昔からずっと興味はあったけど挑戦していなかった「味噌作り」に、今年はじめて挑戦しました。
無事お味噌が完成してホッとしましたので、味噌づくりについて記録しておきたいと思います。
先に言ってしまうと、来年は作らないと思います。ただ数年後にまた作りたくなるかもしれないし、そのときのために、未来のわたしに向けて、書いておきます。
味噌作りは冬におこない、3~6か月後に完成する
まず基礎知識として、味噌は、基本的には冬に仕込みます。べつに夏に仕込んでも良いみたいですが、夏は雑菌が繁殖しやすいでしょうから、素人ほど、素直に冬に仕込むのが良いと思います。
「来年は味噌作りをしてみたいなぁ」と思いながら、冬の時期にすっかり忘れて「あ~!今年も味噌作りのシーズンを逃してしまった~」みたいなことも多々ありました。
今年は幸運にも忘れずにいたので味噌作りに挑戦できたのでした。
また、「味噌」といっても、信州みそやら西京みそやらいろんな種類がありますが、材料の違いもあれば、熟成期間でも違ってきます。
このあたりの話が難しくて挑戦できなかったという経緯があります。今年はこの「味噌の種類よくわからん問題」もクリアできました。
乾燥米麹を使った味噌作り
家庭で味噌を作るには、自分で材料を揃えるか、市販のキットを使うか、もしくはワークショップなどに参加するか、といった選択肢があります。
わたしは、自分で材料を揃えるのが一番「自分でやった感」があると思っています。
そこで、わたしは「乾燥米麹」を使うことにしました。
見てください、これが乾燥米麹です。
パッケージに、基本的な配合を書いてくれています!
わーい!いきなり自己流とか怖すぎだし、ネットにあるレシピも、使用する材料が異なるとレシピ通りに作れないかもしれないし、パッケージに書かれているとおりに作るのが一番よ!
裏側には詳しい手順も。
江戸味噌の作り方が紹介されているので、素直に江戸味噌を作ることにしました。
何事も基本が大事。基本をマスターしてから応用する。守破離。
大豆は、いつも買っているこちらを使用しました。
楽しい作業です。
専用の容器や重石は無いのであるものを活用します。重石にしているのはお皿と、100均の砥石です。砥石、ありとあらゆる重石として使っている・・・。
こんな感じで、キッチンの一角に置きました(生活感)。
みその上にあるのはぬか床です。その上は塩麹。
仕込んだのが1月12日で、2月17日の様子がこちら(カビ、閲覧注意)。
密閉が甘かったのかよくわかりませんがカビが発生しました。
表面を厚めに取り除き、パストリーゼをふりかけました。(梅干し作りと同じ要領で対処してみました)
本当は塩を振るのが基本らしいですが。
7月17日、熟成期間を終えました。(カビ、閲覧注意)
また、カビが発生しています。
カビの部分は大きめに取り除き、大丈夫な部分を小さな保存容器に詰め替えました。冷蔵庫に保存したいので、大きい容器は邪魔だなと思って。
これを、わたしは冷凍庫で保存しています。味噌って凍らないですからね。
あと、わたし実はあんまり味噌汁が好きじゃなくて、味噌の消費ペースが遅めなんですよね・・・。
なので、冷凍庫で長期保存です。
味は、まあ普通においしかったです。雑な感想ですみません、ほんとに、味噌汁がべつに好きじゃない・・・。嫌いというわけでもないけど。
そういえばさきほどぬか床も登場していましたが、これもぬか漬け作りをやってみたかっただけで、ぬか漬けが好きというわけでもないので、今はもう作っていません。
ぬか漬けも味噌も、もう満足しました。
塩麹が大ヒットでした
味噌は一度作ったらもう満足ですが、塩麹は、実は何度も作りました。
塩麹って昔ブームになったとき、わたしはブームに乗りそこねたんですけど、今さらですけどおいしいですね。
魚でも肉でも、塩麹でなんかいい感じになる。家族からも好評です。
なので調子に乗って何度も作り、すっかり定番の調味料になってしまいました。
味噌はまた作るかわからないけど、塩麹はまた作るので乾燥米麹も常備することになりました。
塩麹は10日間ぐらいで完成するし、「なんか作りたい欲」を満たすのにも手軽でいいです。
おいしいし。味噌作りがメインのはずが、すっかり塩麹に魅了されてしまったわたしなのでした。