『ポートフォリオ型キャリアの作り方』を読んで、行き当たりばったりの複業スタイルをそろそろ真面目に整えたくなった

読書レポート

最近、いろんな仕事をしています。

というか10年くらい前から、収入の柱は複数あったほうがいいと思って、いろんなことに手を出してきました。

13年前にWebライターになったあと、自分でもブログを作って、アフィリエイト収入も(ほんのちょっぴりだけど)得てみたり。

9年前からは講師の仕事もさせてもらえるようになり、はじめは依頼を受けていただけだったけど、自分でも主催するようにもなりました。

ライターだけでなく、編集やディレクションの仕事もしてみたり。

noteで有料記事や有料マガジンを売ってみたり。

趣味の水耕栽培や編み物に関するミニサイトも作っていて、そちらでも(ほんのちょっぴりの)アフィリエイト収入があります。

それから、イベント運営のお手伝いというのもしています。今のところ友人の手伝いしかしてないけど。当日のお手伝いだけでなく企画や会場手配、備品準備、申込みフォームの作成や集客サポートなどまるっとできます。

昨年からは日本酒サロンでも働いています。月1回だけだけど、店主の堀香織さんの代わりに1人で営業しています(店をまるっと任せてくれる堀さんもすごい)。

ほかにも表で言ってない仕事もしていたりして、わたしはとにかくいろんなことをしてるんですよね。

まさに複業。

ただ、行き当たりばったりでやってきているから、なんかもったいない感じもする。無駄な動きが多いというか、見せ方がうまくいってないとか。戦略が足りていない。

もっと、自分にできることをしっかり棚卸しして、得意なことをうまく掛け合わせることで、もっと面白い働き方ができる気がする。

ということを、『ポートフォリオ型キャリアの作り方』を読んで、思いました。

著者の染谷昌利さんは、わたしの書籍の監修もしてくださって超お世話になった方で、この本以外にも複業に関する本を出版されてます。

この本は染谷さんから送っていただき(ありがとうございます!)読んだのですが、良い意味で思っていたのと違う内容でした。

もっと、概論というか、全体的な話が多いのかなというイメージだったんですけど、読んでみると、めちゃくちゃ実践的・具体的な内容だった。

ポートフォリオ型キャリアを構築するために、自分にできることを棚卸ししてそれを整理する。だけでなく、それをどう見せていくのか、どう仕事につなげていくのか、みたいなのが全部書いてある。

なんならライティングやマーケティングの話もかなり盛り込まれているので、情報量がとにかくすごい。

全部書いてありすぎて「ウッ……ここまで教えてもらったからには実践しなければならない……」とプレッシャーで苦しくなるほど。

苦しい。読んだからには実践しないともったいないけど、実践するのもけっこう頭を使わないといけないし大変だ。ワークショップとかやってほしい。1人で全部やるのは時間がかかりそう。

でも、取り組んでみたらきっと、とっ散らかっているわたしのキャリアが、もっとシュッとして、もっと面白い働き方がしていける気がする。

ちょっと分厚い本なので見た目も「ウッ」とくるかもしれないけど、まずは目次を読むだけでもおもしろいと思います。それで、気になるところを読んでいくとか。おすすめです。

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