料理好き!というタイプではありませんが、パンだの梅干しなどなんだかんだ手作りしがちなわたし。
とうとう、カレーをスパイスから作るようになりました。
これが、もう本当に簡単で!!!
しかもおいしくて!!!!
わたしはもともとカレーが苦手で、というか多分、日本の、いわゆる洋食屋的な「カレーライス」が苦手だったようです。
ところがインド料理屋さん的なところで食べるカレーが本当においしくて、ナンも大好きで、年々カレーを食べることが増えてきました。
家でも、市販のルウを使ったカレーライスはそんなに好きじゃなくて、年々作らなくなりましたが、ここにきて、スパイスカレーを週1で作る生活になっています。
だって、本当においしいし簡単なので!!!
というわけで、今回はわたしがスパイスカレー作りにハマった経緯や、簡単に作るためのコツなどを紹介してみます。
カレーは、シンプルな材料・少ない行程で作れる
わたしが「こんなに簡単ならやってみようかな?」と思ったきっかけは、関西テレビの「ウラマヨ!」という番組でした。
9月4日の放送で、あの稲田俊輔(イナダシュンスケ)さんが出演されており、カレーの作り方が紹介されていました。
見てると、行程が少なく材料もシンプル。しかも、説明がめちゃくちゃわかりやすい。
それで、自分でも作ってみたくなりました。
わたし、ウラマヨは毎週予約してるので紹介されているレシピも見返すことができたのですが、調べるとレシピ本もあるんですよね。
「テレビで紹介されていたのはあくまでテレビ用で、レシピ本はもう少し本格的なのかな?」と思ったらとんでもない。
テレビよりもっと分かりやすかったのです!!
わたしは、料理特有の曖昧な表現が苦手で、「にんじん1本」とかも、「グラム表記してくださいーーー!!!」と発狂しそうになるんですが、稲田さんのレシピはグラム表記です。
加熱時間などの説明もすべて明確で、なにより、
仕上がり重量の目安が書かれているのがいい!!
同じ材料で作っても、煮詰め具合によって味ってかなり変わるじゃないですか。
レシピ通りに作って仕上がり重量もレシピ通りになれば、次からはいちいち測らなくても「これぐらいの感じになればOK」とわかるようになります。
もう、とにかくレシピ本がすごいので、ぜひ。
本当に素晴らしい本です。
ウラマヨの公式ページにもレシピが掲載されています。
でも、絶対い本を買ったほうがわかりやすいし楽しいです。ぜひ!!
スパイスからカレーを簡単に作るコツ
ここからは、何度か作ってみて思った、「スパイスカレーをより簡単に作るコツ」について紹介します。
玉ねぎはまとめて切って計量・冷凍しておく
玉ねぎは「基本のマサラ」に使うのですが、2人分あたり120gと決まっています。
わたしは4人分単位で作るので、毎回240g使うことになります。
なので、玉ねぎを買ったら、料理をするタイミングで一気にみじん切りにして、240gずつ計量して冷凍しています。
わたしは普段から、数日分の食材をまとめてカットする習性があるため、そのタイミングで玉ねぎも切っています。
玉ねぎは冷凍すると繊維が壊れて調理しやすくなるのもいいですよね。
トマト缶は計量して冷凍しておく
トマト缶も冷凍です。
トマトは4人分あたり120gです。
玉ねぎもトマトも、フリーザーバッグのSサイズに平たく入れて冷凍し、固まったら立てて収納しています。
ココナッツミルクも計量して冷凍しておく
ココナッツミルクは必ず使うわけではなく、レシピによっては使うもの。
しかも分量がレシピによってまちまちです。
そこで、とりあえず今は、20gごとに計量して冷凍する方法を実践しています。
こんな感じで、氷用の容器に20gずつ入れて冷凍です。
レシピ本では、60g、80g、100g、150gの4パターンありますが、いずれも4人分単位で作るとしたら倍量なので、20gのキューブを作っておけばすべてに対応できるかな、と。
スパイスはまとめて収納する
カレーに使用するスパイスは、わたしはカレー以外に使うことは無いので、カレー用のスパイスだけでまとめて収納しています。
今後、作るレシピが広がっていけばスパイスの種類も増えると思うので、今のところは自宅にあった空きケースに入れています。
あ、あと、ハウス食品のスパイスは上部にスパイス名が書かれていないので、自分で書いています。油性マジックで。
「基本のマサラ」と呼ばれる基本レシピではコリアンダーをすごく使うので、コリアンダーだけはまとめ買いしています。
スーパーで売っている小さな瓶のスパイスは、15gとかしか入っていなくて、コリアンダーは4人分で10g使うんですよね。
ほかのスパイスは2gとかなので、とりあえずは小瓶でいいかな。そのうち大きい袋で買いそうですが。
玉ねぎ加熱中にスパイスを小皿で測っておく
レシピ本では、フライパンごとキッチンスケールに乗せて計量するスタイルになっています。
加熱後のフライパンはもちろん鍋敷きを置いてから。
ただ、わたしは4人分ずつ作るため、フライパンも26cmサイズを使っていて、小さなキッチンスケールでは扱いにくいんですよね。
加熱前なら万が一フライパンがバランスを崩して落ちても問題ありませんが、熱々のフライパンでやらかすのはかなり怖い。
なので、わたしは玉ねぎを加熱している5分間で、小皿でスパイス類を計量しています。
スパイスと同じタイミングでトマトも入れますが、トマトはすでに計量してあるので、冷凍庫から出して放り込むだけでOKです。
鶏もも肉(カット済)と鯖缶は常備推奨
まだ経験が浅いので定番ぽいレシピしか作っていないのですが、やはりチキンカレーは一番の定番という感じがします。
レシピ本の中でも、カット済の鶏肉を使うといいとおすすめされていて、わたしも素直にカット済の鶏もも肉を買っています。
まあ、もちろんカットさてていないほうが安いし自分でカットすれば良いのですが、ラクできるところはラクすればいいですよね。
わたしは療養中の身ですので、無理せずカット肉。
最近は鍋も頻繁にするので、カット肉はなんぼあってもいいです。
すぐに使わない場合はとりあえず冷凍庫に入れています。
そして鯖缶。
わたしはもともと鯖があまり好きじゃないです。ポソポソするので……。
でも、トマトさえ合わせたらめっちゃおいしくなりますよね。
鯖カレーも、食べてみたらめっちゃおいしい。
缶詰ならかなり日持ちするので、気兼ねなくまとめ買いできるのもいい。
あとは、キーマカレー用にひき肉も常備したいけど、ひき肉って酸化というか、冷凍しててもそんなにもたないというか、味が飛ぶというか。
なので、わたしは常備はしていません。
合いびき肉が安いときに買って、キーマカレーを作る、ぐらいのノリでいいんじゃないかな、と。
カレーの沼の、入口です
テレビで見かけて「これなら作れそう!」と軽い気持ちで始めたカレー作り。
やってみると本当に簡単で、そして本当においしい。
簡単でおいしいと、意欲が出てくるもので、「少しだけ手間をかけたらどんなものが作れるのかな?」と考え始めてしまいます。
とりあえず、「コリアンダーを栽培してみようかな?」とかは考えましたが、めっちゃ大変なので保留です。
(コリアンダーって、パクチーのことなんですけど、パクチーを育てて、種を採種して、それを粉末にするという大変な手間がかかります)
カレーリーフの栽培は検討中です。
ホールスパイスをゴリゴリとすりつぶす器具もほしいですが、絶対そんな使わないと思うので保留しています(でも魔女っぽくていいですよね、やっぱほしいな)。
スパイスカレー作りにハマる人の気持ち、わかる……。
とはいえわたしは物覚えが恐ろしく悪いため、何十種類ものスパイスを収集して使いこなすとかにはならないと思います。多分。
多分ね。