タオルやハンカチの類いが好きなのですが、好きなわりに、自分が使っているタオルがあんまりイケてないという問題を抱えていました。
ここ数年はわたしの人生かなりハードモードだし、いい加減うんざりで、自分をもっと大事にしようということで、「美しいものしか買わないキャンペーン」もあって、上質なタオルを購入することに決めました。
このたび、無事に上質なタオルを購入できたので、それまでに考えたことなどを、ここに書いておきます。
使っているタオルは、どれも気に入っていないことに気づいた
大人になってから、バスタオルをやめてフェイスタオルを使ってみたり、やっぱりバスタオルに戻してみたりと繰り返していて、現在はフェイスタオルを使用しています。
息子もフェイスタオルを使うのでもともとは贈答品なども含め多種多様なフェイスタオルをまとめて収納して使っていました。
でも、息子にもこだわりが出てきて、決まったタオルしか使わないので、「息子のお気に入りタオル」と「その他のタオル」で分けて収納してみました。
けど、「その他のタオル」って、本当に多種多様で、見た目もがちゃがちゃしているし、使い心地が悪いものもあるし、そもそも自分で買ったタオルは1枚もなくて、テンションが上りませんでした。(以前、自分で選んで買った今治タオルは息子のお気に入りになってしまった)
タオルが好きと自覚しているのに、気に入らないタオルを毎日使い続ける。その状況が、だんだんとストレスになってきました。
そこで、今年に入ってから、本格的にタオル購入を検討することにしました。
たかがタオル、されどタオル、選ぶのは難しい
フェイスタオルって、そんなに高いものではありません。高級なものもあるけど、せいぜい数千円。安いものなら100円ショップでも買えます。
けど、タオルって、真剣に検討すると、本当に難しい。
無難に今治タオルでいいか、と思っても、今治タオルだけでもめちゃくちゃたくさんの種類がある。
とりあえず、色は白でいいか、と絞っても、めちゃくちゃ種類ある。
探しているうちに「やっぱり泉州タオルも気になる」とか「ほかに有名な産地ってないの?」とか「地元である京都に、良いタオルメーカーはないの?」とかいろいろ気になって横道にそれて、考えるのに疲れて、「今日はここまでにしておこう……」と諦める。それの繰り返し。
この繰り返しを、過去にもさんざんやっているんだけど、そうやって思い悩んでいるあいだにも、わたしは日々、気に入ってないタオルを使い続けています。
時間かけすぎるのは不合理。割り切りも必要
ていうか、いちいちこんな真剣に検討してたらそれだけで人生終わっちゃうよ!!
これは「美しいものしか買わないキャンペーン」をしてから痛感するんですが、本当に良いもの、本当に気に入るものを真剣に考えて購入する、というのは、時間も手間もすごくかかります。
これまで、自分をないがしろにしてきて自分のほしいものがイマイチわかっていない人間だと尚更。
だから、ある程度は割り切るというか、「今のわたしにはこれ以上考えても埒が明かないから、現実的なこのラインで区切ってどんどん決めてしまおう」と、最近は考えるようになりました。
もちろん、あんまり気に入っていないものを無理に買うことは、絶対にしません。
でも、今回のように、実際に今困っていて、近いうちにほしいと思うものは、えいっと思い切って買ってみる。
やっぱり、買ってみないとわからないですよね。本当に気に入るものを買って使う、という経験が乏しいと尚更。だから、失敗しても仕方ない、だって経験が浅いんだもん!という開き直りを携えて、えいっと購入することにしました。
先日買ったリュックも、そんな感じ。けっこう時間をかけていろいろ探して考えたけど、最終的には「えいっ」と決めた。
困ったら、大丸か東急ハンズ
美しいものしか買わないと決めると、いい加減な買い物ができないんですけど、かと言って、「じゃあ、ちゃんとしたものはどこに行けば買えるの!?」という壁にぶち当たることがしばしば。
で、思ったんですけど、わたしのように経験の浅い人間は、とりあえず大丸に行けばいいんですよ。
大丸というか、百貨店。大きく間違えることはないと思うから。
そして、東急ハンズやロフト。
自分が詳しいこと(最近だと植物とか)なら、多少の目利きはできるから、安いお店で良いものを探すこともできる。
でも、自分が詳しくないこと(ファッションとか)は、目利きができなくて良し悪しが判断できないから、百貨店とか、買う店を限定してしまう。それが、今のわたしには良いんじゃないかと思います。
ロフトもいいんですけど、ロフトは河原町三条で、あんまり行かないんですよね。
東急ハンズや大丸は四条烏丸にあって、四条烏丸方面のほうがよく行く。
東急ハンズでフェイスタオルを購入
リュックを購入する前に、ロフトや東急ハンズを何度かぶらぶらしていて、そのときに、タオルもいろいろ売っていることを知りました。
なんていうか、いろんな種類があるけど、種類が多すぎなくて、選びやすいなーと思ったんですよね。
それで、改めて東急ハンズに行き、タオル売り場を眺めてみました。
タオルはやっぱり、手触りがわからないまま買うのは怖いから、ネットで買う選択肢はありませんでした。
実際にいろいろ触ってみるうちに、数種類に絞り込めました。わりと簡単に。
ホテル仕様っぽいごついタオルは好みじゃないし、かといってふわふわすぎるのも好みじゃないし、けっこう好みははっきりしているので、ネットで調べてウンウン唸るより、店頭で触るほうが早いですね。
ただ、1種類に決めるとなると、難しい。だって、絞り込んだ商品はどれも気持ちいい触り心地だし、あとは、使ってみて、何度も洗濯してみないと判断できない。
で、ここで、「これ以上悩んでも決めれそうにない」と判断し、全部買うことにしました。
だって、フェイスタオルって絶対に何枚か必要だし、わたしが思う最低枚数4枚を、全部違う商品にしようと思いました。
今回購入した4種類のタオル
最後に、購入した4種類の商品を紹介します。
1枚目。泉州美人。1,100円。
約2週間使った感想:やわらかくて気持ちいい。一番気に入ってるかも。
2枚目。cocochiena。660円。
約2週間使った感想:少し固い。一番安いタオルだけど、お値段なりということか。
3枚目。エアーかおるプリンセス。1,540円。
約2週間使った感想:一番高価だけど、そんなに違いはないと思う。使っていて気持ちいい。
4枚目。今治フェイスタオル(やわらか)。※ハンズオリジナル 1,100円。
約2週間使った感想:さすがハンズ、さすが今治タオル。気持ちいい。
まとめ
4枚購入したうち、一番安かったタオルは少し固いなーと思うけど、あとの3枚は十分満足なクオリティでした。一番好きなのは「泉州美人」だけど、エアーかおるプリンセスも、ハンズオリジナルも、そこまで差はないぐらいの品質です。
白で統一したので見た目もすっきりしたり、白だと漂白もしやすいから、うれしい。
タオルは、なんとなくブランドを統一しないと!と思っていたけど、まとめ買いとなるとそれなりの出費だし、それなりの出費をイチかバチかで決めるのも怖いですよね。
今回みたいに、色とサイズさえ揃えれば、ブランドはバラバラでいいや。今後も、バスタオルとか、息子のタオルとか、トイレ用などほかのタオルを買い替えるときも、同じ感じで選ぼうかなと思っています。