万年ダイエッターなもので、少なくとも年に数回は自分の身体の各サイズを計測するんですよね。
だから、そのデータをもとに下着も服も買っています。
が、下着、特にブラジャーに関しては、ちゃんと専門的な知識をもったプロに、きちんと計測してもらったほうがいいんではないか?と思うのです。
というわけで軽く調べたところ、ワコールには「3D スマート&トライ」という、体のサイズを計測してくれる機械があるとのこと!
なにそれやってみたい!
ということで、行ってきましたので、その様子をレポートいたします。
ワコール【3D smart & try】の体験の流れ
わたしが訪れたのは、大丸京都店。
京都だと、伊勢丹にも設置されています。
残念ながら、3Dボディスキャナの設置店舗はまだ少ない。
さて、店舗に到着したら、店員さんに声をかけます。
「あの~3Dのやつをしたいんですけど・・・」
みたいな感じでOKです。
たまたま店内が混みあっていて店員さんが忙しそうでしたが、少し待ったらすぐ対応していただけました。
(座って待つスペースもあったので平気でした)
3Dスマート&トライはセルフサービスが基本ですが、勝手にやるのではなく、店員さんに声をかけて、店員さんに案内してもらうのが基本だと思われます。
はじめに全体の流れを説明してもらいました。
- ショーツ以外の衣類をすべて脱ぐ(靴下も)
- ネックレスや腕時計などははずす
- 髪の毛は肩より上にまとめる
- 計測専用ブラジャーをつける
- 機械のほうへ行き、画面の案内通りに進める
- 最後にアルファベット1文字が表示されるので、それを覚えておく
- 服を着て部屋から出て、タブレットにアルファベットを入力して計測データを確認する
というわけで、案内されたのがこちらのお部屋。
一般的な「試着室」と比べると、広々としています。
手前が更衣スペースになっていて、奥が計測スペースです。
更衣スペースには、棚が設置されていて、必要なものが置かれています。
棚の左側に入っているピンクのものが、計測専用ブラジャーです。
髪をまとめる用のヘアゴムやヘアクリップも置かれていました。
その奥には、ゴミ箱。
利用の流れはこちらにも書かれていました。
服を脱ぎ、専用ブラジャーをつけたら、いよいよ計測スペースへ。
ここからは、画面の案内通りに進めばOKです。
「足元のしるしに合わせて立ちましょう」など、計測時の姿勢について教えてくれます。
また、「髪は上でまとめてください」など、計測に必要な注意が改めて、丁寧に動画で説明されます。
動画は何度も繰り返し見ることができます。
スキップすることも可能です。
説明が終わったら、計測!
と言っても計測自体は5秒で終了します。
本当にあっという間です。
計測が終わったら、計測結果が表示されます。
やり直しもできますが、基本的にはやり直しは不要だと思います。
もしここで、あり得ない変な数字が表示されていた場合は、やり直したほうが良いでしょう。
次に、データ登録の操作をします。
生年月日と暗証番号の設定をします。
すぐ終わります。
最後に、データ閲覧に必要なアルファベット1文字が表示されるので、記憶しておきましょう。
あとから必要になります。
計測はこれで終了です。
それでは、服を着て、部屋の外に出ましょう。
3Dスマート&トライの部屋の外には、タブレットが設置されています。
そこで、計測したデータの詳細が確認できるわけですね。
どこの店舗でも同じなのかはわかりませんが、テーブルとイスがあり、ゆっくり座りながら閲覧できるようになっていました。
テーブルの横にはプリンタも設置されています。
では、タブレットからログインしましょう。
さきほど登録した「生年月日」「暗証番号」、それから最後に表示された「アルファベット1文字」を入力して、ダウンロードします。
すると、計測結果を確認できる画面が表示されます。
さきほどの機械の画面では最低限の結果しか表示されていませんでしたが、実際には18か所も計測されています!
この18か所のデータはプリントアウトができます。
コンパクトサイズですが、しっかりとした厚紙に印刷されるので高級感があります。
中はこんな感じで、インナーサイズも記載されているのでありがたい。
タブレットでは3D画像も確認できます。
つまり、自分のだらしない体型が3D画像となって表示されます。
ショッキングな画像だったので写真は撮りませんでした・・・。
画面を横にスワイプすると、ほかにも体型の特徴がいろいろと表示されました。
これは「ボディ・オーバル」。胴体断面の形状だそうです。
バストのバージス(バスト底面の幅)。
バストのピッチ(左右間の距離)。
バストのボリューム(容量)。
トップテーパー(上半身正面の形状)。
ボトムテーパー(下半身背面の形状)。
このあたりのデータはプリントアウトできないので、わたしのように写真を撮っておくのがおすすめ。
それから、写真は撮っていませんが、おすすめの商品を教えてくれるサービスも搭載されています。
自分の好みなどの条件も入力して検索するとおすすめ商品が出てきますよ。
また、お気に入りに登録して、お気に入り一覧を印刷することも可能。
印刷したものをもとに店舗内でほしい商品を探す、といったこともできます。
以上で、3Dスマート&トライの体験は終了です。
なお、この日はけっこう混雑していたため、最後は勝手に帰りましたが、特に問題ありませんでした。
できれば、店員さんに「ありがとうございました」ぐらいは言いたいですけどね。
3Dスマート&トライがあれば、店員さんと話すのが苦手な人でも店舗で下着が買える
3Dスマート&トライは、瞬時に体をスキャンしてデータを出してくれる、すごいサービスだと思います。
しかも、無料なんですよ。
わたしは何も買わなかったので、本当に1円も使っていない・・・。
セルフサービスなので店員さんが張り付いてくることもないし、気がラク。
タブレットでデータ確認するのも、かなりゆっくりできました。
計測する部屋はひとつだけですが、タブレットは3台設置されていたので、多少混雑していても安心です。
そして、計測したデータをもとに自分に合う商品を探し、それを店舗で買う、というところまで、1人でできちゃうところが素晴らしいです。
店員さんに話しかけられると萎縮してしまったり、断れなかったりしてしまう人にとっては、1人で計測して1人で買い物できるなんて最高じゃないですか?
ネット通販なら1人で買い物できるけど、商品を手に取って確認することはできないし、詳細なデータも知りようがないですからね。
ちなみに、この日はたまたま、催会場でワコールのセールが実施されていたため、プリントアウトしたデータを持って、催会場へ直行しました。
良い商品が安く買えて大満足です。
まとめ
ワコールの3Dスマート&トライは、まだ全国でも導入店舗が少ないですが、これから増えるだろうと思います。
個人的には、プロの手による計測&フィッティングも気になるところなので、今度は通常の採寸・フィッティングをお願いするつもりですが。
とはいえ、機械で瞬時に体をスキャンしてくれるのは近未来的な感動もありますし、腕の長さや股下などもわかるので、ネットで服を買うときにも役立ちますよね。
もし行ける範囲に3Dスマート&トライを設置している店舗があるなら、ぜひ行ってみてほしいです。
わたしはダイエット中なので、しばらくは3か月おきぐらいに通ってみたいなと考え中です。