わたしは39年生きてきて、未だに、エネルギーの使い方がヘタクソだなーって思うんです。
それは「まだまだのびしろがある」ということにもなるんですけど。
というか、「まだまだヘタクソ」と言うよりも、「エネルギーの使い方が、この年にして大きく変わったのでまだ慣れていない」と言うほうが正確なのかも。
最近、使えるエネルギーの量が大幅に増加したんです。だから、どうエネルギーを使えばいいのか、まだ分かってないって感じ。
エネルギーが増えた理由は、「搾取してくる人たちと関わらないことにしたから」。
世の中には、いわゆる「テイカー」と呼ばれるような、人の労力・時間・お金を平気で搾取する人がいます。
普通は「ギブアンドテイク」「持ちつ持たれつ」なわけだけど、それが成立しない人間関係。
わたしは2019年からカウンセリングに通ったことで、自分が搾取され続けてきたことを知りました。
特定の誰かというよりも、テイカーを引き寄せやすい体質、という感じ。
だから、常に誰かのなにかのために奔走している状態で、「暇」とか「寂しい」という感覚とは無縁の生活をしてきました。
でもわたしのエネルギー(ここでは時間や労力・お金)も無限ではないので、どこかで限界が来てしまう。
それが、2019年のことでした。2017年頃から限界が近づいている感覚はあったけど、そのときは原因は分かっていなかったです。
ただ、「パンクしそう」「何かがやばい」っていう感覚が、自分の中で膨らんでいく感じ。
2019年からのカウンセリングで問題に気づけたあとも、すぐに考え方や行動を変えることはできませんでした。
これまでに染み付いた思考回路があるし、もっと言えば、その時点ではまだ気づけていない問題も山積していた。
だからその後もしんどい展開が続いた。
一旦卒業したカウンセリングも再開し、精神科通いも加わりました。
でもそのおかげで、わたしはさらに自分が抱える問題に気づけて、テイカーたちとの決別が、ほぼ完了と言える状態にまで持ち込むことができました。
そして新たなテイカーと出会っても、距離を詰められる前に離れることも、できるようになったよ。
とはいえ、テイカーたちと決別しても、一度ボロボロになったメンタルはすぐには回復しません。
一度はPTSDまでいってるからね……。
正直、今も精神科通いとカウンセリングは続いています。
でも通院頻度はだいぶ空いてきて、自分の気分的にも、しんどさはほぼなくて、シンプルに「仕事が忙しくて大変wでもたのしい!」みたいな感じにまで回復しています。
だから今は、自分に使えるエネルギーが、めちゃくちゃ多いんです。
だって、この数年はメンタル瀕死でエネルギーがカスカスだったでしょ。
その前も、たとえばWebライターとして売れて、全国飛び回ってセミナーしたり、本を出したりしていたときですら、わたしは常にテイカーから搾取されていた状態だったんですよ。
もっと前、シングルマザーでワンオペで月~土フルタイムで働いていたときも、常に誰かから搾取されていた。
つまり、生まれてこの方、つねにエネルギーを吸い取る誰かが近くにいたから、自分のエネルギーを自分のことだけに使えたことがなかったってこと。
そんな状態でもあれだけ働けていたわけだけど、今はそれよりもっと、エネルギーがある。
そして今は完全に、自分のためだけに使えるわけです。「自分」というのは子どものことも含む。
自分と子どものためだけにエネルギーが使えるってすごい。
わたしって、こんなにエネルギーを持ってたのか!?ってなる。
正直今は、持て余し気味というか。こんなにたくさんのエネルギーを、どう使いこなせばいいのかがまだ分からないんです。
あと、わたしはどうも、持っているエネルギー量が多い気がします。
だって、これまでもさんざん、育児しながらめちゃくちゃ働いてる上に普通に遊んだりもしていたのに、あれが本来のエネルギーじゃなくて、まだ使えるエネルギーがありました!ってことなんだから。
なんか、人からそういうことを言われることが、けっこうある。「エネルギーが多い」「パワフルすぎる」的な。何度も何度も言われると、「え、そうかな?そうかも?」ってなるよね。
ちなみに今はまだ、完全に元気!!ってわけでもなくて、ていうか年齢的にも、「万全」はありえないと思う。
けど、まだ数段階は先がありそうな気がしています。
まだまだやれるってこと。なんだ、人生って、地獄だと思ってたけどなかなか面白みのある地獄なんだね。
今後の課題は、このエネルギーを、何にどう振り分けたら良いのか。
そして体のエネルギーとのバランスをどうとるか。
精神的なエネルギーに見合った体力がほしいから、しばらくサボっていた筋トレも再開させたよ。
ここまでの人生、かなり失敗だらけで七転八倒してるんだけど、総合的にみたら面白くて、次はどんな面白いことが起こるのかなってわくわくしてる。
なんか、若い頃に思い描いていた「大人」より、断然、現実のほうがおもしろいよね。
今までに失ったものを数えるより、これから手に入るものを想像してわくわくしていたいと思います。
七転八倒してトライアンドエラーを繰り返してるわたしが手の内を話しまくるセミナーもたくさん企画しています。
いっぱい申し込んでもらったらうれしいので、ちょっとでも気になるものがあればぜひ申し込んでくださいね。