おかげさまで、39歳になりました。
気持ちは19歳ですが、戸籍上は紛れもない39歳です。1984年生まれ、ねずみ年です。
最近思うんですけど、今の生活、ほんっっっとうに穏やかなんです!!
やっと、自分のことに目を向けられるようになったな、と感じています。
子どもと2人暮らしなんですけど、子は現在高校3年生です。
もうね、めちゃくちゃ楽です。
もちろん、今後の進学資金という大きなタスクがまだ残っているし、子どもがいる以上はいつまでも心配事は付きないだろうとは思います。
でも、離乳食を作って食べさせなくてもいいし、勝手に脱いじゃう靴下を何度も履かせる必要もない。
「宿題やった?」「プリント出してよ!」と言わなくていい。
高校生になると、というか、多分、「子が精神的に自立すると」、楽になるんだと思います。
なんでもかんでも親が把握して管理しなきゃいけなかったのが、なくなりました。
子どもが自分で考えて自分で行動します。今でも「ピアノの月謝持った?」とか「この日はお弁当いるの?」とかの確認はしますが、責任の所在が子に移った感が、すごくあります。
子が自発的に「バイトのシフトでた」とか「試合の同意書書いてほしい」とか言ってくれるし、わたしが覚えておかなくていい。
もう、すごく楽だ……。
会話も、大人に近くなってきました。
延々とトミカ・プラレール123(という本)を読まされることもなければ、延々と仮面ライダーの話を聞かされることも、延々とレゴの作品を見せられることも、なくなりました。
わたしが逆に教えてもらうことも増えました。
******
わたしは、21歳で出産しました。大学を中退して。
それから今に至るまで、ずっと、自分のことにかまってる暇はなかったように思います。
大学に入ってから自分が子どもの頃に虐待を受けていたことに気づき、自分がアダルトチルドレンだと知りました。
子どもには絶対虐待をしないように、必死でした。
生きるために働かなければならなかった部分も大きいけれど、「(保育園や学童に行くことで)なるべくわたし以外の大人にもたくさん接して、わたしの歪んだ価値観に毒されないでほしい」という気持ちも実は、ありました。
今となっては、もっとこうすれば良かった、あんなに怒らなくてよかったとか、いろいろあるけれど、そのときどきで精一杯のことをしてきたな、とも思います。
こんなツイートをしたんですけど。
子育てしてる人ほんま偉いし、仕事バリバリできなくて当たり前やし、自分がやりたいことや好きなことを見失っても当たり前やから、どうか焦らず気を落とさず。子育て終わりつつあるわたしは、最近めっちゃラクになり、ようやく自分のことを少し考えられるようになってきたよ。
— なつみと🍎Webライター・講師 (@NatsumiToshi) June 22, 2023