ローズマリー栽培記録2021年春~ 屋外プランターと水耕栽培での育て方

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2021年春からローズマリーを育てています。

ローズマリーはシソ科のハーブで、料理によく使います。

肉料理にもよく合いますが、フォカッチャを焼くときに使うのが一番好き。

ローズマリーは常緑性低木で何年も育てることができ、大株に育てても良いし、挿し木で株を更新してコンパクトな大きさを維持することも可能。

このページでは、我が家のローズマリーの成長の様子を記録していきます。活用法や保存法についても紹介します。

2021年春に購入、7月から水耕栽培スタート

ローズマリーはコーナンの園芸館で、鉢植えのものを購入しました。小さい苗は売ってなくて。

昨年は自分の体調が悪かったこともあり、すぐに植替えはせず、購入時の鉢のまま、庭で育てていました。

ただ、ハダニにやられてしまい多くの枝が枯れてしまい……すぐさま、無事だった枝を切って屋内で水挿しにしました。

挿し木するときは木質化していない枝を選んでカットし、下のほうの葉は落として、水や土に挿します。

今回は水耕栽培に挑戦したかったので、数日間水挿しして発根が確認できてから、ペットボトル装置に定植して育て始めました。使用しているのは600mlのペットボトルです。

約3か月後の様子がこちら。

あまり変わってないように見えるかもしれませんが、脇芽というのか、小さな枝が何本も伸びてきました。

さらに、ほかのキッチンハーブと寄せ植え風の水耕栽培にしてみたのがこちら。

ちょっとパセリの主張が激しいですが、右奥に見えるのがローズマリーです。

ちょこちょこ収穫して料理に使えるぐらいには成長しています。

ローズマリーは水耕栽培でも育つことがわかりました。

ただし、大株に育てるのはスペースの問題でできないので、わたしの場合は年に2回ほど挿し木で更新するのが良いかな、と感じています。

上記の画像のローズマリーはすでに撤去済で、執筆時点(2022年4月)では新たな枝を水挿しにして、発根を待っているところです。

参考:ペットボトルで簡単に水耕栽培容器を自作する方法。遮光の工夫など。自由研究にもオススメ

撤収したローズマリーの保存法については後述します。

2021年10月、植え替え

庭の鉢植えのローズマリーは、ハダニにかなりやられてしまったのですが、まだリカバリーできそうだったので、とりあえず植え替えをすることにしました。

真夏は植物にとっても過酷な環境なので、植え替えをするなら基本は春、春まで待てない場合は秋におこないます。

こちらが、ハダニにやられたかわいそうなローズマリー……。鉢も小さい。

植え替え後。

鉢が小さくて、根がパンパンに詰まっていました。やはり、購入後すぐに植え替えてあげればよかった。

冬のあいだも屋外のままでしたが、問題なく冬越しはできました。

が、少し暖かくなってきたらぐんぐんと成長を始め、この鉢も窮屈そうに見えたので、今春(2022年4月)また植え替えました。

3ガロン(約11リットル)のルーツポーチ(不織布プランター)です。

昨年の無残な姿とは大違いでしょう。復活してくれてうれしい。

ルーツポーチは昨年から野菜の栽培にも使用していますが、プラスチックのように割れる心配がなく、見た目も良いし、保管時や処分時にもかさばらないところが気に入っています。

水やりする際には株全体にも水がかかるようにやると、ハダニの防止にもなると思うし、ローズマリーの良い香りが漂って気分も良いです。

土は、再生土7、赤玉土2、パーライト1ぐらいです。

再生土っていうのは自分で再生した土のことで、使用済みの土をふるいにかけて、ゴミと微塵を取り除き、消毒してから再生材を混ぜたもの。

こういうの。

マイガーデンを適量まぜてあります。

ルーツポーチを使っているので、鉢底石は入れていません。

ただコンクリの上に置く場合は、直接置くと夏は暑すぎると思うので、ウッドパネルなどを置いたほうがいいと思います。

ローズマリーの保存方法

ローズマリーは使うタイミングでその都度収穫しても良いですが、剪定したり、水耕栽培の株更新のため撤去したりした場合は、大量にあるので、なんらかの方法で保存する必要があります。

ハーブの保存と言えばドライかオイル漬けが定番ですが、ローズマリーはドライにするのが使いやすいかなと思います。

自然乾燥させるなら、枝を紐などで縛って、風通しの良いところ(かつ直射日光が当たらないところ)に吊るしておきます。2週間ぐらい、しっかり乾燥させてください。

せっかく吊るすなら、ほかにもいろんなハーブや花をたくさん吊るせば、魔女っぽい雰囲気も出て楽しそうです。

わたしはせっかちなので、レンジで乾燥させます。あと、自然乾燥だとうっかりするとカビが生えてしまったりもして悲しいので……。

ローズマリーをお皿に広げて、200W(解凍モード)で1分。500Wとかで一気に仕上げる人もいますが、わたしはビビりなのでじっくりと。

1分ごとに触って確認し、全体を混ぜたりしながら、ぱりぱりになるまで乾燥させます。

完全に乾燥したものは、指で軽く揉むだけで枝から葉が落ちます。

おしゃれな瓶などに入れると気分も上がりますが、プラスチックの保存容器でも大丈夫。

わたしは冷蔵庫で保存しています。基本、腐ったりもしないし何か月でも(1年でも?)もつとは思いますが、保存期間は半年ぐらいと考えておくのが良いかな、と思っています。

育てている限り、今後も定期的に収穫できるので、次の収獲をしたら古い分は処分したらいいんじゃないかな。

このローズマリー、お茶パックに入れて、リンゴジュースに入れるとすごくおいしい。

2022年6月 剪定

ぐんぐん成長してくれてうれしいのですが、このままいけば冬までに大変なことになるのでは?ていうか梅雨のときに株元が蒸れて傷んでしまうかも?と不安になり、梅雨に入る前に剪定することにしました。

剪定後。

剪定って上手にできない。どこをどこまで切ったらいいのかよくわからなくて難しい。

一応、本を読んだり「趣味の園芸」で見たりして真似してみるんですが、できているのかどうか、わかりません。

でも、再起不能なほど切りすぎてはいないはずなので、これでしばらく様子を見ます。

今回は大量に収穫できたので、大量に挿し穂(挿し木用の枝)を作りました。

フリマアプリで売ったり、ほしい人がいたら分けてあげようと思います(知人限定。ほしい人いたら連絡ください、送ります)。

ローズマリーはつねに屋内水耕栽培でも挿し木したものを育てているので、最悪、鉢植えの株が虫にやられても大丈夫、という安心感があります。

まとめ

今後も、ローズマリーの成長の様子を随時追記していきます。

庭のローズマリーがどこまで大きくなるのか今から楽しみです。