本記事は、noteで有料販売していた記事をブログに移植したものです。
2019年2月13日 09:00
ライターは原稿を書くのが仕事かもしれませんが、テキスト以外の表現も選択肢としてもっておかないと、厳しいと思っています。
Webの記事は特に、ほとんどが無料で提供され、最後まで読んでもらえるわけではありません。
そもそも読ませるのではなく、「SEOに強い記事を書いて上位表示させて、広告0213バナーを踏ませて商品購入してもらう」のが目的の仕事だってあるわけです。
「読ませる」なんて、傲慢すぎる、と思います。
で、そういう中で、読ませるというか何かを「伝える」「分かってもらう」必要がある場合、
(たとえば「最終的には商品購入してほしいけど、商品を購入しようと決意してもらうためにこういうことを説明してわかってもらわないといけない」とか)
テキスト以外の選択肢が見えているか?
ということを、考えておきたいのです。
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雑誌の誌面をイメージしてみましょう。
文字だけじゃないですよね。写真や図解が載っていたり、文字も色や大きさ、フォントが工夫されて、メリハリがあってわかりやすいですよね。
パッと見てどんなことが書かれているのかわかるし、小さい文字のところはじっくり読みたい人だけが読めばいいって感じ。
Webの記事も同じ。
しかもWebの場合、雑誌と違って文字数制限がありません。
必要であればページ数(というかページの長さ)が増えてもいいし、逆にめっちゃ少なくても問題ない。
なにより、Webの場合は「音声」や「動画」も使える!!
画像だけ使っていた時代(めっちゃつい最近までですけど)は雑誌を参考にすればよかったけど、動画や音声も使えるようになってきた今は、Webならではのコンテンツ作りをいろいろ試していかないといけないなぁと思っています。
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動画とまでいかなくても、それ以前の問題というか、ほんとに「文章のみ」で原稿を書くライターさんって少なくないというか・・・。
まあわたしも基本、文章を書くだけなんですけど。
文章以外にも、こういう選択肢がありますよね。
・表
・箇条書き
・四角で囲う、絵文字を入れるなどの装飾
・写真
・図解
・動画
表も、Excelで作った表をスクショした画像を掲載してるメディアをいまだに見ますが、ちゃんと表として入れておかないとGoogleには表として認識してもらえないし、目が見えない人にも表を読んでもらえません。
※視覚障害者の人口は約160万人と言われています
テーブルタグの打ち方が分からない人でも、Excelで表を作れるならここで一発変換できます。
http://styleme.jp/tool/xls2html/
(わたしも自分で打つのは苦手なのでこれ使ってる)
四角で囲うなどの装飾については、WordPress入稿であればショートコードが使えるケースが多いと思います。まあWord納品の場合は関係ないかもしれないけど、クライアントへ編集の提案をするという意味で、Wordの原稿を装飾して提出してもいいと思います。
あと図解についてですが、簡単なグラフがあるだけでも、文字だけで説明するよりだいぶわかりやすくなるので、積極的に入れるといいですね。
Windowsならペイントとかで作ればいいですし。
個人的にはCanvaか、スマホで作るならPhontoが便利です。
動画についてはわたしも滅多に使うことがないですが、今後少しずつ、増やしていかないとなーと思っています・・・。
面倒臭いですけどね・・・。
べつにユーチューバーになれということではなく、あとレシピ動画みたいなものを作れという話でもありません。
そういう手の込んだ動画があったほうがいいと思うなら、自分でできなくてもクライアントに提案すればいいです。
もし作ってほしいと言われたら、動画作成費は交渉してきちんともらいましょうね。
ライターが気軽に作れる動画としては、わたしの場合だと家電のレビュー記事で、その家電が動いている様子を撮ったものとかですね。
こういうのは15秒とかの短い動画でいいし、ラク。
無駄に長くても読み込みに時間がかかりますからね・・・。
(なんて話も5Gが出たらどうでもよくなるんだろうか?)
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と、伝える手段としては、文章以外にもいろいろあって、伝えたい内容によって、適切なものを選択していかなければならないなぁと考えています。
もちろん仕事が増えるならその分の費用は請求してもいいと思いますし、堂々と交渉してみてください。
選択肢さえ持っておけば、盲目的になんでもかんでも文章で表現して読者に「げっ」と思われて離脱されることも減ると思いますよ。