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春菊は冬に重宝する野菜。
しかもプランターでも水耕でもわりと簡単に育てられます。
2021年秋から冬にかけて、プランターと水耕栽培で育てたのでその様子を紹介します。
春菊にもさまざまな種類がある
一言に春菊と言っても実はいろいろと種類があり、葉の形から3つに分けることができます。
大葉種:葉の切込みが少ない
中葉種:葉の切込みがある
小葉種:葉の切込みが深い
小葉種のほうが味が強いようですが、一般に多く見られるのは中葉種のようです。
また、中葉種にも「株立ち型」と「株張り型」があるそう。
株立ち型は縦に茎を伸ばす形をしていて、下の葉から順にかきとり収穫ができるタイプ。
株張り型は小松菜や水菜と同じように株元から葉が出るのでかきとり収穫はしづらく一気に収穫するタイプ。
わたしが今回栽培したのはダイソーで購入した「作りやすい春菊」。
パッケージには「株張中葉」と記載されていました。
春菊のプランター栽培2021年10月17日~
プランター栽培では、幅65cm、深さ20cmぐらいのプランターを使いました。
種まきしたのが10月17日で、収穫は1月3日なので、2か月半ぐらいかかった感じですね。
寒いと時間がかかります。
でもこれぐらいの時期の栽培だと虫の心配がなくなるのがいいです。
たしか、種まきから本葉2~3枚ぐらいまでは防虫ネットをかけていましたが、その後は防虫ネット無しです。
春菊の水耕栽培2021年10月2日~
水耕栽培では、10月2日に種まきをしました。
バーミキュライトに種まきして、本葉が出てきたぐらいで定植。
収獲したのは11月28日だったので、2か月弱。
室内水耕栽培なので外より暖かく、成長も早かったと思います。
室内の水耕栽培ではスペースが限られているのでどうしても株間が狭くなりがち。
春菊は葉がギザギザしているため、株同士が絡みやすく、収穫は一気にしたほうがラクだと思います。同様に、水菜もかなり絡まります。
収穫した春菊の保存方法
春菊だけでなく葉物野菜全般ですが、湿らせたキッチンペーパーにくるんでおくと長持ちします。2週間ぐらい。
これはチンゲンサイですが、春菊でも同じです。
もちろん、スペースや生育状況に問題がなければ、食べる直前に収穫するのもアリです。
まとめ
春菊は買うと高いときもありますが、自宅で栽培すればかなり節約にもなると思います。
ダイソーの種でもたっぷり栽培できます。
また、プランターで栽培する場合は同じ科の作物を連作すると連作障害が出ることがありますが、春菊はキク科なので冬の葉物野菜を栽培する上では外せないメンバーです。
というのも、定番の「小松菜」と「水菜」は、いずれもアブラナ科なので、「小松菜を収穫したあとに同じ場所で水菜を育てる」というのはできないんですよね。
そういうときに、キク科である春菊やヒユ科であるほうれん草をローテーションに組み込むことで、連作障害を回避しつつ、つねに葉物野菜を栽培することができます。
春菊はプランターでも室内水耕栽培でも育てやすいことがわかったので、毎年の定番になりそうです。