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チンゲンサイ、おいしいですよね。
味も食感も大好きです。
そして実は、けっこう育てやすい野菜でもあります。
水耕栽培でチンゲンサイを育てることができるので、その方法を紹介します。
なお、基本的には屋内水耕栽培ですが、屋外でも育てていますのでその方法も記しておきますね。
チンゲンサイを水耕栽培で育てる流れ
まず水耕栽培についてですが、わたしは以下の流れで栽培しています。
- バーミキュライトに種まき
- 根が伸びてきたら根元をスポンジでくるんで装置に固定し培養液で育苗
- 本葉が2~3枚になったらゆとりのある大きさの容器に定植
水耕栽培装置についてはこういったものを使用しています。
2022年追記:現在は以下の装置を使って育てています。
水耕栽培設備2021年夏ver. LEDライトとエアレーションの導入でいろいろ大幅改善!
では、実際に流れを紹介しますね。
種まきから定植まで
100均で売っているプラスチックカップに、バーミキュライトを入れます。
そこへ、種まき。
こんなふうに、マスキングテープでラベルをつけておくと分かりやすいです。
かわいい芽が出ました。
双葉がしっかり開き、本葉が出てきたぐらいになったら、水耕栽培装置へ移植します。
種まきから定植までの流れはこちらでも詳しく紹介しています。
定植後、6日経った様子がこちら。
早くもチンゲンサイっぽさが出ていますね。
間引き・収穫・撤収
定植後、2週間経ったのがこちら。種まきからは約3週間です。
株間が狭いと葉が重なり合って成長によくないので、必要に応じて間引きします。
間引きした株はペットボトル容器に移植しました。
これで、種まき後ちょうど1か月ぐらいです。
間引きして株間に余裕を持たせると、また成長スピードがアップするように思います。
サイズはこぶりですが、しっかりとチンゲンサイらしい葉の形をしていますね。
このときは、このように下葉をちょこちょこかきとり収穫しながら育てました。
かきとり収穫なら長く楽しめますが、しっかり成長してから株ごと収穫するほうが1回の収穫量は多いです。
収穫がすべて終わったら、培養液を捨て、残った根などのごみも捨て、容器を洗っておしまいです。
2022年追記:
現在は当時より本格的な装置を用いて栽培しており、このようにどっしりとしたチンゲンサイが収穫できるようになりました。
チンゲンサイの保存方法
チンゲンサイも葉物野菜なので、収穫後はすぐしなびてしまうんですが、きちんと保存すれば2週間程度はシャキッとしています。
わたしはいつも、収穫後に水洗いして、水に濡れた状態のままキッチンペーパーにくるんで、保存容器に入れて保存しています(ポリ袋でも可)。
家庭菜園だと少しずつしか収穫できなかったりしますが、2週間保存しておけるなら、そのあいだに少しずつかきとり収穫して、一気に調理する、ということもできます。
屋外でチンゲンサイを育てるときの注意点
屋外でチンゲンサイの水耕栽培をする場合は、温度管理と防虫対策が必須になります。
まず温度管理ですが、土耕栽培と違って培養液は温度変化しやすいので、発泡スチロールの容器を使うのがおすすめ。
わたしはダイソーで売っているクーラーボックス(150円)を使用しています。ここに4株程度植えられます。
また冬は、寒すぎるのでビニールハウスに入れておくのが良いですね。
防虫対策には、このような防虫ネットハウスを使っています。
温度管理と防虫対策が面倒ではありますが、やはり日光が直接当たる環境のほうが生育が良く、どっしりとしたチンゲンサイに育ています。
さいごに
チンゲンサイはスープや副菜などに意外と使い勝手が良い野菜で、育てやすくもあるので、家で育てるのはおすすめです。
室内であれば冬でもラクに育てられると思います。