人番号カード対応」のものを選ぶ

さて、「ICカードリーダライタを導入するぞ!」と思ったらまず、ICカードリーダライタを購入しなければなりません。

実はこれも、なんでもいいわけではないそうで、面倒くさいなと思うわけですが、

個人番号カード対応

と書かれているものを選べばOKです。

また、以下のページの「マイナンバーカードに対応したICカードリーダライタ一覧」というページから対象商品が確認できますよ。

ICカードリーダライタのご用意 | 公的個人認証サービス ポータルサイト
公的個人認証サービスとは、電子証明書などの安全性が高い技術を利用し、他人によるなりすまし申請や電子データが通信途中で改ざんされることを防ぐための機能を、安い費用で提供するものです。

わたしが購入したのはこちら。

特例給付金のオンライン申請が始まるタイミングだったのでほとんどの商品は売り切れ・・・。

わたしがAmazonで見たときは、この商品が2,728円でしたが、今日現在は高騰していますね。

なお、ヨドバシドットコムでは2,320円で売っていたのでわたしはこちらで購入しました(ただしその直後に売り切れていました)。

Access Denied

ヨドバシだとさらに10%ポイント還元なので、だいぶ安いですよね。

公的個人認証サービスのソフトをインストールする

ICカードリーダライタを使うには、「公的個人認証サービス」の設定も必要です。

以下のページから「利用者クライアントソフト」をインストールしてください。

利用者クライアントソフトのダウンロード | 公的個人認証サービス ポータルサイト
公的個人認証サービスとは、電子証明書などの安全性が高い技術を利用し、他人によるなりすまし申請や電子データが通信途中で改ざんされることを防ぐための機能を、安い費用で提供するものです。

JRE(Java実行環境)を確認し、なければダウンロードする

ICカードリーダライタを使ってオンライン手続きをできるようにするには「Java実行環境」とやらが必要だそうです。

PCのコントロールパネルを開いて「Java(32ビット)」というのがあればOK。

確認方法は以下のページでも解説されています。

JRE(Java実行環境)の確認方法 | 公的個人認証サービス ポータルサイト
公的個人認証サービスとは、電子証明書などの安全性が高い技術を利用し、他人によるなりすまし申請や電子データが通信途中で改ざんされることを防ぐための機能を、安い費用で提供するものです。

無かった場合はダウンロードしなければなりませんが、ダウンロードページの案内もあるのですぐダウンロードできます。

JRE(Java実行環境)の導入方法 | 公的個人認証サービス ポータルサイト
公的個人認証サービスとは、電子証明書などの安全性が高い技術を利用し、他人によるなりすまし申請や電子データが通信途中で改ざんされることを防ぐための機能を、安い費用で提供するものです。

ICカードリーダライタのドライバをインストールする

ここまでできたらあと少し!

購入したICカードリーダライタを、PCに接続します。
おそらく、USBを挿した時点でドライバがインストールされると思いますが、されない場合はICカードリーダライタの説明書を見てインストールしてください。

たいていは、メーカー公式サイトに行けばインストールページがあるはずです。

これで、ICカードリーダライタの設定は完了!
すべての作業が成功していれば、マイナンバーカードを使ったオンライン手続きができるようになっているはずです。

動作確認をする

設定が終わったら、ちゃんとマイナンバーカードを読み取れるのか確認しておきましょう。

いざ申請!というときに使えなければガッカリしますし・・・ICカードリーダライタが不良品である可能性もありますし。

というわけで、動作確認をするためにJPKI利用者ソフトを開きましょう。

と、わたしはここで「は? JPKI? なにそれ???」ってなりました。
急に登場した謎のソフト。

これ、さきほどインストールした「利用者クライアントソフト」のことです。
言い方を統一してほしい。

まあとにかく、JPKI利用者ソフトを起動させてください。

動作確認」というボタンがあるのでクリック。

あとは画面の案内通りに、マイナンバーカードを差し込んで実行ボタンを押すだけ。

以下のような表示が出れば成功です。

いろいろとごちゃごちゃ記載されていますが、結局「OK」が並んでいれば成功で、「NG」と書かれている箇所があれば失敗

原因を調べて対応しましょう。

ちなみに、わたしははじめ差し込む向きを間違えてNGが出ました。笑

動作確認について、詳しくは以下のページで確認してください。

利用者クライアントソフトの動作の確認方法 | 公的個人認証サービス ポータルサイト
公的個人認証サービスとは、電子証明書などの安全性が高い技術を利用し、他人によるなりすまし申請や電子データが通信途中で改ざんされることを防ぐための機能を、安い費用で提供するものです。

おわり

個人事業主として起業して今年で8年目!
毎年「e-Taxなぁ・・・」とぼんやりとスルーしてきたICカードリーダライタですが、ついに導入できました。

マイナンバーカードってなかなか使う機会がなかったのですが、最近はちょくちょく使えるところが増えてきましたよね。

最近はスマホで読み取りできるのでICカードリーダライタがなくても良さそうですが、わたしはまだ対応スマホじゃないので。

今後、どれぐらい使う機会があるのかは謎ですが、今後もっと増えていくであろうオンライン手続きに対応できる体制が作れたのはよかったです。