滋賀県の琵琶湖の周りには、JR「琵琶湖線」「北陸本線」「湖西線」が走っているのですが、これらを乗り継いで、琵琶湖一周の旅ができます。
しかも、改札を出なければ、たった200円で琵琶湖一周できてしまうっていう。
すごくないですか!?!?
「大回り乗車」と呼ばれるやり方らしいですが、ルールは理解しておく必要があります。
2019年12月に実際にやってきたので、その記録と、大回り乗車のルールをまとめておきます。
琵琶湖環状線、大回り乗車のルール
大回り乗車の基本ルールは以下の通り。
- ひと駅分の区間を、逆方向の電車で大回りに乗る
- 同じ駅を2回通過してはいけない
- 途中で改札を出ない
たとえば、こんなふうに乗ります。
- 大津駅から琵琶湖線に乗り米原駅まで行く
- 米原駅から北陸本線に乗り近江塩津駅まで行く
- 近江塩津駅から湖西線に乗り山科駅まで行き、改札を出る
このように乗ると、かかる費用は「大津・山科間」のひと駅分だけ。
190円です。
大津駅から乗って大津駅で降りるのはNG。
近江塩津を超えて敦賀まで行って戻るのもNG(近江塩津駅を2回通ってしまうので)。
という感じです。
京都在住のわたしが琵琶湖環状線の大回り乗車にチャレンジ!
12月初旬、琵琶湖一周にチャレンジしてきました。
わたしは京都在住なのでまずは京都駅を目指します。
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ホームの立ち食いそばで朝ごはん。
(なお、人生初の立ち食い)
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そして、琵琶湖一周のスタート地点は大津駅にしたので、大津駅に行き、一度改札を出ます。
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本日1つ目の平和堂。
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なお、熱心に数えたわけではありませんが、この日1日で11個の平和堂を見つけることができました!
大津駅から米原駅へ
さて、ここからが一周スタートです!
大津駅の改札を入ります。
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乗車するのは、日ごろから乗り慣れた新快速でもいいですが、快速や普通に乗るとゆっくりできます。
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ただ琵琶湖線は、琵琶湖が見えるポイントが少なく、山とか田んぼの景色が多い。
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大津駅から一気に近江塩津に行く電車もあるのですが、駅弁を買うために米原駅で下車しました。
米原で駅弁を購入し、近江塩津駅へ
米原駅、人が多い・・・!
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新幹線の駅もあるので、やっぱり人が多いですね。
ただ駅自体はすごく小さくて、お店も小さい売店があるぐらい。
カフェとかも作ればいいのに。
さて、駅弁を購入します。
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ここで駅弁を買う人が多いようで、けっこう混雑していました。
駅弁を買ったら、今度は近江塩津へ。
米原駅で車両の切り離しがあったりするので、乗車位置を間違えないよう!!
そして、電車の本数もかなり少なくなるので、事前に時間を調べておきましょう!!
北陸本線は、山が近くて紅葉がきれいでした。
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近江塩津駅から湖西線で京都駅前へ
近江塩津駅。こぢんまりしている。。
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ここから、湖西線に乗ります。
湖西線も、本数がかなり少なく新快速は1時間に1本なので気を付けてください。
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で、お昼ごはん!
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滋賀県の名物がそろったお弁当を選びました。
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「琵琶湖を見る」という意味では、やっぱり琵琶湖線より湖西線です!
琵琶湖が近い~
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お弁当食べて、琵琶湖を眺めて、贅沢な時間が過ごせました。
そして、琵琶湖一周としては山科が最終地点となりますが、わたしは京都駅で降りたほうが帰りやすいので、一気に京都駅まで。
乗車区間としては大津-京都間なので、運賃は200円。
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改札を通って金額を見た瞬間、「本当に200円でいけた!!」とうれしくなりました。
琵琶湖一周の感想、所要時間等まとめ
琵琶湖一周にかかった時間は、以下のとおり。
- 京都~大津 9分間
- 大津~米原 43分間
- 米原~近江塩津 33分間
- 近江塩津~京都 1時間18分間
合計 約4時間弱
乗り換えの待ち時間にもよりますが、3~4時間あれば十分です。
かかった費用は以下の通り。
- 京都から大津 200円
- 大津から琵琶湖一周して京都 200円
- 立ち食いそば 360円
- 駅弁 1,150円
合計 1,910円
約2,000円でこれだけ楽しめるんですよ!!
もちろん、朝ごはんは家絵食べて、自分でお弁当作って持っていけば食事代は不要。
交通費のみなら激安です。
普段、JR新快速というと大阪や神戸に行くときしか乗らないので座席の争奪戦に消耗しがちですが、滋賀県方面ならそんなことはありません。
基本座れるので安心ですし、なにより景色がきれいなので最高に癒されます。
まあ、そもそも電車の運賃ってそこまで高いものでもないので、もっと時間があるときや、行きたい場所があるときには、普通に気になる駅で下車して観光をはさんだりしつつ、1日かけて琵琶湖一周するのも面白いかも。
ただ琵琶湖をずっと見たい人にとっては、電車だと意外と琵琶湖が見えないので、車や自転車で一周したほうがいいと思います。
自転車は嫌なので、車で一周がしてみたい。