日帰りひとり旅で、福井県小浜市に行ってきました!
そのレポートを書きます。
反省点【1】
まず、今回の反省点ひとつめをサクッと。
「湖西線、むずかしい」
これに尽きます……。
京都からだと「湖西線経由敦賀行き」の新快速に乗って途中でバスに乗り換えるルートが最適なんですけどね、
湖西線に乗ったはずが、米原行きだったの!!
聴覚が鈍感すぎてありとあらゆるアナウンスを聞き逃すわたしは、なんにも気づかずに守山まで行ってしまいましたよ……
あとで調べてみたところ、「京都駅で切り離しをおこない、敦賀行きと米原行きに分かれる新快速」が存在するらしい……
おかげで1時間以上、時間をロスしちゃいました。
反省点
- 滋賀県方面に行くときは「切り離し」のアナウンスをよく聞く
- ホームの電光掲示板をよく見る
- 乗車後しばらくは本に没頭せず、周りの景色をよく見る
あとで確認したところ、電光掲示板には「乗車位置△1〜4」ってちゃんと書いてあったんだよね。
思いっきり7号車に乗ってた。
どうりで、発車まで時間かかるわけだよ。切り離してたのかよ。
京都駅から新快速で近江今津へ
というわけで、京都駅から、湖西線の新快速に乗って近江今津を目指すわけですが……
サンダーバードで敦賀まで行き、敦賀から小浜、という経路もあります。高いけど。
新快速で近江今津まで行って、そこからバスで小浜に行くルートのほうが安いし楽だと思われます。
ま、しょっぱなから盛大に間違えて、米原行きに乗ってしまったわけですが。
しかも、「大津」に着いた時点でミスに気づくべきなのに、読書に没頭していたため、気づいたのは「守山」に着いたとき。
守山から、京都まで戻ることにしました。
山科まで戻るのでもいいんですけど、京都駅のほうがお店とかいろいろありますしね。
振り出しに戻る。
30分ほど時間があるので、カフェラテを買って休憩。
本に集中してしまうのが怖くて、ベンチでひたすらぼーっと過ごす。
何度も電光掲示板を確認して、アナウンスも真剣に聞いて、慎重に電車に乗り込みました。
さて、湖西線は、右手に琵琶湖を眺めながら走ることになります。
きれい。
今度、琵琶湖一周の旅もしてみようかな。
京都から約50分で、近江今津に到着です。
近江今津駅からバスで小浜へ!
近江今津駅で下車したら、今度はバスに乗ります。
なお、高速バスではなく普通の路線バスですが、めっちゃ山道を走ります。
今回わたしは若狭歴史博物館に行きたかったので、小浜の5つほど手前で下車。
遠敷(おにゅう)という停留所です。
Googleマップのいいところは、入るのをためらうような、地元民しか歩かないような道を示してくるところです。
けど、こういう現地の人々の暮らしを眺めるのも、旅の醍醐味ですよね。
福井県立若狭歴史博物館へ
さて、若狭歴史博物館に到着!
特別展「海と山の美しもの ─食がつなぐ若狭と都─」が目当てです。
参考:福井県立若狭歴史博物館
特別展に加え、常設展もたっぷり堪能しました。(すべて撮影禁止)
すごく、面白かった……
全然人がいなくて、スタッフの方がきめ細やかに説明してくださり、VIPになった気分でした。
入館料500円でこれだけ楽しめるんだから、もっとみんな行けばいいのに!
若狭といえば「鯖街道」などと言われるとおり、都に塩や海の幸などを届けていた場所。
京都人からすると、「先祖が代々お世話になりました!!」みたいな感覚です。
わたしの先祖は滋賀県ですけども。
逆に、京都から若狭へはさまざまな文化が伝えられ、祇園祭に似た「放生祭(ほうぜまつり)」というお祭りがあったりします。
見てみたい。
など、いろいろ勉強になったけど、とにかく、人が少ないのがいい!
観光客でごった返してると全然ゆっくり見られないもん。
プロジェクションマッピングを使った解説とかも、独り占めできて最高でした。
1階はこんな感じ。
東小浜から小浜へ!
若狭歴史博物館は、小浜駅の隣の「東小浜」駅にあるので、次は小浜駅を目指します。
「北陸新幹線小浜・京都ルート早期実現」と書かれていますね。わたしも実現してほしいと思います。
ところで、田舎の一駅って遠いですよね……Googleマップでは、小浜駅まで徒歩54分とのことだったので、素直に電車に乗ることにしました。
けど、ICカードのことが駅のどこにも書かれていないし、「もしかして、まだ交通系ICカードに対応してないパターン?」と思ってきっぷ売り場で聞いてみました。
すると案の定、対応してないから、きっぷを購入するか、もしくは現金で払うということでした。
なお、このとき対応してもらった駅員さんは無愛想で偉そうで失礼な方でした。最悪です。
こんな思いしたくないから、さっさとSuica使えるようにしてほしい。
ホームは、あっち行きもこっち行きも同じ。ひとつのホーム。
お昼ごはんは海鮮丼!
小浜駅に到着したのは、13時半ごろ。
朝、電車を間違えたせいで時間がありません!笑
お昼ごはんが食べられるような店はどこも14時半とか15時で閉店してしまうので、早歩きで目的のお店に向かいます。
駅前の商店街。なんか寂しい…
「鯖街道起点いづみ町」と書かれている。ここから京都まではるばる、いろいろ運んでたんですね・・・。
ランチに選んだのは、「濱の四季」というお店です。
店内は広々、食堂といった感じ?
海鮮丼を注文しました。
豪華!!
そもそも小浜に来たのは、「てんこもり小浜フェスタ」というパンフレットを、近所のコンビニで見かけたから。
100円引きのクーポンがついていました♪
参考:お食事処 濱の四季
御食国若狭おばま食文化館へ
「濱の四季」のすぐ向かい側にあるのが、「御食国若狭おばま食文化館」です。
御食国は「みけつくに」と読みます。
博物館的なところだと思ってましたが、ほかにも、伝統工芸品作りの体験ができたり、温泉があったり、なんかいろいろできるところっぽいです。
1階が博物館的なところになっていますが、展示されている内容としては、若狭の食文化について紹介されていて、はじめにいった博物館の特別展と同じような感じでした。
(有料なだけあって、はじめに行ったところのほうがおもしろかった)
こちらも全然お客さんがいないのはよかったんだけど、スタッフの方たちがずっとべらべらしゃべりながら作業されていたのが、イマイチでした。
しゃべっててもいいけど、お客さんいるんだからもう少し遠慮がちに話せばいいのに。
こういうの、本当によくないよ!!
展示内容は、よかったです。
参考:御食国若狭おばま食文化館
反省点【2】
2つめの反省点なんですけど、
「行く日をまちがえた」
わたしが行ったのは、ド平日。
しかも、連休明け。
わたし、本当に人混みが苦手で、出かけるときは混んでる時期を避ける習性があるんです。
けど、それは京都のような観光都市に行くときだったり、USJのようなレジャースポットに行くときだけにすべきであって、小浜に行くときは、普通に土日に行けばよかったのかもしれません。
お店も火曜定休のところがすごく多くて。
この道の駅も、火曜が定休日。
当初行こうとしてたランチのお店も火曜休み。
小浜駅のお土産屋さんも火曜定休。
町並み保存資料館も火曜日が休み。
どっちみち、時間的に全部行くことはできなかったと思うのでべつにいいんですけどね・・・。
けど、次行くなら土日の、もう少しにぎわっている様子を見てみたいかな。
かかった費用は1万円未満
京都から小浜の交通費は、こんな感じです。
京都~近江今津 990円
近江今津~遠敷 1,230円
東小浜~小浜 190円
小浜~近江今津 1,350円
近江今津~京都 990円
合計 4,750円
食費・お土産代としては、4,000円ぐらいだったかと思います。
ぜんぶで9,000円ぐらいですかね。
1万円未満で、1日楽しめるんだから安いですよね!
まとめ
今回はしょっぱなから電車を間違えたせいで乗る予定だったバスにも乗れず、1時間以上ロスしてしまいました。
が、それも含めて楽しかったです。
わたしは結局移動自体が好きなので、移動時間が長いのは全然平気だし、現地滞在時間が短くても全然気にならないということを改めて痛感しました。
今後も、「在来線でゆっくり移動して、現地でおいしいもの食べてちょろっと観光して帰ってくる」みたいなことはしたいです。
来月は彦根に行きますが、その次は敦賀とか行ってみようかな。
ひとり旅の予定を入れると、強制的にひとりの時間が作れるので、今後も定期的にひとり旅をしたいです。