自信がない人は雇用形態・職業を言い、自信がある人は仕事内容を言う

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わたしはwebライター向けのオンラインサロンを運営していることもあって、

「これまでどんなお仕事をされてきたんですか?」

と聞くことが多いです。

でも、この質問に対する答え方って人によって違うんです。

それは雇用形態・職業で答えるか仕事内容で答えるか、の違いです。

雇用形態・職業で答える人、仕事内容で答える人

「どんな仕事をされてきたんですか?」のほかにも「今、何の仕事をされているんですか?」と聞いたときでも同じ。

答え方は人それぞれこのように違います。

「正社員です」「自営業です」

など、雇用形態もしくはいわゆる「職業欄」に書くような職業で答える人。

「エンジニアをしていました」「ケーキを作っています」

など、仕事内容で答える人。

会社員でエンジニアもいれば、フリーランスのエンジニアもいる。たぶんパートタイマーもいる。

アルバイトでケーキ屋さんの人もいれば、ケーキ屋さんを自分で経営している人もいる。

わたしが興味あるのは仕事内容の方なので、

「どうして雇用形態とか職業で答える人がいるんだろう?」

と謎でした。

雇用形態や職業で答える人は自分に自信が無い!

はじめのうちは、

「雇用形態で答える人は雇用形態に重きを置いている人で、仕事内容で答える人は仕事内容に重きを置いている人なのかな」

と考えていました。

たとえば「就職氷河期を切り抜けて大企業に就職したから、無意識のうちについ『会社員』と答えている」とか、

「ケーキ屋さんになるのが子供のころからの夢だったから、無意識のうちに『ケーキを作っている』と答えている」とか。

でもそうじゃないんですよ。

雇用形態で答える人の中には、

「派遣しかしたことがなくて」とか

「しがないアルバイトなんです」とか

そんな答え方をする人が少なくありません。

ということは、

雇用形態・職業で答える人→自分に自信がない人

仕事内容で答える人→自分に自信がある人

なのではないかなぁと思い始めたのであります。

自信は「誇り」と言ってもいい

自信というか、「自分はこの仕事が好き!」という純粋な好きという感情だったり、その仕事に対する誇りみたいなのを感じるんですよね、仕事内容で答える人には。

雇用形態や職業で答える人には、仕事内容に対する誇りはあまり感じられない。

そういう意味では、士業って強い気がする。

雇われだろうが独立開業していようが、「弁護士です」「税理士です」って言うもんね。ただ単に言いやすいからってだけじゃないと思う。

あと、「師」の方も。看護師とか美容師、教師。こっちも仕事内容で言うよね。

あ、でも教師は、場面によっては「公務員です」って言うか。飲み屋とかでは教師って言いづらいのか、公務員って言う人が多い気がする!

仕事内容を言えるようになろう

オンラインサロンの個別相談で過去の経歴を聞くのは、「webライティングに役立つ経験があるか」を知りたいからです。

雇用形態や職業だけでは、ほとんど何も分からないです。

具体的にどんなjob(ジョブ)に就いていたのかを知りたい。「フツーの事務職です」って言う人も多いけど、事務職だって業種や会社の規模によっても全然違うじゃないですか。

何より、自分がしている仕事、自分がしてきた仕事に対して誇りをもってほしい。

たとえコンビニのアルバイトでも、コンビニバイトをしたことない人が知らないことをいっぱい知っているはず。

(あと、コンビニって仕事内容が幅広いから、まじめに取り組んでたらいろんなスキルが身に付くはず)

過去の仕事に誇りを持てなかったとしても、これから始める仕事に対しては誇りや自信を持てるようになってほしいな。

そして、「どんな仕事をしているんですか?」と聞かれたら、自信をもって仕事内容を答えられるようになってほしいと思っています。