フリーランスのWebライターとして生計を立てるのは、さほど難しいことではないと思っています。
パソコンがそれなりに使えて、メールやFacebookで人に読んでもらえる文章が書けているなら、最低条件はクリアしていると言っても過言ではありません。
ただそれでも、うまくいかない人の方が多いのが事実。
わたしは、ライター経験が無い状態でクラウドソーシングのランサーズに登録しました。
その4か月後には生計が立てられるレベルの収入を得られるようになり、8か月後には30万円以上コンスタントに稼げるようになり、昨年には50万円以上にまで月収が増えました。
わたしに特別な才能があるわけではありません。でも、目の前の壁をその都度乗り越えてきたからこそ、今があると思っています。
そんなわたしからは、挫折していく人というのは3つの壁によって成長を阻まれているように見えてるんですよね。
というわけで、フリーランスのWebライターを目指す人に立ちはだかる3つの壁と、それを乗り越える方法を紹介してみます。
入門者に立ちはだかる壁:やるか・やらないか
入口に突っ立って、「どうしよう」「怖い」と悩んでいる人に向けていつも言うのは「やるか・やらないか!」。
やればある程度の収入は得られる。やらなければゼロのまま。
「ある程度の収入」というのは人によって違うけれど、ゼロってことはまずありえない。
「アルバイトした方が稼げるのでは?」みたいな疑問を持つのは自然なことで、実際、はじめのうちはアルバイトの方が稼げます。
だって、実績のないフリーライターにまわってくる仕事なんて安いものばかりだから。
これは、アルバイトや正社員といった「雇用される働き方」との大きな違いですね。
でもね、専業主婦だったり、会社をやめた人だったり、とにかく今がゼロなら、挑戦してみる価値はあるんじゃないかな~って思います。
悩んでる時間がもったいないから、やってみよう!
クラウドソーシングサービスに登録するのは無料。
気になるメディアに営業メールを送るのも無料。
お金を要求してくる人は詐欺師。(重要)
何も、怖いことはありません。
あとね。期待しすぎないことも大事です。わたしが低単価でも続けられたのは、期待してなかったからなんですよ。
「月3千円でも収入が増えたら全然違うしな~」ってぐらいハードルが低かったので続けられたんだと思っています。
初級者に立ちはだかる壁:何をやるべきか
「よし、やってみよう!」とランサーズに登録してみたり、Webライターについて調べていたり、アクションを起こせた人は、1つ目の壁を越えたということになります。おめでとう!
でもすぐに、2つ目の壁にぶつかります。
「で、何をすればいいの?」
どうやって仕事を進めればいいのか。高単価っていくらなの? 低単価っていくらなの?
とにかくできそうなことにチャレンジすればいいと思うんです。
ただ今は、わたしを含めブログ等で情報を発信している人もたくさんいるから、情報収集しながら効率よく進めることも可能です。
どんな仕事も、始めたばかりのころは分からないことだらけですよね。
ましてやフリーだと上司がいるわけでもないので、自分で勉強しなければなりません。
クラウドソーシングを使うなら、まずは登録したサイトの「ご利用ガイド」的なページをしっかり読むこと。
さらに情報を得たいなら実践している人のブログ等も読んでみること。
でも、いつまでも情報収集しているだけじゃ何も変わらないし、ちゃんと手を動かすということを忘れないでくださいね。
中級者に立ちはだかる壁:マンネリ・成長の鈍化
わたしは、月収30万円を超えたあたりで成長が鈍化しました。
満足しちゃったんですね。いや、別に30万円あれば御の字なんですけど。
でも、いつまでもその月収が続く保証はありません。というか、無理だと思います。
しばらくは安定して稼げていても、スキルアップを怠った人は稼げなくなっていくはず。
って言うと大変そうに聞こえるかもしれないけど、ちゃんと「いい仕事をしよう」という気持ちを持っていれば、自然と勉強できると思います。
たとえば芸能系の記事を書いているなら芸能ニュースはつねに見るだろうし、「より読まれやすい記事を書きたい」という思いがあれば、日本語を勉強しなおしたり。
わたし自身、一時期はマンネリを感じて大して勉強しない期間を過ごしてしまったんですが、本当にもったいないことをしたと思っています。
でもこの壁を乗り越える、つまりスキルアップのための勉強をしてみたら、さらに成長できるはず。
成長の鈍化がどの時点で来るかはわからないし、多分何度でも来ると思うけど、そのたびに壁を越え続けている人が、長く活躍できるんだろうな~と考えています。
「別に、そこまで稼がなくていいし」と思っている人も、成長をやめた時点から退化が始まり、収入も減っていくと思った方がいいですよん。
まとめ:生涯学習という言葉を胸に刻もう
はっきり言って、フリーランスとか、Webライターとかに限った話ではありません。
ほかの職種でも、会社員でも、こういった壁にぶつかることはあります。
やるか・やらないかで迷って「やらない」方ばかりを選択してしまう。
何をすればいいのかわからないまま立ち尽くしてしまう。
成長が止まっても対処しない(or気づかない)。
でも、時代の変化は早い。
今ある仕事がなくなって、新しい仕事がどんどん出てくる中で、逃げるだけ・立ち尽くすだけではダメだと思うんです。
挑戦する、能動的に情報をとりにいく、つねに勉強する。
生涯学習という言葉があるけれど、そういう姿勢で仕事に取り組むことが大事なんじゃないかな。
仕事が好き! って人は少ない。
でも、だからこそ、ちゃんと仕事に真摯に取り組んで、ちゃんと収入を得ないと、仕事だけの人生になっちゃうんじゃないかなーなんて考えているのであります。