100均のフタ付き容器を水耕栽培装置にするためホットナイフで穴を開けてみた

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お金をかけずに水耕栽培を楽しもうとすると、どうしても装置は自作になります。

ペットボトルが定番ではありますが、ペットボトルでは1株しか育てられませんので、複数の株をまとめて栽培するには別の方法をとる必要があります。

じゃあどうするかっていうと、いろんな方がいろんな工夫をされているわけですが、わたしは、「使いたい容器に合わせてプラダン等を加工したフタを自作する」のがやりやすいと思います。

その方法はこちらの記事をご覧ください。

で、これはこれでよいとして。

はじめからフタがついている容器に、穴を開ければいいんじゃないの?

って思いますよね。
そうです思うんですよ。

でも、無理なんです。

しっかりとした市販の容器は、硬くてカッターナイフでは歯が立たない。
無理。

コーナンとかで専用の工具を買わないと無理。

というわけで、わたしも諦めていたんですけども、やっぱり挑戦してみたくて、買いました。専用の工具を。

じゃーん。

ホットナイフです。

これで、プラスチック製のフタに穴を開けてみたので、そのレポートをしていきます。

※結論から言うと、そこまできれいには切れません!でも普通に使えますので問題はないです。

わたしが使っているホットナイフはこちら。

用意するもの

  • 使いたいフタ付き容器
  • ホットナイフ
  • カッティングマット
  • 古新聞など下に敷くもの
  • えんぴつ
  • 定規、コンパス等

今回は、ダイソーで購入したこちらのフタつきボックスを使用します。

キャンドゥにもほぼ同じサイズの商品がありました。多分セリアにもある。

B5ぐらいの大きさです。

プラスチックのフタに穴を開ける方法

【1】穴を開けたいところに印をつける

どこに穴を開けるか考えて、定規で計りながら印を打っていきます。
このときは油性ペンを使っていますが、えんぴつでも大丈夫です。

今回は5か所あけることにしました。

【2】穴の形を下書きする

薄くて見づらいですが、コンパスで直径2cmの円を書きました。

2021年8月追記:現在は直径3mにしています。

なお、穴の形はなんでもいいです。
円形だと下書きが簡単ですが、切るのが難しいです。
四角形だと下書きが面倒ですが、切るのは簡単です。

(だから、四角形にすればよかったと思いました)
(四角形にするときも2cm四方ぐらいのサイズ感がオススメ)

【3】ホットナイフで切る

ホットナイフは、プラグをコンセントに挿すことで通電し、熱くなります。

めちゃくちゃ熱くなるので、くれぐれも気を付けてください。

わたしはデザインナイフのように鉛筆持ちしたくなりますが、そんなことしたらエライことになるので、ぐっと我慢。

切るときは、カッターのように「ぎゅーっ」っとやらない。
無理に力を入れると刃が折れるようです(Amazonレビューに書いてあった)。

ゆっくりと、素材に押し込むような感じで力を入れると、プラスチックが溶けて「ぬるっ」と貫通します。

一度引き抜いて、場所をずらしながら繰り返すような感じで切っていきます。

【4】断面をならす

薄いプラスチックならもっときれいに切れるんでしょうけど、これぐらいしっかりしたプラスチックだと、どうしても断面がボコボコしてしまいます。
わたしが下手なだけの可能性もありますが。

でも大丈夫!

刃の側面を断面に押し当ててなでつけるようにすると、ボコボコの断面が少しなめらかになります。

完全にきれいというわけにはいかないけど、引っかからない程度にはなめらかにできます。

容器の使用時にはこの穴にスポンジを入れるので断面は見えませんし、見栄えの問題は気にしなくて大丈夫です。

これで完成。
いい感じ!

まとめ

↑さっそく使ってみました。チマサンチュの苗が入っています。

ホットナイフを使えば、プラスチックのフタでもなんとか穴をあけられます。

プラダンやスチレンボードで自作するほうが断然簡単だけど、見た目の良さ(統一感)ではやっぱり、容器とフタの色・形がそろっているほうが気持ちいい。

ホットナイフは1,000円程度で購入できますし、普通のカッターナイフで切れないようなプラスチックも切れちゃうので楽しいです。

わたしが使っているものは「はんだごて」としても使えるそう。
はんだづけというものをしたことが無いので全然わからないんですが、機会があれば使ってみようと思います。

めっちゃくちゃ熱いのでくれぐれも気を付けて使ってほしいですけど、使いこなせたらいろいろと活躍してくれそうですよ。