歯列矯正をするにあたって、下顎より上顎が小さい問題を解決すべく、急速拡大装置というものを使って上顎を広げることになりました。
今回から、いよいよ顎の骨を広げていく段階になります!
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ねじ回し開始!
いよいよネジを回していくんですが、イメージがしにくいと思うので画像を載せますね。
※口の中の写真です※
ピンボケだけど、自分で撮影してるのでこれが限界……。
4つのちょぼが、上顎骨に打ち込まれたネジです。
中央にくぼみがあるので、そこに専用の器具を差し込んで、回していきます。
ネットで調べてみると、手前のくぼみに差し込んで奥に向けて回すと書かれていることが多いのですが、わたしは逆で、奥側に差し込んで、手前に回すと言われました。
これが、実はちょっとしたトラブルがあって……。
クリニックではちゃんと説明を受けたし、説明の際に先生が回してくれたんだけど、
ネットで調べたら逆だったから、途中から逆に回しちゃったんですよ!!
はじめの3日ぐらいはちゃんと回せてたんだけど、途中で不安になって調べたら「逆やん!」ってなったので、逆に回し始めたんですよね。
わたし、基本的に口頭での説明(耳で聞いて理解)がものすごく苦手なので、「わたしが先生の説明を勘違いしちゃったんだ!」って解釈しちゃって。
で、結果的に「3日間広げて3日間戻す」みたいなことをしちゃって、挙句の果てに、ネジ回しの器具が折れちゃいました。
折れるのも当然です。ネジを締め切ったところを無理に回そうとしたんだから……。
器具が折れちゃったからどうしよーって、早めにクリニックに行ったら、逆に回してたことが判明して。
折れた器具は、先端が折れただけだったのでうまいこと調整してもらって、再び使えるようになりました(ちょっと短くなって回しにくくなったけど)。
そこからは毎日ちゃんと回したので、順調に広がっていきました。
1日2回✕8日間、1日1回✕7回、合計23回まわす
1日何回まわすのかは、人によって違います。
わたしは1日2回を8日間続けるよう指示されました。
一気に2回まわしてもいいし、朝晩に分けたりしてもOKです。
1日2回を8日間続けたのち、1日1回を1週間続けました。
合計23回まわしたことになりますね。
1回あたり0.2~0.25mm開くらしいので、5mmぐらいい広げたことになりますね。
回すときはちょっと痛いけどすぐおさまる
ネジをまわすことで器具が広がるので、それに合わせて上顎骨も広がります。
回すときには、キュウッとするというか、ちょっと痛いというか、軽めの片頭痛みたいな痛みがあります。
が、1分足らずで治まりました。
ただ、群発頭痛のような鈍い頭痛は1日中続いていました。
仕事に支障をきたすほどではないけれど、地味に痛い、って感じです。鎮痛剤を飲むほどではありませんでした。
骨が広がると前歯に隙間ができてくる(らしい)
急速拡大装置はその名の通り、1~2週間で一気に骨を広げていくので、前歯に隙間ができてくるそうです。
けれど、わたしの場合、隙間ができませんでした。
わたしの歯は、みんな勝手に動き回って「まんべんなく隙間ができる」みたいになりました。
だから見た目はほとんど変化無し。
もともと上の歯は部分矯正をしていたことがあるので、歯が動きやすかったみたいです。
歯間ブラシを使うとき、日によって隙間の大きさや場所が変わっていくのでおもしろかったです。
咬み合わせもどんどん変わっていく!
上顎を5mm広げるって小さい変化だと思うかもしれませんが、意外と大きな変化です。
咬み合わせも日に日に変化していきました。
噛んだときの、上下の歯の当たる位置が変わるんですよね。
また、前の歯は上下が少し重なっていたのに、重ならなくなりました。
歯の中心が上下でズレていたのも、揃うようになりました。
肩凝りは悪化!!
上顎が広がって咬み合わせが変化していくと、顔全体や首、肩にまで影響してくるようです。
肩凝り・顔凝りがひどくなりました。
顔の凝りがひどい。
最近カイロプラクティックをサボってるからかもしれないけど……。
顔をぐりぐりとマッサージしたいけど、上顎骨に隙間ができてると思うとあんまり強い力で押すのも気が引けて、そっとしておくことにしました。
カイロ行きたい!!
急速拡大装置は終了、次回、アンカースクリュー編!
というわけで、上顎骨は無事に拡大することができました。
装置はつけたまま。拡大した状態で固定して、骨の隙間に新しい骨が生成されるのを待つことになります。
3か月から6か月らしいけど……。
そして次は、アンカースクリュー編です!
聞いてないよ……!いや、ちょっと聞いてたけど!!
詳しくは次回。
大人の歯列矯正、次から次へと試練続きです。
でも実はけっこう読んでくれてる人がいるみたいなので、しっかりブログも書いていきたいと思います。