本記事は、noteで有料販売していた記事をブログに移植したものです。
2016年6月1日 14:35
Webライターと言っても全然稼いでない人からめっちゃ稼いでいる人までいろいろいるんですが、まぁ、稼げないと悲惨です。
フリーランスですので、給料が保証されている会社員とは全然違います。
国保やら年金も自分で払わないといけないし、病気になっても傷病手当は出ないし、有給休暇だってありません。
だから、上手くいかなかった場合はつらいですね。
その点、主婦、特に専業主婦だと、ほぼノーリスクなんですよ。
リスクなしで始められる
もともとの収入がゼロですからね。
安定した会社勤めをやめてライターに転身する、という人に比べたら、まったくリスクはありません。
ちょっと家事を早めに終わらせて、空いた時間でWebライティングに取り組む。
本来ならゼロ円だった収入が、1万とか2万になるわけです。
軌道に乗らなくても、配偶者が働いているならとりあえず生活に困ることはありませんよね。
そりゃ、20万30万と稼げた方がいいでしょうが、「コンスタントに毎月5万円稼げるようになった」というだけでも、家計がうるおいます。
上手くいったらうれしいし、上手くいかなくても損害が少ない、というのが、主婦がWebライターをやるメリットです。
家にいながら働ける
小さい子どもがいても、家族の介護をしていても、Webライターなら自宅で作業できます。
わたしも、普段はほとんど家で過ごしていますよ。
わたしの場合は子どもがもう小5なので取材などで出かけることもありますが、外に出るお仕事も、自分で選べますよね。
誰かに強制されるわけじゃないですし、自分のスケジュールに合わせて、できる仕事だけ選べばいいのです。
わたしがランサーズを始めたころ、脱毛エステの体験談の仕事をもらいました。これは、実際にエステに体験に行かなければなりません。
こういう仕事も、「子どもが保育園に行っているあいだにできるかな」と判断すれば応募すればいいし、難しければスルー。
それぐらい気軽にとらえてもらって大丈夫です。
月収20万円程度であれば、このような外に出る仕事を請けなくても、十分達成できる金額ですよ。
子どもが熱を出しても大丈夫!
わたしは元からワーキングマザーでした。
が、子どもが体調を崩すとほんとツライんです……。
保育園から電話がかかってくると、職場に「すみません」と言って早退します。
保育園に迎えに行ったら、また「すみません」と言って子どもと帰ります。
病院に行ってから帰宅して、職場に連絡。「明日は休むことになりそうです、すみません」。
何度謝ればいいのでしょう。悪いことをしたつもりはないのに、わたしはどうしてこんなに謝っているのだろう。そう感じていました。
でも、在宅でWebライターをしていれば、子どもが熱を出したからと言って休む必要はありません。
多少、仕事のペースは落ちますけどね。
子どもを寝かしている横で仕事ができますし、職場に謝る必要も、高額な病児保育を探す必要もありません。
自分が体調を崩したときも同じです。
さすがに重病の場合はクライアントに連絡しなければならないでしょうが、ちょっと熱があるぐらいなら、別に仕事できますよね。
納期さえ守っていれば、多少自分や子どもが体調を崩しても、何も問題がない。これも、フリーランスとして在宅で働くメリットでしょう。
主婦に書けるジャンルは多い
「ライターなんてできない!」と思う必要はありません。
主婦に書けるネタって、いっぱいあるんですよ!
- 育児ネタ
- 妊娠・妊婦生活ネタ
- 家計・節約ネタ
- 美容ネタ(化粧品、ダイエットなど)
- 引越しネタ
- 掃除、片づけ、住まいネタ
などなど。
美容ネタだと、化粧品のレビューなども多いです。クライアントから商品をもらって、それを使ってみてレビュー記事を書くんですね。
だから、別に特別詳しい必要はありません。
レビュー・体験談の記事は、「一般的な消費者目線」で書けばいい記事が多いので、気楽にチャレンジしてもらえばいいです。
節約ネタになると、「自分が実践している節約術を紹介する」なんていうのもありますし、掃除や片づけも同じ。
中には「Tポイントについて詳しく書く」みたいなちょっと難しいお仕事もありますが、嫌いでなければ、自分なりに調べてみて、調べたことをまとめるだけというのでもOKです。
文章力が無いと難しいですが、難しいことは考えなくて大丈夫。
Webライターに必要な文章力は、中学生が読んでわかるレベルでいいんです。
だって、Webサイトを読む人には、いろんな人がいますよね。
古い小説のように、難しい漢字を多用したり難しい言い回しを使っては、逆に稼げなくなってしまいます。
誰にでも読める漢字を使い、誰にでも理解できるように文章を書くだけなので、国語が苦手だったという人も安心してくださいね。
(わたしも、国語は大の苦手でしたから……)
主婦でも稼ぐ力を持つと安心です
今は、専業主婦世帯がどんどん減っています。共働き世帯が過半数を超えるようになっているんです。
とは言え、共働きには困難も多いですよね。パートで働く程度だとまだ生活が苦しいという家庭も多いです。
バリバリ働いているキャリアウーマンでも、配偶者がいれば転勤できないとか、役職に就けないとか、問題はあります。
在宅フリーランスが素晴らしいというわけではありませんが、パートとも正社員とも違う、第3の働き方を知っておくのは大事です。
パートや正社員として働くのが難しい人でも、在宅フリーランスなら働けるというい人もいるでしょう。
わたしのように、もともと会社員をしていたけれど、フリーランスの方が性に合っているという人もいるはずです。
Webライターはどこにいても働けますし、万が一今後離婚など思わぬ方向に人生が行ってしまっても、自分でなんとかできる力が身に付きます。
夫婦ともに稼ぐ力を持つことは、配偶者にとってもいいことだとわたしは思っています。
もし奥さんの収入が少ないorゼロだと、夫はどんなにブラック企業でも、その会社にしがみつこうとしてしまいます。
でも、奥さんが自分でしっかり稼げるようになれば、夫も転職したり、独立したりと自由な働き方を実現しやすくなります。
現代は多様化が進んでいます。夫婦それぞれの働き方もいろいろ。また、ひとり親家庭も珍しくないですよね。
お金に関しても、「最低限だけの収入を得て、あとは遊んで暮らしたい」という人もいれば、「がっつり稼いでぜいたくな暮らしがしたい」という人もいます。
そんな多様化する社会の中で、クラウドソーシングを使った働き方を試しておくことは、決して無駄にならないのではないでしょうか。