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子どものころから枝豆が大好きで、いくらでも食べられるほど愛しています。
でも、枝豆栽培はしたことがありませんでした。
というか、昔なにかで栽培キットをもらったことがあったけど、うまく育てられなかったんですよね・・・。
今年は水耕栽培にドはまりしたせいで「あれもこれも育ててみたい!」という状態になったため、枝豆にも挑戦することにしました。
と言っても、栽培を始めたのは8月終わり。
枝豆のシーズンではありません。
枝豆の栽培時期が過ぎたからあきらめようとしていたのですが、「やっぱりやりたい!失敗してもいいから挑戦だけでもしたい!」と思って、実践することにしたのです。
枝豆を水耕栽培で育てる流れ
まず水耕栽培についてですが、わたしは以下の流れで栽培しています。
- バーミキュライトに種まき
- 根が伸びてきたら根元をスポンジでくるんで装置に固定し培養液で育苗
- 本葉が2~3枚になったらゆとりのある大きさの容器に定植
水耕栽培装置についてはこういったものを使用しています。
以上が基本のやり方になりますが、今回は枝豆の収穫量を上げるための「土中緑化」「断根・摘芯」というものをやってみました。
では、実際に流れを紹介しますね。
種まきから土中緑化・断根・摘芯
枝豆など豆類は、種が土中で腐ってしまうことが多いそうです。
だから、バーミキュライトをひたひたにするのではなく、いつもより水は少なめを意識したほうが良さそうです。
今回は100均のプラスチックカップにバーミキュライトを入れ、種を4粒まきました。
種まきしてから、「土中緑化」なるものをやってみようと思いつき。
土中緑化とは、発根した状態の枝豆を日光に晒し、緑色にさせることです。
普通は土の中にありますから日光が当たらず白いままなのですが、緑化させることで収穫量が上がるのだとか。
表面のバーミキュライトを取り除き、日光に1日晒します。
緑化したらまたバーミキュライトを戻し、成長を待ちます。
葉が伸びてきたら、次は「断根」と「摘芯」です。
これは、徒長しています。
9月8日。4粒まいたうち3つがここまで成長してくれたので、この3つを育てていきます。
下の画像のように、子葉の上と、根っこをカットします。
子葉の上をカットするのが「摘芯」、根っこをカットするのが「断根」と呼ばれるものです。
カットしたら、またバーミキュライトに挿し、再び根が伸びてくるのを待ちます。
定植から収穫・撤収
9月13日。葉が伸びてきました。
根が伸びているのもわかりますね。
透明のケースを使うと、このように根の状態が確認しやすいですよ。
さて、これを水耕栽培装置に定植していきます。
今回は、ペットボトル容器と、ジェリーボールを使ってみました。
一番左がペットボトル容器で、真ん中と右端はジェリーボールに挿しています。
このような栽培方法を実践している人はほぼいないので多分ちゃんと育たないのだろうとは思いますが、やってみたかったので。
なんでも実験です。
見た目は断然かわいいし、これで少しでも育ってくれたらいいんだけど。
しかし、10月2日の様子がこちらです。
全然違う!!
こりゃダメだ、ダメすぎる。
ひとつは枯れかけてきたので栽培はここまで。
もうひとつはペットボトル容器に移植して育てることにしました。
10月15日の様子。
わかりますか?
小さなサヤができています!
いつのまに花が咲いたんだろ?
枝豆栽培の経験がないもので知らなかったのですが、枝豆(大豆)の花ってめっちゃ小さいんですね。
ご覧のとおり、「枝」というよりは「ツル」状態です。
気温が下がってきたうえに屋内で光量も少ないので、ヒョロヒョロと頼りなく育っています。
こんな過酷な環境でも、ちゃんと花を咲かせてエライ。
さらに日は過ぎて、11月12日。
ふくらんだサヤがあちこちにあるのと、葉が黄色っぽくなってきているので、収穫することにしました。
8月26日に種まきした枝豆、4つまいて4つ発芽、最終的には2株が収穫までこぎつけました。
が、2株でたったの9サヤ!
寂しい。。。
実もこぶりです。
仕方ありません。
こんな時期はずれに栽培して、収穫できただけで十分ですよね。
枝豆は鮮度が大事なので、収穫してすぐに塩ゆでしていただきました。
中身、ちゃんと入っています。
味もしっかりしていて、おいしかったですよ。
枝豆栽培はやっぱり春まき!そして屋外!
枝豆の水耕栽培をどうしてもやりたくて時期はずれの栽培になりましたが、なんとか成功?してよかったです。
でもやっぱり、枝豆は夏ですね!
来年はちゃんと、春に種まきして夏に収穫したいです。
あと枝豆は、気温が高い場所なおかつ強い日差しが必要なんだろうなと思うので、屋外で栽培しようと思います。
光量だけで言うと、夏は太陽の位置が高い分、屋内に入る日光が少ないんですよね。
豆類は鳥に食われないか心配ですが、ネットをかけたりして屋外栽培に挑戦するつもりです。
そして、めざせ大量収穫!