やりがいのない仕事との付き合い方

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本記事は、noteで有料販売していた記事をブログに移植したものです。

2017年7月27日 10:59

フリーランスは仕事が選べる。

とは言え、軌道にのるまではそんなに選べないし、気乗りしない仕事もあるでしょう。

というわけで、ワクワクしない、やりがいの無い仕事との付き合い方について。

最近気づいたんですけど、わたし、「せっかくやし」と「もったいない」が口癖なんですよね。

なにが言いたいかわかりますか。

どんな仕事でも、気乗りしない仕事でも、

「せっかく受けたんだから、何か吸収しないともったいない」

って、考えてるんです、無意識のうちに。

これは我ながら、なかなかいい考え方なのでは、と。

だって、そう考えてたらやりたくない仕事なんて無いよ。

いや、受ける前の段階だとやりたくない仕事はたくさんあるけど、そういうのは断るし。

「やってみようかな」って受けた以上は、どんな仕事でも楽しむようにしています。

たとえば「なんかこの人やりづらいな~」っていうクライアントに当たったときでも「この人のどういう点がわたしに合わないんだろう?」って考えて、掘り下げていけば「自分に合わないクライアントのタイプ」がわかる。

「この仕事を受けたおかげで苦手なクライアントの特徴がちょっとわかったぞ!」ってなる。

だから無駄じゃない。

クライアントからの指示が少なくフィードバックもない仕事だと「やりがいないな~」とか思っちゃう人が多いんですけど、そういう自由にさせてもらえる仕事なら、いくらでも遊びようがあるというか、「こんなことしてもいいですか?」「これは?」「こういうのはどう?」っていろいろ試せるのが楽しい。

そうやって楽しんでいろいろやっていたらクライアントも楽しくなってくるみたいで、結果的には良い関係が築けたりもする。

だからね、「気乗りしないな~」とか「この仕事やりがいないからもうやめたい~」とか、そういうの、やめましょう。

そもそも、クライアントはあなたのお師匠でも先生でもなくて、「何かを与えてもらう」という心構えではダメ。

やりがいは自分で作るものです。

どんな仕事でもやりがいは見つけられます。単純作業と思われがちなレジの仕事だって。

「だから、耐え続けろ」というわけじゃないです。

どんな仕事でもやりがいを自分で見つけてやっていれば成果は出るし、成果を出した人にはご褒美としてもっとやりがいのある仕事が回ってくるってことが言いたいです。

誰でも書けそうな簡単な案件でも、全力でやっていればより面白い仕事を回してもらえるようになる。レジのパートでも、やりがいを見つけて全力でやっていればレジリーダーになって時給が上がる、とかね。

パッと見で「これはやりがいのある仕事だ!」っていう仕事には誰もが飛びつくけれど、競争率が激しいから結局すでに結果を出している人が選ばれる。

パッと見でやりがいがなさそうな仕事は誰もやらないけど、ちゃんとやればちゃんと評価されるし、それが次の仕事につながって、ステップアップしていける。

わたしは、仕事って、そういうものなんじゃないのかなぁと思いながら今日も働いています。